フィンランド語学習記 vol.238 − ときどき/いつか

14092601

フィンランド語で「ときどき」は joskus(ヨスクス)。

フィンランド語教室で使っているテキストには、以前こんな例文が出てきました。

Elämä on joskus harmaata.(人生はときどき灰色だ。)
*elämä(人生)、harmaa(灰色)

なかなかインパクトのある例文です。

そんなこともあり「joskus=ときどき」と覚えていたところ、最近になってこんな例文が出てきました。

Joskus koneet putoavat.(*ときどき飛行機は落ちる。)
*kone(飛行機)、pudota(落ちる)

飛行機がそんなに頻繁に落ちたら困る!と思っていたら、こちらの joskus は「いつか」の意味で訳す方が妥当なのだとか。

Joskus koneet putoavat.(いつか飛行機は落ちる。)

たしかに辞書を引いてみると、joskus には「ときどき」と「いつか」という二つの訳語がのっています。

考えてみると、英語でも「ときどき」と「いつか」はよく形が似ています。

フィン
joskus sometimes ときどき
joskus sometime いつか

 

フィンランド語や英語ネイティブの頭の中では「ときどき」と「いつか」は同じような概念として捉えられているのでしょうか?

日本語ネイティブの感覚では「ときどき」と「いつか」はずいぶん異なるような気もするのですが。。。気になるところです。