楽しい気持ちの見つけ方
最近どうも楽しいことがないなあ、とお嘆きの方へ。
まずは楽しい気持ちを表す語彙を揃えてみてはどうでしょう?
もし何かよい出来事があったとしても「楽しい」以外の語彙を持っていなければ、そのときの繊細な気持ちの動きを取り逃がしてしまうかもしれません。
感情と言葉の関係というのは不思議なもの。
「感情→言葉」という順番で捉えれば、まず楽しいという感情が湧き上がってきて、その感情を「楽しい」という言葉ですくいとるというイメージになります。
逆に「言葉→感情」という順番で捉えれば、手持ちの言葉によって、自分の中に生じる気持ちを探り当てるというイメージになるでしょう。つまり自分が言葉として持っていない感情というのは、心の中をどこまで降りていっても感じ取ることはできません。
よって楽しい出来事を待つだけではなく、身の回りの出来事をよいものとして取り込むことのできる語彙を揃えることで、日常をより豊かなものにすることができるのではないでしょうか。
例えば、次のような語彙を使って日常に彩りを添えてみましょう。
- うきうき
- 嬉しい
- 面白い
- 快適
- 気持ちいい
- 心地よい
- さわやか
- 幸せ
- 痛快
- どきどき
- ハッピー
- 晴れ晴れ
- 朗らか
- ほくほく
- ほのぼの
- 愉快
- 夢見心地
- 喜ばしい
- ルンルン
- わくわく
喚起力のある言葉、自分とシンクロする言葉というのは、それだけで気持ちを一段上のステージに上げてくれます。
まずはそんな言葉を探すところから始めてみてはどうでしょう?