真夏日と真冬日

今日は暑い一日でした。

関東では最高気温が30度越え。季節外れの真夏日だったようです。

☆☆まなつび[真夏日](名)

〘天〙一日の最高気温が三〇度以上、三五度未満の日。(↔真冬日)

→:夏日・猛暑日。

「三省堂国語辞典 第七版」

気象庁の分類によれば、

  • 最高気温25度以上=夏日
  • 最高気温30度以上=真夏日
  • 最高気温35度以上=猛暑日

となっています。

この分類は天気予報でも日常的に使われているので馴染みのある人も多いでしょう。

一方、さきほどの三国の記述で気になったのが(↔真冬日)の部分。真冬日という言葉はこれまで意識したことがありませんでした。

まふゆび[真冬日](名)

〘天〙一日の最高気温が零度未満の日。(↔真夏日)

→:冬日。

「三省堂国語辞典 第七版」

真冬日は最高気温0度未満の日を意味するんですね。

では真冬日と冬日の違いは何でしょう?

ふゆび[冬日](名)

①冬の、弱い日光。

②〘天〙一日の最低気温が零度未満の日。(↔夏日)

→:真冬日。

「三省堂国語辞典 第七版」

冬日は最低気温0度未満の日。

最高気温に加えて最低気温も基準になる点が夏との違いです。

最高気温25度以上=夏日
最高気温30度以上=真夏日
最高気温35度以上=猛暑日
最低気温0度未満=冬日
最高気温0度未満=真冬日

 

この基準通りなら、昼夜の寒暖差が極端に大きい一日があれば、その日が夏日かつ冬日になることもあり得ます。

砂漠の国ならともかく、さすがに日本ではそのようなことはないか、、、とも思うのですが、昨今の異常気象を考えると何が起こっても不思議ではないような気もします。

もしそんなことがあったらそれはそれでニュースになりそうですね。