運の良い人、悪い人

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うん【運】
物事を成就させるか成就させないかの(命が全うされるか全うされないかの)、巡り合せ。
…「新明解国語辞典 第七版」
例えば、電車に乗ろうとしてホームに下りたら、ちょうど電車が出ていった。
そんなときに「運が悪いなあ」と思う人もいれば、何も思わない人もいるでしょう。
あるいは、電車に乗ろうとしてホームに下りたら、ちょうど電車が入ってきた。
そんなときに「運が良いなあ」と思う人もいれば、何も思わない人もいるでしょう。
思うに運の悪い人というのは、ちょうど電車が入ってきたときには何も思わないのに、電車が出ていったときには運が悪いということを「意識」する人。
一方、運の良い人というのは、ちょうど電車が出ていったときには何も思わないのに、電車が入ってきたときには運が良いということを「意識」する人なのではないでしょうか。
運の良し悪しというのは、単にそんなちょっとした意識の問題なのかもしれません。
なお自分自身はどちらのタイプでもなく、ちょうど電車が出ていったときには「運を貯めることができた」、ちょうど電車が入ってきたときには「運を使ってしまった」と思うような人間です。
要はマイナスのことをプラスに、プラスのことをマイナスに解釈するという天の邪鬼な思考。ただ根底にあるのは「人間の運というのは一定のものだ」という考えです。
運の感じ方というのは、おそらく本当に人それぞれ。みなさんは普段どのように自分の運を意識して過ごしていますか?
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