フィンランド語学習記 vol.263 − 外は何度ですか?

photo credit: timo_w2s via photopin cc

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いつのまにか、2014年も残りわずか。

本格的な冬に突入し、冷え込む夜が続いています。

先日のフィンランド語教室で『Suomen Mestari』というテキストを読んでいたら、こんな質問のフレーズが出てきました。

Kuinka monta astetta ulkona on?(外は何度ですか?)
*kuinka monta(いくつ)、aste(度)、ulkona(外で/に)

テキストには、さまざまな温度の答え方ものっています。

On +30 astetta. On kuuma. On helle.(30度です。暑いです。猛暑です。)
*kuuma(暑い)、helle(猛暑)

涼しいイメージのフィンランドですが、夏には30度を超える日もあるよう。日本の「猛暑日」は35度以上の日を指しますが、フィンランドなら30度で十分猛暑なのでしょう。

On +20 astetta. On lämmin.(20度です。暖かいです。)
*lämmin(暖かい)

冷房いらずの暖房いらず。これくらいの気温は快適ですね。

On +2 astetta. On viileä.(2度です。涼しいです。)
*viileä(涼しい)

2度が涼しい? フィンランドの人にとっては、今の東京などまだまだ暖かいのかも。

On -15 astetta. On kylmä. On pakkasta.(マイナス15度です。寒いです。氷点下です。)
*kylmä(寒い)、pakkanen(氷点下)

マイナス15度を「寒い」の一言で片付けてよいのかどうかは意見の分かれるところでしょう。「氷点下」であるのは間違いありませんが。。。

以上、フィンランド語テキストのちょっとした表現から、フィンランドの人の温度感覚がわかって面白かったというお話でした。

マイナス15度は未知の世界ですが、冬のフィンランドにもぜひ行ってみたいですね。