涼しげな四字熟語

Cliff of Ice

連日蒸し暑い日が続きます。暑気払いに涼しげな四字熟語を探してみました。

こううんりゅうすい【行雲流水】

空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。

『新明解四字熟語辞典』

まずは「水」の熟語。空行く雲と流れる水というのは、涼しげなイメージですね。いつの日か、こんな心境になれる日は来るのでしょうか?

せいふうめいげつ【清風明月】

明るい月夜の静かで清らかな様子。明月と清らかな風の中の静かですがすがしいたたずまいの形容。また、風雅な遊びのこと。

『新明解四字熟語辞典』

続いて「風」の熟語。月明かりと清らかな風というのも、また涼しげなイメージ。とりあえず一献?

いっぺんのひょうしん【一片氷心】

俗塵(ぞくじん)に染まらず清く澄みきった心、また心境のこと。名利を求めず、汚れなく清らかな品行のたとえ。ひとかけらの氷のように清く澄んだ心の意から。

『新明解四字熟語辞典』

続いて「氷」の熟語。心の中にひとかけらの氷があれば、灼熱の浮世も渡って行くことができそうです。

しらかわよふね【白河夜船】

正体もなく、ぐっすり寝こむこと。よく眠っていて、何も気づかないこと。

『新明解四字熟語辞典』

ひとしきり涼を取ったところで夢の中へ。それではみなさん、おやすみなさい。