フィンランド語学習記 vol.50 − 愛すべき副詞たち

春休みが終わり、来週からまた新年度のフィンランド語教室が始まります。

そこで教科書の内容を始めから総復習してみました。意味を忘れてしまった単語があったら、辞書で調べるのですが、途中から忘れている単語にある共通点があることに気付きました。

それは「副詞」であるということ。例えば、このような単語たちです。

aina いつも
ehkä たぶん
esimerkiksi 例えば
ihan 全く
liian あまりにも
molemmat 両方とも
siis つまり
sitten それでは
tavallisesti 通常は
tietenkin もちろん
usein しばしば
varmasti まちがいなく

 
名詞や動詞は意味がわからないと文全体の理解に支障がありますが、副詞は読み飛ばしても何とかなってしまうため、ついつい覚えるのが後回しになってしまいます。

フィンランド語の副詞は名詞・動詞・形容詞と違って全く語形変化しないという学習者孝行な単語だというのに、適当に扱ってしまい大変申し訳ないことをしました。

とはいえ、副詞は似たような意味の単語が多く混乱してしまうこともまた事実。例えばフィン・英辞書を引いてみると、siis の意味は so, then と出てきますし、sitten の意味は then, next と出てきます。

どちらにも then が入っているため、違いが明確にわかりません。おそらく意味の重なる部分と異なる部分があるのでしょう。

いずれにせよ、普段はあまり目立たないこの副詞たち。この機会にもう一度、復習したいと思います。