ブログ2周年。ありがとうございます!

photo credit: Alesa Dam via photopin cc

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本日でこのブログを開設してから、ちょうど2年になりました。

*1周年のときの記事はこちら。
ブログ1周年。ありがとうございます! | Fragments

どちらかと言うと、コツコツ続けるのは苦手な性格なのですが、どういうわけかこのブログだけは飽きることもなく続いています。

2013年の元旦から始めた連続更新も、数えてみたら本日で637日目。

ここまで来たら1,000日連続更新を達成してみよう!という気持ちになってきました。

昨年の誕生日同様、本日はそんな過去記事の中から、3つを選んで再度スポットを当ててみたいと思います。

 

単語学習に関する二つのポイント − 文脈と類義語

単語学習に関する二つのポイント − 文脈と類義語 | Fragments

こちらは2013年10月10日の記事。

最近こんなことを考えます。

(自分にとって)英語を話すときの脳内処理とフィンランド語を話すときの脳内処理は、そもそもどんな点において異なるのか?

それなりにぱっと口をついて出てくる英語に対して、出て来ないフィンランド語。

この差というのは知識量によるものなのか? それとも。。。

なんて考えていたところ、この記事で引用していた予測文法(expectancy grammar)というキーワードが目に止まりました。

言語知識にとって大事なのは、その前やあとにどのようなものがくるか、その情報なのです。言語を知っているということは、その言語の予測文法(expectancy grammar)を知っているということです。このことを考えれば、単語は文脈の中で覚えたほうが有意味学習になりますし、その後の応用もきくということがわかります。

『英語はもっと科学的に学習しよう』P.161-162

おそらく自分のフィンランド語に足りないものの一つは、この予測文法の知識なのだと再認識。

そしてこの予測文法を身に付けるための一番の方法は、やはりインプットの量を増やすことなのでしょう。
 

 

リスニング力アップのためにDVDで映画を観るとき、字幕表示はいったいどのように有効なのか?

リスニング力アップのためにDVDで映画を観るとき、字幕表示はいったいどのように有効なのか? | Fragments

こちらは2014年4月2日の記事。

先日のフィンランド旅行に行った際、スタジオジブリ作品のフィンランド語版DVDをおみやげに買ってきました。

フィンランド語学習の一環ではありますが、あまり肩肘張らずに楽しみながら見ています。

しかしそもそも、

  • よく知っているストーリーを、
  • フィンランド語の音声+字幕付きで、

観るというのは、語学において何の力に貢献しているのでしょう?

この記事ではこんな結論を出しています。

(前略)

すなわち全体的な「内容の理解度」を高めるには第一言語の字幕が勝りますが、語彙・文法など「形式の理解度」を高めるには第二言語の字幕が勝るという可能性もあるのでしょう。

ジブリ映画の場合、内容はすでに理解しているので、語彙・文法など「形式の理解度」を高めるためにフィンランド語の字幕を利用していると考えれば、理論的にも有効な学習ということになるのでしょう。

 

フィンランド語学習記 vol.231 − フィンランドに行ってみて「やられた!」と感じた二つのこと

フィンランド語学習記 vol.231 − フィンランドに行ってみて「やられた!」と感じた二つのこと | Fragments

こちらは比較的最近の2014年9月7日の記事。

自分にとってこの一年のハイライトは何といっても9月の第一週に行ったフィンランド旅行。

観光としてはしっかり楽しんできたのですが、ことばに関しては「むむっ」と思ったことも。

この記事で挙げた「やられた!」と感じた二つのことというのは次のとおり。

  • ぱっと口をついてフィンランド語が出て来ない!
  • フィンランドの人はみな英語がとても上手!

記事中いろいろと書いてはいますが、要は「悔しい!」というのがシンプルな本音。

しかしこの旅行は、これからどのように語学をすすめていったらよいのか、今後の方針を改めて考えるよいきっかけになりました。

次回フィンランドに行ったときには、あーやってこーやってみたいなイメージはあるのですが、どうなりますか。

以上、過去記事の中から3つを選んで紹介してみました。

今年も日々の語学の中から気付いたことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

これからの一年もよろしくお願いいたします!