フィンランド語学習記 vol.173 − 赤くて、上や下に動くものは何?

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フィンランド語教室で使っているテキストの中に、授業では扱わなかった章があるので、自分で辞書を引きながらコツコツと読んでみることにしました。

いくつか難しい箇所はあるものの、おおむね理解することができ、ほっと一息。

自力でこれだけ読み進められればなかなかのもの。だいぶ手応えが出てきました!

なおこの章の最後には、やや唐突に二つのジョークというのが出てきます。

おもしろいんだかおもしろくないんだか、よくわかりませんが、貴重なフィンランドジョーク(?)なので紹介してみたいと思います。

まずは一つ目。

− Mikä on se, joka on punainen ja menee ylös ja alas?(赤くて、上や下に動くものは何?)

− Se on tomaatti hississä.(それはエレベーターの中のトマトです。)

*mennä(行く)、ylös(上へ)、alas(下へ)、hissi(エレベーター)

なるほど! でもそれならエレベーターの中のイチゴやリンゴでもいいですよね。。。なんて真面目に答えるところではないですか。

続いて二つ目。

Kaksi ilmapalloa lentää Meksikossa.(二つの風船がメキシコの空を飛んでいます。)

On kaunis ilma.(よい天気です。)

Aurinko paistaa.(太陽が照っています。)

Elämä on ihanaa.(人生は素晴らしい。)

Toinen ilmapallo näkee ison kaktuksen.(二番目の風船が大きなサボテンを見ています。)

Se sanoo: Hei, näetkö? Tuossa on iso kaktusssssshhhhh…(その風船は言います。おい、見える? あそこに大きいカクタスススススがー。)

Toinen sanoo: Kiitossssshhhh….(別の風船が言います。キートスススススー。)

*ilmapallo(風船)、aurinko(太陽)、paistaa(照る)、kaktus(サボテン)、kiitos(ありがとう)

これって舞台はメキシコじゃなければダメだったんでしょうか。。。なんて真面目に答えるところではないですか。

いかがでしょう?このセンス。

一つ目の方はどこかで聞いたことがあるような気もするのですが、二つ目の方は Kiitos にかけているのでおそらく Made in Finland なのでしょう。

もしフィンランドジョーク集のようなものがあったら、ぜひ読んでみたいものですね。(万人受けはしないかな?)