フィンランド語学習記 vol.741 − タツノオトシゴ

三省堂国語辞典で「タツノオトシゴ」を引いてみると、面白いイラストが付いていました。

三国によるとタツノオトシゴの別名は海馬(かいば)。

これをそのまま英訳した seahorse が英語でのタツノオトシゴの呼び名です。

seahorse

a small sea fish that swims in a vertical position and has a head that looks like the head of a horse

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

それではフィンランド語で「タツノオトシゴ」は何と言うのだろう?と思って調べてみると、merihevonen という単語が見つかりました。

meri は「海」、hevonen は「馬」の意味ですから英語と同じ構成です。

フィン
meri sea
hevonen horse

 

Wikipedia で merihevonen を調べてみると、こんな説明が出ていました。

Merihevoset (Hippocampus) ovat kalasuku, jota tavataan lämpimissä ja trooppisissa vesissä ympäri maailman. Merihevosten koko vaihtelee 16 millimetristä aina 35 senttimetriin asti.

タツノオトシゴ(Hippocampus)は魚の仲間で、世界中の温かい、熱帯の海で見られる。タツノオトシゴはみな16ミリから35センチまでの大きさである。

Wikipedia「Merihevonen」より

フィン
suku (extended) family 同族、家系
vaihdella change, vary 変える、変わる

 

今後フィンランド語の文章を読んでいて、この単語に出会う機会があるかどうかはわかりません。ただそんな言葉を拾い集めるのも語学のちょっとした楽しみの一つかなと思います。