フィンランド語学習記 vol.276 − 冬から春へ

先日のフィンランド語教室では「変格」の使い方を習いました。

Talvi muuttuu kevääksi.(冬が春に変わる。)
*talvi(冬)、muuttua(変わる)、kevät(春)

フィンランド語の変格[-ksi]は「〜に変わる」などと言いたいときの「〜に」に当たる格。

「変格」=「変わる格」というのは、イメージがつかみやすいですね。

一点、kevät(春)の語幹は kevät → kevää と変化するので注意が必要。

[主格]kevät(春)
[変格]kevääksi(春に)

その他の季節も含めて、四季の移り変わりを表現すると次のようになります。

フィン
kevät muuttuu kesäksi 春が夏に変わる。
kesä syksyksi 夏が秋に変わる。
syksy talveksi 秋が冬に変わる。
talvi kevääksi 冬が春に変わる。

 

変格はこんな表現に使うこともできます。

Ilma muuttuu lämpimäksi.(天気が暖かくなる。)
*ilma(天気)、lämmin(暖かい)

lämmin(暖かい)の語幹は lämmin → lämpimä と変化します。これは複雑。。。

[主格]lämmin(暖かい)
[変格]lämpimäksi(暖かく)

とはいえ、このあたりはよく使いそうな表現なので、しっかり押さえておきたいところ。

気が付けば2月も今日で終わり。明日から春が始まります。