小寒、大寒

photo credit: Markus Trienke Misty Morning via photopin (license)
関東は昨日あたりからまたぐっと寒くなってきました。
出勤時の朝の空気がずいぶんと冷たく感じます。
調べてみると、今頃は二十四節気で「小寒」と呼ばれている時期に当たるようです。
しょうかん【小寒】
二十四(節)気の一。陽暦一月六日ごろ。この日 寒(カン)に入り、寒さがきびしさを加える。〔「寒の入り」から「明け」までの三十日間の前半をも指す〕
「新明解国語辞典 第七版」
偶然かもしれませんが、今年は本当にこのとおり気温が推移しているなあという印象。
こういう表現を持つ日本語の豊かさには感服してしまいます。
なお「小寒」が終われば、次にやってくるのは「大寒」。
だいかん【大寒】
二十四(節)気の一。陽暦一月二十日ごろ。一年じゅうで最も寒さの厳しい十五日間。〔小寒の次、立春の前〕
「新明解国語辞典 第七版」
春はまだ先のようですが、暦の上の春(立春)は二月四日頃ですので、残り一か月を切りました。
何事も始まってしまえば、そこからはあっという間に時が過ぎ去っていきます。
寒の三十日を日々味わいつつ、春を楽しみに待ちたいと思います。
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