カフェオレとカフェラテの違いとは?

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カフェオレとカフェラテの違いとは何でしょう?
似たような飲み物でありながら、多くの喫茶店では両方ともメニューにのっています。
それぞれ語源から調べてみると、カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語だということがわかりました。
*café(コーヒー)、au(前置詞+定冠詞)、lait(牛乳)
*caffè(コーヒー)、latte(牛乳)
文法的には、前置詞の有無が異なるだけです。
日本ではこの二つが区別されていないケースもあるものの、正確にはカフェオレはコーヒー、カフェラテはエスプレッソを使うという違いがあるそうです。
と言われても、そもそもコーヒーとエスプレッソの違いがわからないという人もいるでしょう。
はい、私もその一人です。
調べてみたところ、コーヒーとエスプレッソという別々の飲み物があるのではなく、コーヒーの一種をエスプレッソと呼んでいるとのこと。
エスプレッソマシンもしくは直火式のマキネッタという専用の器具を用いて、深煎りの微細に挽いたコーヒー豆をカップ型の金属フィルターに詰めて、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒の抽出時間で約1オンス(30ml)のコーヒーを抽出したもの。
Wikipedia「エスプレッソ」より
ずいぶん厳密な定義ですが、簡単に言えばエスプレッソというのはいわゆる濃いコーヒーということになります。
しかしカフェオレとカフェラテを飲み比べると、エスプレッソを使っているカフェラテの方が味が薄く感じませんか?
これは単にカフェラテの方がミルクの割合が多いということのようです。
お店にもよりますが、カフェオレはコーヒーとミルクの割合が5:5、カフェラテはエスプレッソとミルクの割合が2:8くらいが標準なのだとか。
以上、長年の疑問が氷解したというお話でした。