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フィンランド語学習記 vol.210 − 寝具の名前

photo credit: MAZZALIARMADI.IT via photopin cc

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真夏の熱帯夜に快適な睡眠をとるのは、なかなか難しいこと。

そんなときには室温の調節をするだけでなく、さらさらの麻のシーツやひんやりと気持ちいいそば殻の枕など、寝具を整えるのも快適な睡眠への一助となります。

先日、休みの日に東急ハンズへ行ったら、夏用の涼しげな寝具がたくさん置いてあって、見て回るだけでもなかなか楽しい時間を過ごしました。

その際ふと思ったのは、身の回りの寝具をフィンランド語で何と言うのか案外知らないということ。

そこで改めて寝具の名前を調べてみました。

フィン
1 lakana sheet シーツ
2 peitto blanket 毛布
3 sänky bed ベッド
4 tyyny pillow

 

1)フィンランド語で「シーツ」は lakana(ラカナ)

子音+母音の並びが日本語のような単語。音色を奏でるような響きの単語ですね。

4)フィンランド語で「枕」は tyyny(テューニュ)。

[y]が5分の3を占める単語というのはフィンランド語ならでは。こちらは気持ちよく眠れそうな響きの単語ですね。

以上、今回はフィンランド語の寝具の名前を調べてみました。

まずは部屋の中にある全てのものをフィンランド語で言えるようになりたいのですが、これは現実的な目標でしょうか??

「宇宙」を意味する space と universe の違いとは?

photo credit: chiaralily via photopin cc

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スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督の1968年の映画は『A Space Odyssey』。

ビートルズ(The Beatles)の1969年の楽曲は『Across the Universe』。

space と universe はともに「宇宙」の意味。

この二つの意味の違いとは何でしょう?

まずは辞書の語義から。

space

the area outside the earth’s atmosphere where all the other planets and stars are

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

universe

the whole of space and everything in it, including the earth, the planets and the stars

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

すでにこの語義の中に正解が隠されています。

space は地球の大気圏より外の空間という意味なのに対して、universe は地球を含めた万物という意味。

space はヒトの視点であり、universe は神の視点であると言うこともできるかもしれません。

なお「宇宙」を意味する英単語には、もう一つ cosmos があります。

cosmos

the universe, especially when it is thought of as an ordered system

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

こちらは秩序ある体系としての宇宙という意味。chaos(混沌)の対義語として捉えると、イメージがつかみやすいかもしれません。

以上、今回は「宇宙」を意味する英単語を比較してみました。

宇宙旅行はまだまだ夢の世界。しかし言葉だけは人の想像力の及ぶ限り、宇宙の果ての果てまで旅をすることができます。

涼しげな四字熟語

Cliff of Ice

連日蒸し暑い日が続きます。暑気払いに涼しげな四字熟語を探してみました。

こううんりゅうすい【行雲流水】

空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。

『新明解四字熟語辞典』

まずは「水」の熟語。空行く雲と流れる水というのは、涼しげなイメージですね。いつの日か、こんな心境になれる日は来るのでしょうか?

せいふうめいげつ【清風明月】

明るい月夜の静かで清らかな様子。明月と清らかな風の中の静かですがすがしいたたずまいの形容。また、風雅な遊びのこと。

『新明解四字熟語辞典』

続いて「風」の熟語。月明かりと清らかな風というのも、また涼しげなイメージ。とりあえず一献?

いっぺんのひょうしん【一片氷心】

俗塵(ぞくじん)に染まらず清く澄みきった心、また心境のこと。名利を求めず、汚れなく清らかな品行のたとえ。ひとかけらの氷のように清く澄んだ心の意から。

『新明解四字熟語辞典』

続いて「氷」の熟語。心の中にひとかけらの氷があれば、灼熱の浮世も渡って行くことができそうです。

しらかわよふね【白河夜船】

正体もなく、ぐっすり寝こむこと。よく眠っていて、何も気づかないこと。

『新明解四字熟語辞典』

ひとしきり涼を取ったところで夢の中へ。それではみなさん、おやすみなさい。

フィンランド語学習記 vol.209 − 話しことばと書きことば

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フィンランド語教室72週目のレポート。

この日印象に残ったのは、フィンランド語の「話しことば」に関する話題。

まずは次の文をご覧ください。

Sinä olet suomalainen.(あなたはフィンランド人です。)
Oletko sinä suomalainen?(あなたはフィンランド人ですか?)
*sinä(あなたは)、olla(〜です)、suomalainen(フィンランド人)

これはフィンランド語の基本的な構文の一つ。

英語の「You are〜./Are you〜?」に当たる表現です。

先生曰く、この表現が話しことばでは次のような音になることがあるのだとか。

Sä oot suomalainen.(あなたはフィンランド人です。)
Oot sä suomalainen?(あなたはフィンランド人ですか?)

かなり縮まってしまいました!

多かれ少なかれ、あらゆる言語にこのような口語体はあるのでしょうが、慣れないうちはびっくりしてしまいます。

その後、家に帰って『フィンランド語文法ハンドブック』をめくっていたら、話しことばに関するページがあるのを発見。

話しことばではしばしば minä は mä、sinä は sä となります。

(中略)

また、hän の代わりに se が、he の代わりに ne がしばしば使われます。

『フィンランド語文法ハンドブック』P.327-328

これを表にまとめてみると、次のように。

書きことば 話しことば
私は minä
あなたは sinä
彼/彼女は hän se
私たちは me me
あなたたちは te te
彼ら/彼女らは he ne

 

変わるものと変わらないものがあるんですね。

これは大変?と一瞬思ったのですが、一人称一つとっても「わたし」「わたくし」「あたし」「ぼく」「おれ」「じぶん」など無数のバリエーションがある日本語と比べたら、これくらい大したことはない!と自分に言い聞かせることにしたのでした。

Have you ever ‘tartled’?

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例えば久しぶりの同窓会で、声をかけられたとします。

「やあ、◯◯!」
「おう、、、(えーと、えーと)、、、△△、久しぶり!」

一瞬、名前を思い出せなかった(冷汗)。。。でも、ぎりぎりセーフ。

こんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

スコットランド英語には、何とこの状況を一語で表す単語があるのだとか。

tartle

A common Scottish term to insert at the awkward moment when you temporarily forget someone’s name. Useful to avoid that occasional embarrassment.

(誰かの名前を一時的に忘れてしまった気まずい瞬間の穴埋めに使うスコットランドの一般的な用語。時に起こるきまり悪さを避けるのに役立つ。)

Steve: Hi, Susan!

Susan: Hi . . . uhhhhhh . . . Steve! Sorry, I tartled there for a moment.

Urban Dictionary

相手の名前をなかなか思い出せなくて、ちょっと気まずい思いをしたときには、”I tartled” と言ってしまえばよいのですね。

忘れていたのではない、tartle しただけなんだと。

これは大変便利な表現。

ただ残念なのは、おそらくスコットランドでしか使えないことと、本当に名前を忘れてしまっているときには役に立たないということでしょうか。。。

フィンランド語学習記 vol.208 − 家から家へ

photo credit: etringita via photopin cc

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まずは次の英文をご覧ください。

I’m going home.(家へ行く。)
I’m home.(家にいる。)
I’m coming from home.(家から来る。)

英語の home という副詞は一語で「家へ」「家に」という意味になります。

それに対して「家から」と言いたいときには、前置詞 from を補ってあげなければなりません。

そういう意味では、英語の「家」というのは行きと帰りで非対称な形になっていると言えるでしょう。

〜へ 〜から
home from home
A地点 to A from A

 

一方、フィンランド語の場合は「家へ」「家に」「家から」のそれぞれに対して固有の形が割り当てられています。

フィン
kotiin home 家へ
kotona (at)home 家に
kotoa from home 家から

 

Menen kotiin.(家へ行く。)
Olen kotona.(家にいる。)
Tulen kotoa.(家から来る。)
*mennä(行く)、olla(いる)、tulla(来る)

この3語はフィンランド語の通常の格変化のルールからちょっと外れています。よってそのまま覚えるよりほかありません。

英語のシステム、フィンランド語のシステム、そして日本語のシステム。もっとも効率的で覚えやすいのは、いったいどのシステムでしょう?

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