fence-sitting

今日の東京は朝から雨模様。

ぼーっと窓の外を眺めながら、はちみつぱいの「塀の上で」という曲を聞いていました。

空は未だ群青色の朝

外はそぼ降る鈍色の雨

塀の上で 塀の上で

ぼくは雨に流れてみてただけさ

物憂い雨の日にはぴったりの曲だと思います。

さて、この「塀の上で」という言い回し、英語ではおもしろい意味になります。

sit[be]on the fence

日和(ひより)見る、どっちつかずである

「ウィズダム英和辞典 第3版」

つまりは塀の向こう側に行くのか、こちら側にとどまるのか、決められずに塀の上にとどまっているということなのでしょう。

例えば、仕事を辞めて留学するかどうか、起業するかどうか、など人生の大きな決断に迫られたとき、すぐに答えを出せないのなら、

I’m still on the fence!(まだ迷っているんだ。)

と言ってしまいましょう。

辞書にはこんな単語ものっています。

fence-sitter

日和(ひより)見主義者

「ウィズダム英和辞典 第3版」

fence-sitting

日和(ひより)見(をする)

「ウィズダム英和辞典 第3版」

こんな湿っぽい雨の日には、決断を先送りにして塀の上にとどまっていたいという気持ちもわからなくはありません。

これも英語のおもしろい表現ですね。

 
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