ダブル(double)、トリプル(triple)の次は何と言う?

ダブル(double)、トリプル(triple)の次は何でしょう?

ふと気になったので調べてみました。

1 single 一倍
2 double 二倍
3 triple 三倍
4 quadruple 四倍
5 quintuple 五倍
6 sextuple 六倍
7 septuple 七倍
8 octuple 八倍
9 nonuple 九倍
10 decuple 十倍
11 undecuple 十一倍
12 duodecuple 十二倍
100 centuple 百倍

 

四倍を表す単語は quadruple(クワドループル)でした。

double、triple までは日常的に使われますが、quadruple はさすがにあまり使われることがないようです。

オンライン英語辞書の『英辞郎』から、triple と quadruple を使った表現をいくつか拾ってみました。

  • triple A battery(単四電池)
  • triple blade(三枚刃)
  • triple bogey(《ゴルフ》トリプル・ボギー)
  • triple crown winner(《野球》三冠王)
  • triple jump(3段跳び)
  • triple measure(3拍子)
  • quadruple measure(4拍子)
  • quadruple sculls(4人乗り漕艇)

ボート競技のスカリング種目(オールを両手に持つ)で4人乗りのものを「クォドルプル」と言うそうです。

いちおう日本語になっているのは、これくらいのものでしょうか?

似たような数の表現で、もう少し馴染みがあるのは、次のような単語たちかもしれません。

1 solo 独奏
2 duet, duo 二重奏
3 trio 三重奏
4 quartet 四重奏
5 quintet 五重奏
6 sextet 六重奏
7 septet 七重奏
8 octet 八重奏
9 nonet 九重奏
10 decet, dectet 十重奏

 

ジャズやクラシックを聴く人なら、カルテット(quartet)、クインテット(quintet)あたりまでは聞いたことがあると思います。

おそらくさきほどの quadruple よりは馴染みがあるのではないでしょうか。

どの言語であれ、数を表す表現というのは実にさまざま。

「こんな表現があったんだ!」と驚くこともしばしばです。