語形変化を間違えやすい不規則動詞
write – wrote – written のような不規則変化を伴う英語の動詞には「日常よく使う単語である」という共通点があります。
それだけに最初は覚えるのが大変でも、ある程度学習を進めるうちに自然に身に付いたという人も多いのではないでしょうか。
それでも数ある不規則動詞の中には盲点に入ってしまっているものもあるはず。
今回は上級者でも語形変化を間違えやすいのではないかと思う不規則動詞を独断で4つ選んでみました。
- hide(隠す)
- sow(種をまく)
- flee(逃げる)
- wake(目が覚める)
もしよければ、続きを読む前にそれぞれの過去形・過去分詞を思い浮かべてみてください。
。。。
それでは順番に見ていきましょう。
hide(隠す)
hide – hid – hidden
過去形で[-e]が落ちるというのは、ありそうでないタイプ。
同じ型には bite – bit – bitten もあります。
sow(種をまく)
sow – sowed – sown(sowed)
過去形は規則的な[-ed]なのに、過去分詞は不規則な[-n]。
同じ型には show – showed – shown もあります。
flee(逃げる)
flee – fled – fled
[-ed]の前の[e]が一つ抜け落ちてしまいました。
なお agree – agreed – agreed の例もあるので、語尾が[-ee]なら[e]が一つ落ちるとは言い切れません。
wake(目が覚める)
wake – woke – woken
これは過去分詞を waken と言ってしまいそうになりませんか。
おそらくは take – took – taken のように母音が[a-o-a]と変化する動詞からの類推でしょうか。
まとめ
今回は上級者でも語形変化をうっかりしやすいと思う不規則動詞を4つ取り上げてみました。
- hide(隠す)− hid − hidden
- sow(種をまく)− sowed – sown
- flee(逃げる)– fled – fled
- wake(目が覚める)– woke – woken
もし全部わかった人がいたら、お見事!ということで。