漢字を覚えるのはやはり大変!? − 日本語学習者のブログを読んでみる
このブログを始めてから、フィンランド語や英語を勉強している人のブログを読むことが増えました。
そこで紹介されている方法を参考にしたり、「みんな頑張っているなあ」と思い励まされたりするので、モチベーションのアップにもつながります。
そんな中で、最近面白いなと思っているのが、日本語を勉強している人のブログ。
漢字を暗記するための涙ぐましい取り組みがあったりして、応援したくなります。こちらのブログでは、58日間で、2,042字の漢字を覚えるというチャレンジについてのエントリーがありました。
漢字というのはやはり外国語として日本語を学ぶ人にはすごく高い壁なのだろう、と思います。
ネイティブの私たちですら、小学校の6年間をかけて約1,000字の漢字を習う訳ですから、これを成人してから習得しようとするのは並大抵の苦労ではないでしょう。
しかも日本語の場合、少なくともそれくらいの漢字を覚えていなければ、普通の文章を読むことすらままなりません。いや1,000字だと小学校レベルに留まってしまうので、実際にはもっと必要になりますか。
調べてみたところ、現在のいわゆる「常用漢字」は2,136字あるそうです。
だとすると、冒頭に紹介したブログでも取り組んでいた2,000字程度が一つの目標になるのでしょう。未知の言語の未知の文字を2,000字覚えるというのはなかなか想像ができません。
いずれにせよ、フィンランド語の格変化くらいでひーひー言っているようでは、日本語を勉強している人から怒られてしまうことでしょう。