トマト(tomato)の語源とは?
10月10日は何の日?
と聞かれたら「体育の日」と答えたくなりますが、それは一昔前の話。
2,000年以降、体育の日は10月の第二月曜日ということになりました。
全国トマト工業会によると、10月10日は「トマトの日」なのだそう。ト(10)マト(10)という語呂合わせなのでしょう。
そんなトマトは世界各国の言葉で何と言うのか調べてみました。
英語 | tomato |
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スペイン語 | tomate |
フランス語 | tomate |
イタリア語 | pomodoro |
フィンランド語 | tomaatti |
マレー語 | tomato |
スウェーデン語 | tomat |
中国語 | 番茄 |
イタリア語の pomodoro(ポモドーロ)以外は、tomato に近い単語ばかり。
もともとはいったい何語なのだろう?と思い、語源を調べてみました。
tomato (n.)
1753, earlier tomate (c.1600), from Spanish tomate (mid-16c.) from Nahuatl (Aztecan) tomatl “a tomato,” said to mean literally “the swelling fruit,” from tomana “to swell.”
『Online Etymology Dictionary』
もとはメキシコ先住民の言語ナワトル語で「膨らむ果物」を意味する tomatl に由来し、そこからスペイン語経由で、さまざまな言語に入ってきたという流れのよう。
ビタミンCが豊富で老化やがんの予防にもなるというトマト。
今日のトマトの日をきっかけに、久しぶりに食卓に並べてみるのはいかがでしょう?