フィンランド語学習記 vol.238 − ときどき/いつか
フィンランド語で「ときどき」は joskus(ヨスクス)。
フィンランド語教室で使っているテキストには、以前こんな例文が出てきました。
Elämä on joskus harmaata.(人生はときどき灰色だ。)
*elämä(人生)、harmaa(灰色)
*elämä(人生)、harmaa(灰色)
なかなかインパクトのある例文です。
そんなこともあり「joskus=ときどき」と覚えていたところ、最近になってこんな例文が出てきました。
Joskus koneet putoavat.(*ときどき飛行機は落ちる。)
*kone(飛行機)、pudota(落ちる)
*kone(飛行機)、pudota(落ちる)
飛行機がそんなに頻繁に落ちたら困る!と思っていたら、こちらの joskus は「いつか」の意味で訳す方が妥当なのだとか。
Joskus koneet putoavat.(いつか飛行機は落ちる。)
たしかに辞書を引いてみると、joskus には「ときどき」と「いつか」という二つの訳語がのっています。
考えてみると、英語でも「ときどき」と「いつか」はよく形が似ています。
フィン | 英 | 日 |
---|---|---|
joskus | sometimes | ときどき |
joskus | sometime | いつか |
フィンランド語や英語ネイティブの頭の中では「ときどき」と「いつか」は同じような概念として捉えられているのでしょうか?
日本語ネイティブの感覚では「ときどき」と「いつか」はずいぶん異なるような気もするのですが。。。気になるところです。