フィンランド語学習記 vol.62 − Eurovision Song Contest

フィンランド語教室25週目のレポート。

今回は、授業前の雑談で Eurovision Song Contest が話題になっていました。

ユーロビジョン・ソング・コンテストは、欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって開催される、毎年恒例の音楽コンテストである。
大会では、各国代表のアーティストはそれぞれ生放送で自らの楽曲を披露し、引き続いてそれぞれの参加国が他国に投票して大会の優勝者を決定する。各国代表の参加者は、欧州放送連合に加盟する全国網の放送局を通じて大会に参加しており、放送局は自国代表のアーティストと楽曲を決定し、また自国の視聴者に大会を生中継する。大会は1956年の第1回大会以降、毎年開催されており、世界的に見ても長寿のテレビ番組のひとつであり、その視聴者の数も1億人から6億人程度と見積もられている。

Wikipedia「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」より

1956年から続いているということは、ずいぶん長い歴史のある音楽コンテストなんですね。

今年度の Eurovision Song Contest 2013 は、ちょうど準決勝が終わり、本日5月18日に決勝が行われるようです。

フィンランド代表は、クリスタ・シークフリーズさんという女性シンガーです。

Wikipedia によると、彼女は国内の選考会「Uuden Musiikin Kilpailu 2013」でフィンランド代表に選ばれたとのこと。

Uuden Musiikin Kilpailu はそのまま訳せば「新しい音楽のコンテスト」というような意味でしょうか。個々の単語は下記のような格変化を伴っています。

主格(〜は) 属格(〜の) 意味
uusi → uuden 新しい
musiikki → musiikin 音楽の
kilpailu コンテスト

 
musiikki は、kilpailu を修飾するため musiikin と属格の形になっています。そしてそれを修飾する uusi も uuden と属格の形に。

このあたりは、これまでに習った知識で理解できたので、ちょっと嬉しいですね。

[参考]フィンランド語学習記 vol.38 − 属格のつくり方 | Fragments

コンテストの曲(Marry Me)はこちらで見ることができます。

歌詞がフィンランド語でなく、英語なのは少し残念。それにしてもこの曲、よく聞いてみると歌詞がかなり怖いです。

以上、本日は Eurovision Song Contest の話題を取り上げました。

せっかくなので決勝はフィンランドに頑張ってもらいたいと思いますが、結果はいかに。