座っている時には背が高く見えるが、立つと背が低い人
子供の頃の身体測定の項目といえば、身長・体重・胸囲・座高の4つ。
このうち座高の検査は「意味がない」ということで今年度から廃止になったそうです。
言われてみれば、たしかに何の意味があるのかよくわからないですね。
ところで、ドイツ語には思わずこの座高検査を連想してしまうような、こんな単語があるのだとか。
Sitzriese
A person who appears tall when they are sitting, but short when they stand; a person who is long-waisted.
「Wiktionary」
Sitzriese は「座っている時には背が高く見えるが、立つと背が低い人」の意味。
日本語にも「胴◯」や「◯足」のような単語はありますが、この Sitzriese は単に胴が長い、足が短いということではなく、座っているときには背が高く見えるという二面性がポイント。
そんな複雑なことをたった一語で表してしまう単語があるなんてすごい!
。。。とはいえ、座高検査と同じくらい何のためにあるのかわからない単語でもあります。
果たしてこの単語を悪口以外の文脈で使うことはあるのでしょうか?
小説の人物描写などでひょこっと使われていたりしたら面白いだろうなあ、などと思わず想像してしまいます。