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「i.e.」は何の略?

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Shikoku is divided into four prefectures, i.e. Ehime, Kagawa, Kochi and Tokushima.
(四国は4つの県に分かれている。すなわち愛媛、香川、高知、徳島である。)

英文を読んでいると、時折このような ‘i.e.’ という表記を見かけることがあります。

この ‘i.e.’ はラテン語の id est の略で「すなわち」の意味。読みはそのまま「アイイー」です。

id est の id というのは英語の it に当たる単語。

ラテン語の名詞には男性・女性・中性の文法性があり、id は中性の形。

男性 女性 中性
三人称・単数・主格 is ea id

 

一方の est は英語のbe動詞に当たる単語。

ラテン語の動詞には(英語のbe動詞と同じように)人称変化があり、est は三人称単数の形。

単数 複数
一人称 sum sumus
二人称 es estis
三人称 est sunt

 

この ‘i.d.’ は英語の論文でよく見かける表現。やや学術的なイメージもありますが、メールなどの一般的な文章で使うこともできます。

同じ意味の that is/that is to say/in other words などと比べても、どこかスマートな感じ。

ぜひ、文章の合間にそそっと挟み込んでみてください。

増える5円玉

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どうでもいい話をひとつ。

この頃、財布の中の5円玉が増え続けるという現象に見舞われています。

先日など、気が付いたら20枚近くもありました。

なぜこんなことになってしまうのか?

例えば、コンビニで220円を支払うとき、さりげなく5円玉を複数枚すべりこませればよいものを、それがなかなかできません。

どうしても生真面目に「100円玉2枚+10円玉2枚」あるいは1,000円札などで支払ってしまいます。

よって5円玉を使うチャンスは336円や448円を支払うときになる訳なのですが、この場合、支払いの際に慌ててしまい、つい50円玉を出してしまいます。

そのため5円玉はいっこうに減らず、財布の中に増え続けるばかり。

仕方がないので、先日鎌倉のお寺にいった際、あちこちの賽銭箱にひたすら5円玉を投げ続け、一時的に財布を軽くすることに成功。

とはいえ、これはあくまで対処療法でしかないので、抜本的な解決にはなっていません。

一つ不思議なのは、5円玉はずっと前から存在するのに、どうしてここ最近、急に増えるようになってしまったのかということ。

カウンセリングでも行ったら面白い解釈が聞けそうな気がするのですが、さすがに「5円玉が増えるんです」と相談に行くのは抵抗があります。

でも勇気を出して行ってみたら、思いもよらない深層心理に出会うことができるのかもしれません。。。気になります。

都道府県の名前に使われている珍しい漢字たち

photo credit: JapanDave via photopin cc

photo credit: JapanDave via photopin cc

都道府県の名前に使われている漢字の中には、その都道府県名を表わす以外にほとんど使われない漢字がいくつかあります。

今回はそんな漢字の意味を調べてみました。

 

埼玉の「埼」

(名)さき。山の陸地の突き出た部分。みさきや山のはし。

『漢字源』

埼は「崎」と同じ意味の漢字。

だとすると、なぜ「さきたま」ではなく「さいたま」なのでしょう?

 

岐阜の「阜」

(名)おか(ヲカ)。おおきくふくれた土盛り。ずんぐりとふくれたおか。

(形)おおきい(オホイナリ)。おおきくて太っている。

『漢字源』

阜という漢字にはこんな意味があったんですね。

しかし岐阜はおおきいから「阜」になったということではなく、織田信長が中国の地名「岐山」「曲阜」にちなんで名付けたという説もあるようです。

 

大阪の「阪」

(名)さか。︵型にそりかえった丘。また、傾斜した山道。

『漢字源』

阪は「坂」と同じ意味の漢字。

大阪も江戸時代の頃までは「大坂」でした。「大坂冬の陣」「大坂夏の陣」は坂の字を使っています。

また阪という漢字は、大阪・阪神の地名以外に、阪本さんという名字にも使われていますね。

 

埼玉の「埼」、岐阜の「阜」、大阪の「阪」。いずれの漢字も実は常用漢字に指定されています。

とはいえ、もし都道府県名に使われていなければ、おそらく選ばれてはいなかったことでしょう。

それぞれの県(府)の人にとっては、きっと愛着のある漢字。他の漢字同様、末永く活躍してほしいものです。

今すぐに英語を話せる人になる − from『ずるいえいご』

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時折「どうやったら英語を話せるようになりますか?」と聞かれることがあります。

そんなときの定番の答えは、

「もう話せますよ」

というもの。

聞いた方は一瞬はぐらかされたような気持ちになるかもしれません。

しかしこれは偽らざる本音。

中学・高校で一通り英語を習ってきた人なら、簡単な挨拶や自己紹介くらいはできるでしょう。

Nice to meet you.
I’m XX. I’m from Japan.

そんなのは話せて当たり前!と思うかもしれません。

でも、上記のフレーズをポルトガル語やオランダ語で言える人はなかなかいないはず。

それだけに私たち日本人は英語を話すことに関して大きなアドバンテージを持っています。

よって「どうやったら英語を話せるようになるのか?」と考えるより、「もう話せる!」と宣言することをスタート地点にしてしまいましょう。

もちろんそんなことを言っても「とっさに英語が口を付いて出て来ない」「だから困っているのに!」という人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが、本日紹介する『ずるいえいご』です。

ずるいえいご

本書では著者の青木ゆかさんが、手持ちの英語力を使ってコミュニケーションをはかるための具体的な方法を紹介しています。

英語の学習法を紹介する本は数多くありますが、本書のように手持ちの英語力で何とかしようという発想はこれまであまりなかったのではないでしょうか。

本書の目次は次のとおり。

  • Part 1 話せることを知る「6つの心構え」
  • Part 2 言い換えの原則「4大柱」
  • Part 3 魔法のボックス − 言い換えトレーニング編
  • Part 4 魔法のボックス − 応用編

Part 1、Part 2 で基本的な考え方を学び、Part 3、Part 4 で実践するという構成になっています。

今回は個人的に最も「なるほど!」と思った言い換えの原則「4大柱」を簡単に紹介してみたいと思います。

4大柱というのは次のとおり。

  • 8割すてる
  • 大人語をすてる
  • 直訳をすてる
  • 抽象語をすてる

 

8割すてる

例えば、次の内容を英語で伝えたいとします。

海沿いのカフェで、お昼にシナモンロールとジャムパンをいただきました。

しかし「海沿い?」「シナモンロール?」と頭の中がぐるぐる回ってしまい全く言葉が出て来ない。そんなことってありますよね。

そんなときには、まず中心となる2割の情報だけでも伝えてみましょう。

I had some bread for lunch.

?? 海沿いのカフェやシナモンロールはどこへ行ったんだーと思われたかもしれません。

でも黙っているより、これだけでも伝えてみれば、相手の方から

Where?
What kind of bread?

と聞いてくれるかもしれません。そうしたら、

Near the sea
Sweet

などと少しずつ情報を付け足していけばよいのです。

まずは言いたいことの2割だけでもよいので、核になる情報を伝えてみましょう。

 

大人語をすてる

フェリーで船酔いしました。

「船酔い」という単語がわからない!

そんなときには、小さな子供に説明するように話してみましょう。

船に乗ったことがない、そもそも船酔いという概念を知らない子供に「船酔い」を伝えるとしたら、何と言うでしょうか?

I became sick on a ferry.

船の上で気分が悪かったということが伝われば、それで十分。

もちろん相手が大人なら、船酔いと察してくれることでしょう。

 

直訳をすてる

ヘルシンキの大聖堂を見学しました。

「大聖堂」という単語がわからない!

そんなときには、いったん大聖堂のイメージをありありと思い浮かべてみましょう。

I went to a church. It was so big.

これだけでもある程度のイメージは伝わるのではないでしょうか。

 

抽象語をすてる

シベリウスの生家を訪れました。

「生家」という単語がわからない!

そんなときには、そもそも生家というのはどんな場所なのか考えてみましょう。

I visited a house. Sibelius was born there.

これだけでも必要にして十分な情報が含まれていると思います。

 

以上『ずるいえいご』より、言い換えの原則「4大柱」を自分なりの例文とともに紹介してみました。

本書にはこの原則を使って取り組むことができる練習問題もたくさん収録されています。

「英語を話したい!」「○○語を話したい!」と思っている人に、勇気と励ましを与えてくれる素晴らしい一冊。

ぜひ手に取ってみてください。

 

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8番目の月

photo credit: jimwrenholt via photopin cc

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英語で「10月」は October。

October はもともとラテン語で「8番目の月」の意味。

初期のローマ暦においては、冬の期間に名前が与えられておらず、1年は March から始まるとされていました。

1st March
2nd April
3rd May
4th June
5th July
6th August
7th September
8th October
9th November
10th December

 

このように並べてみると、たしかに October は8番目。

よって「October=8番目の月」という命名になっているんですね。

この8を表わす[oct-/octa-]という接頭辞は、現代英語にも生き残っています。

1 octagon 八角形
2 octahedron 八面体
3 octant 八分円;八分儀
4 octave (楽)オクターブ、8度音程;第8度音(ある音から8度離れた音)
5 octogenarian (かたく)80歳[代]の(人)
6 octopus タコ

*『ウィズダム英和辞典 第3版』

4)octave というのは、例えば「ド」の音階から、一つ高い「ド」の音階まで「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と8つの音階があることに由来します。

6)この中で一番馴染みがある単語はやはり octopus でしょう。

しかしなぜタコの足は8本なのか? それはおそらく永遠の謎。

ただし今回調べてみて、自然界に「8」のモノは案外少ないということがわかりました。そういう意味でもタコは貴重な存在だと思います。

フィンランド語学習記 vol.239 − 訳す

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フィンランド語で「日本語に訳す」は japanintaa(ヤパニンター)。

フィン
japani 日本語
japanintaa 日本語に訳す

 

言語名に[-ntaa/-ntää]という接尾辞を加えると「○○語に訳す」という意味になります。

英語なら translate into Japanese と言うところ、一語で表わすことができるというのはおもしろいですね!

この接尾辞は日本語以外にもさまざまな言語名に適用することができます。

一例を見てみましょう。

フィン
englanti 英語
englannintaa 英語に訳す
norja ノルウェー語
norjantaa ノルウェー語に訳す
ruotsi スウェーデン語
ruotsintaa スウェーデン語に訳す
suomi フィンランド語
suomentaa フィンランド語に訳す
tanska デンマーク語
tanskantaa デンマーク語に訳す
venäjä ロシア語
venäjäntää ロシア語に訳す

 

よーく見ると englanti と suomi は[k, p, t]や語幹の変化によって微妙に形が変わっています。

しかし基本的にはどれも語尾に[-ntaa/-ntää]を加えただけ。

非常にわかりやすい単語の生成ですね。

と、このように「○○語に訳す」の形を作るのは簡単ですが、「○○語に訳す」こと自体は言うまでもなく難事業。

まずはきちんと japanintaa, suomentaa できるように精進したいと思います。

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