フィンランド語学習記 vol.65 − 雨と6月

フィンランド語教室27週目のレポート。

この日は教室へ着く直前に小雨が降ってきました。

Sataako?(雨は降っていますか?)

sataa は「降る」という動詞、[-ko]は質問を作るための接尾辞です。

答えは次のとおり。

Sataa.(降っています。)
Ei sada.(降っていません。)

フィンランド語では、Yes/Noの代わりに、疑問文の中の動詞を使って答えを作ります。

否定の答え(Ei sada.)は、三人称単数の否定動詞(ei)+ sataa の語幹(sada)という組み合わせになっています。

語幹というのは、英語で言うところの動詞の原形のようなものだと思ってもらうとよいでしょう。

なお「雨」を表すフィンランド語の名詞は sade です。

フィン
sade rain
tihku(sade) drizzle 小雨
rankkasade heavy rain 大雨

 
暦はまもなく6月。この日は小雨でしたが、これからの季節は大雨もありそうです。

rankkasade の rankka は「激しい」という意味の形容詞。

なおフィンランド語で、6月は kesäkuu と言うそうです。

kesä は「夏」の意味。

先生によると、フィンランドでは子どもたちは5月末(6月)から2か月半の夏休みに入るのだとか。

6月というと日本では梅雨のイメージが強いですが、フィンランドでは一足先に夏を迎えているんですね。

からっとした夏が待ち遠しい今日この頃です。