「竜馬」は何と読む?

18061201

将棋の駒は次の八種類。

  • 歩兵(歩)
  • 香車(香)
  • 桂馬(桂)
  • 銀将(銀)
  • 金将(金)
  • 角行(角)
  • 飛車(飛)
  • 王将(王)/玉将(玉)

このうち金将と王将(玉将)を除く6種類の駒は敵陣に入ると次のように「成る」ことができます。

歩兵(歩) と金(と)
香車(香) 成香
桂馬(桂) 成桂
銀将(銀) 成銀
金将(金)
角行(角) 竜馬(馬)
飛車(飛) 竜王(竜)
王将(王)
玉将(玉)

 

さて、この中の「竜馬」は何と読むでしょう?というのが本日のテーマ。

りゅうま?

りょうま?

辞書に出ていたのはそのどちらでもないこちら。

りゅうめ 【竜《馬】

㊀足の速い、いい馬。りょうめ。 「ーのつまずき」

㊁〔将棋で〕角(カク)の成ったもの。前後・左右に一格ずつ動けるようにもなる。

「新明解国語辞典 第七版」

りゅうめ[竜▽馬](名)

①〔文〕いい馬。駿馬。

②〔将棋で〕→馬

「三省堂国語辞典 第七版」

将棋の竜馬は「りゅうめ」と読むんですね。

子供の頃から将棋が好きでよく指していたのに、この読み方は知りませんでした。

思うに、漢字の読みで一番難しいのは「当然こう読むだろう」という標準の読み方があるにも関わらず、それを裏切る読み方になっているとき。人の名前などでたまにそういうことがありますよね。

 
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