Google AdWordsのキーワードツールを使って日本における外国語の人気度を調査してみる

今の日本にフィンランド語を学習している人はいったいどれくらいいるでしょうか?

首都圏にはフィンランド語の教室がそれなりにありますし、宮崎あおいさんがCMでフィンランド語を話しているのを聞いたりすると、フィンランド語はそれなりに人気があるのかな?と思うことがあります。

そこで日本における外国語の人気度を調査するため、Google AdWords のキーワードツールを利用してみることにしました。

これはもともとウェブサイトのSEO対策のためのツールなのですが、それはさておき、あるキーワードが Google のサーチエンジンでどれくらい検索されたのかを調べることができます。

それでは、さっそく結果を見てみましょう。

*数値は月間の検索数(過去12か月の平均)

言語 検索数
英語 16,600,000
フランス語 673,000
ドイツ語 246,000
ラテン語 90,500
イタリア語 74,000
スペイン語 49,500
中国語 33,100
韓国語 33,100
ロシア語 12,100
ポルトガル語 8,100
アラビア語 8,100
スウェーデン語 6,600
フィンランド語 5,400
オランダ語 5,400
ノルウェー語 1,900
デンマーク語 1,300
アイスランド語 590
エストニア語 260
サーミ語 73
フェロー語 36

 
英語の1位は予想通り。しかし2位以下の言語とこれほどまでに数字の開きがあるとは思いませんでした。現在の地位は当分盤石でしょうか。

北欧の言語を見ると、フィンランド語はスウェーデン語に次ぐ2位という結果に。北欧では1位かと思っていただけにやや残念。

意外なのは7位の中国語。もう少し上位に来ると思ったのですが。

そんな訳で、妥当性にはやや疑問が残るものの、日本における外国語の人気度を調査してみました。

なお「フィンランド語」の検索数は5,400件でしたが、「ムーミン」は165,000件でした。ムーミンおそるべし。