どういたしまして − You are welcome の代用表現
ある春の一日、あなたは道に迷っていた外国の人に声をかけられたので、目的地への行き方を丁寧に教えてあげました。
最後に力強く「Thank you!」とお礼を言われたら、何と答えますか?
一般的な日本人なら、すぐに思い付くのはおそらく「You are welcome.」かもしれません。
しかし実際には、これ以外にもさまざまな応答ができるはず。
今回のエントリーでは、そのあたりの表現を集めてみました。
Anytime.(いつでもどうぞ)
「困ったらいつでも」というのは、懐の深い表現ですね!
ま、道を尋ねられた人に再会する可能性は限りなく低いですが。。。
Don’t mention it.(礼はいいよ。)
「そのことには触れないでおいてくれ」なんて、よくよく考えると映画の決め台詞のようでもありますね。
My pleasure./It’s my pleasure.(喜んで。)
メジャーな表現ですが、あまり自分では使ったことがありません。さらっと言えたらかっこいいですよね。
No problem.(問題ない。)
problem は[r]→[l]という順に文字が並ぶので発音が難しい。。。
これはかなりカジュアルな表現なので、使う相手に注意しましょう。
No worries.(心配ない。)
これはオーストラリアでよく使われている表現。
自分はオーストラリアに長くいたので、今でも英語を使う際には、ついつい No worries. が出てくることも。
偶然、相手が Aussie だった場合は共感度が高いです。(確率は低いですが。)
Not at all.(とんでもない。)
これはややフォーマルな表現。あえて丁寧さを演出したいときに使ってみるのはどうでしょうか?
以上、今回は You are welcome. の代用表現をいくつか紹介してみました。
A: Thank you.
B: You are welcome.
B: You are welcome.
のように、定型になりがちな会話に、違ったフレーズをポンと放り込んでみるのは楽しいですし、表現力のアップにもつながると思います。
気に入った表現があったら、ぜひ使ってみてください。
4月 07, 2014 @ 01:31:14
こんにちは!
「どういたしまして」って,何語を勉強していてもいろいろな言い方を知りたいなあと思うナンバーワンフレーズなんですが,たいていテキストにはあまり載ってないんですよね.なので今日のこのトピックは嬉しかったです.(まあ私は,何語も使い分けられるレベルに達してないという話もありますが(^^;;.)
それと,ひとつ細かいことなんですが「どういたしまして」の場合 It’s ではなく It was の方が一般的かと思います.
4月 09, 2014 @ 15:42:09
ありがとうございます! たしかに毎回同じフレーズではつまらないなあと思う時ってありますよね。ちょっと違う表現も試してみたくなります。
「It’s my pleasure.」は「It was my pleasure.」の方が一般的でしたか。(終わったことだから?)
なるほど。ご指摘ありがとうございました!