のんびりするために「のんびり」を調べてみる

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休みの前の日に「明日こそはのんびりしよう」と思っても、いざ当日になるとあれこれやってしまい、全然のんびりできなかったという経験はありませんか?
自分自身そんな休日が続いた後にこんな疑問が浮かんできました。
そもそものんびりするというのは何をすることなのか?
あるいは何をしないことなのか?
のんびりの意味をきちんと理解していなければ、休みの日に「今日はのんびりしたなあ」と実感することもできないはず。
そんなこともあり、手元の国語辞書で改めて「のんびり」の意味を確認してみることにしました。
のんびり
気分がゆったりするようす。
「ベネッセ表現読解国語辞典」
のんびり=ゆったり。
それではゆったりとは?
ゆったり
気分が落ち着いて、のんびりするようす。
「ベネッセ表現読解国語辞典」
のんびり!
別の辞書も見てみましょう。
のんびり
のびのびとして、細かい神経をつかっていないようす。気楽に落ち着いているようす。
「角川必携国語辞典」
のんびり=細かい神経をつかわない。
すぐにできるのはスマホやPCから離れること、入ってくる情報の量を制限することでしょうか。
のんびり
気を使うところがなく、心身がのどかに落ち着いているさま。
「広辞苑 第五版」
のんびり=気を使わない。
もし誰かといっしょに過ごすのなら、気を使わなくてよい人といっしょに過ごすのがベスト。あるいは一人の休日だってよいと思います。
のんびり
差し迫った用事や心配事が無くて、余裕の有る穏やかな気持でいる様子。
「新明解国語辞典 第七版」
のんびり=用事や心配事が無い。
用事を無くすのは難しいことですが、心配事を無くすというのはそれ以上に難しいこと。要は何も考えないということが、最高ののんびりなのかもしれません。
以上、今回は国語辞書の中の「のんびり」を調べてみました。
抽出したポイントは次の3点。
- 細かい神経をつかわない。
- 気を使わない。
- 用事や心配事が無い。
これを守れば、次の休みはのんびりできるでしょうか??