しとしと、ぱらぱら、ざあざあ

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日本語には「しとしと」「ぱらぱら」「ざあざあ」など、雨の降り方を表す様々なオノマトペがあります。

このようなニュアンスを英語で伝えたい!と思ったときには、いったいどのようにしたらよいのでしょう?

そんなときにできる方法の一つは rain 以外の動詞を使うこと。

いくつかの例を見てみましょう。

drizzle

when it is drizzling, it is raining lightly

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

drizzle は「しとしと降る」の意味。

日本語の「霧雨」に近い表現です。

 

sprinkle

if it sprinkles, it rains lightly

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

sprinkle は「ぱらぱら降る」の意味。

雨の降り始めに使える表現です。

 

pour

when rain pours down or when it’s pouring (with) rain, rain is falling heavily

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

pour は「ざあざあ降る」の意味。

日本語の「どしゃぶり」に近い表現です。

 

bucket down

(British English, informal) to rain heavily

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

bucket down は「バケツをひっくり返したように降る」の意味。

日本語でも同じような表現をすることがありますが、起源は英語なのでしょうか?

 

以上、今回は「雨が降る」を意味する rain 以外の動詞をいくつか紹介してみました。

日本語ネイティブの私たちは、雨の降り方を表現するときに「rain+副詞」という発想をしてしまいがち。動詞を使い分けるというのは案外盲点になっているような気もします。

時にはこういった動詞を使って表現の幅を広げてみたいものですね。

 
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