フィンランド語学習記 vol.415 − その時が来ればいつも

フィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi 2』に次のような表現が出てきました。

Luennot ovat iltaisin, retket lauantaisin ja sunnuntaisin.
(講義は毎晩、遠足は毎週土曜日・日曜日にあります。)
*luento(講義)、retki(遠足)

「晩」を意味する ilta、「土曜日」を意味する lauantai、「日曜日」を意味する sunnuntai に[-isin / -sin]という語尾が付いているのがわかるでしょうか。

ilta(晩) iltaisin(毎晩)
lauantai(土曜日) lauantaisin(毎週土曜日に)
sunnuntai(日曜日) sunnutaisin(毎週日曜日に)

 

この[-isin]は「毎」を意味する接尾辞。

*lauantai, sunnuntai のようにもともと[i]で終わっている単語には[-sin]を付けます。

テキストには他に次のような例が出ていました。

päivä(昼) päivisin(昼はいつも)
yö(夜) öisin(毎夜)
kesä(夏) kesäisin(毎年夏に)
syksy(秋) syksyisin(毎年秋に)
talvi(冬) talvisin(毎年冬に)
kevät(春) keväisin(毎年春に)
maanantai(月曜日) maanantaisin(毎週月曜日に)
arki(平日) arkisin(平日はいつも)
pyhä(祝日) pyhäisin(祝日はいつも)

 

ちょっと困ってしまうのは[-isi]という形を見ると、つい条件法を連想してしまうということ。

【参考】フィンランド語学習記 vol.354 − 条件法の使い方(1)

あちらは動詞、こちらは名詞なのでよく考えればわかるはずですが、いつも考えている訳にはいかないので、ぱっと見てわかるように慣れていきたいと思います。