フィンランド語学習記 vol.35 − 本が集まれば図書館になる

photo credit: magnetisch via photopin cc

先日のフィンランド語クラスより、ちょっとした単語の話題を。

まずは下の単語を見てみましょう。

kirja(本)
⇒ kirjasto(図書館)

先生曰く、kirjasto の[-sto]は「〜が集まったところ」という意味なのだそうです。

「本が集まったところ=図書館」という成り立ちなのですね。これは納得。

実はこれまで習った中にも、この[-sto]が付く単語がありました。

puisto(公園)
yliopisto(大学)

さて、何が集まると公園や大学になるのでしょう??

??

??

では正解です。

puu(木)
⇒ puisto(公園)

日本で公園というと、広場とすべり台のイメージですが、森の国フィンランドでは木々もたくさんあるのでしょう。

それではもう一つ。

yli(過ぎる)
oppia(学ぶ)
⇒ yliopisto(大学)

こちらは基礎教育を終えた人が集まったところというイメージでしょうか? 感覚的には英語の graduate school(大学院)と似ているのかもしれません。

こういった接尾辞などの知識が加わると、単語の学習が楽しくなりますし、暗記の効率もより高まります。まずは忘れないよう[-sto]についてメモをしておきました。