フィンランド語学習記 vol.135 − 動詞を157語暗記する

photo credit: sparkieblues via photopin cc

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正月休みも本日でおしまい。

この休み中にやろうと思っていたことの一つがフィンランド語の動詞の暗記。

フィンランド教室でもらった動詞の一覧プリントがあり、先生からそれをぜひ休講期間中に覚えてくるようにとのお話があったのでした。

数えてみると、これが全部で157語。

まあ何とかなるだろうと思っていたのですが、実際に初めてみるとこれがかなり大変。

そこでなぜ大変なのか?を自分なりに考えてみました。(そんなことを考えるひまがあったら、一つでも動詞を覚えたら?という突っ込みはナシで。)

 

1)基本語なのに綴りが長い単語がある

英語の感覚だと、よく使う単語(基本語)は綴りがシンプルというイメージがあります。

中学1年の最初に習う動詞と言えば、like, play, come, walk, have, want, speak など短いものばかり。

しかしフィンランド語の場合、基本語なのに長い単語があるのです!

フィン
käyttää use 使う
kirjoittaa write 書く
työskennellä work 働く

 
どうでしょう? ずいぶん文字数を費やしてるなあという感じがしませんか。

käyttää など、点々も合わせるとかなりの画数になります。

 

2)似た綴りの単語が多い

これは正直、自分がまだフィンランド語に慣れていないだけという要素も大きいです。

日本語にも「掛ける・欠ける・賭ける」のようにまぎらわしい単語は存在します。(この場合は、似ているのではなく、同じなのでさらに始末が悪いですね。。。)

それでも敢えて言わせてもらうと、今回の動詞リストの中には似たような綴りの単語が多い!

一例を紹介してみましょう。

フィン
osata can できる
ostaa buy 買う
muuttaa move, change 移動する、変える
muuttua change 変わる

 
157語の中には、このように綴りが微妙に違うペアが結構あります。

これはもうコツコツと覚えるしかないのでしょう!

。。。

ということで、コツコツと覚えていたら、ちょっと面白いことに気が付きました。

上の表にある muuttaa と muuttua は、最初「移動する」と「変わる」の意味で覚えようとしていたのですが、調べてみると muuttaa には「変える」の意味もあることを発見。

そうだとすると「muuttaa=変える=他動詞」「muuttua=変わる=自動詞」という理解でよいのでしょうか?

いずれにせよ、この二つは他人のそら似ではなく、親戚だったんですね。

他にも似たような語尾を持つ単語が多いので、このあたりに法則性を見いだすことができれば暗記が楽になりそうです。

もう少し研究した上で、続きを明日のエントリーに書いてみたいと思います。

to be continued…