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abound vs. abounds

Kangaroos Sign

abound

to exist in great numbers or quantities

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

abound は「たくさんある、たくさんいる」を意味する一般的な動詞。

ただしその語法は少し変わっています。

英作文を通して、abound の使い方を確認してみましょう。

Q1:ニュージーランドには羊がたくさんいる
                     abound in                     .
*New Zealand(ニュージーランド)、sheep(羊)

??

??

正解はこちら。

 Sheep  abound in  New Zealand .

続けて、もう一問。

Q2:オーストラリアにはカンガルーがたくさんいる
                     abounds in                     .
*Australia(オーストラリア)、kangaroos(カンガルー)

??

??

正解はこちら。

 Australia  abounds in  kangaroos .

あれっ? さっきと逆じゃない?と思われた人もいるしれません。

実は abound というのは「A abound in B」と「B abound in A」が同じ意味になる珍しい動詞。すなわち、

Sheep abound in New Zealand.
=New Zealand abounds in sheep.

Australia abounds in kangaroos.
=Kangaroos abound in Australia.

という式が成り立ちます。

さきほどの問題で単一の正解を挙げていたのは、abound に三単現の[-s]が付いているかどうかによるもの(上記例文の太字部分)。

これはちょっとしたひっかけに過ぎませんが、それはそれとしておもしろい動詞だなあと思います。

果たして他にこのような動詞はあるのでしょうか?

フィンランド語学習記 vol.190 − バスでヘルシンキへ、飛行機でロヴァニエミへ

14052601

昨日のエントリーに続いて、移動の話。

フィンランド語学習記 vol.189 − トゥルクからタンペレへ | Fragments

Matkustan Ouluun junalla.(私はオウルへ電車で移動します。)
*matkustaa(旅行する、移動する)、Oulu(オウル)、juna(電車)

フィンランド語で「〜で」と交通手段を表すときには、接格[-llA]の形を使います。

[主格]juna(電車)
[接格]junalla(電車で)

フィンランド語の接格はもともと「〜の上に」という意味を表します。

移動するときには、乗り物の上に乗って移動する訳なので、この使い方はなるほどという感じ。

別の乗り物の例も見てみましょう。

Matkustan Helsinkiin                .(私はヘルシンキへバスで移動します。)
Matkustan Rovaniemelle                .(私はロヴァニエミへ飛行機で移動します。)
*Helsinki(ヘルシンキ)、Rovaniemi(ロヴァニエミ)

フィンランド語で「バス」は bussi(ブッスィ)。

接格はそのまま[-llA]を付けてつくります。

[主格]bussi(バス)
[接格]bussilla(バスで)

フィンランド語で「飛行機」は lentokone(レントコネ)。

接格は語尾の[-e]を[-ee]に伸ばして、[-llA]を付けてつくります。

[主格]lentokone(飛行機)
[接格]lentokoneella(飛行機で)

接格にした単語をさきほどの文に入れてみましょう。

Matkustan Helsinkiin  bussilla .(私はヘルシンキへバスで移動します。)
Matkustan Rovaniemelle  lentokoneella .(私はロヴァニエミへ飛行機で移動します。)

この他、前回のフィンランド語教室では次のような乗り物の名前も習いました。

juna 電車
bussi バス
laiva
lentokone 飛行機
raitiovaunu 路面電車
taksi タクシー

 

こうしてリストを見ると船の旅も楽しそうだなあなどと、いろいろ想像が膨らみます。

Matkustan Suomeen laivalla.(私はフィンランドへ船で移動します。)

さすがにこれは無理ですか。

フィンランド語学習記 vol.189 − トゥルクからタンペレへ

14052501

フィンランド語教室65週目のレポート。

今回はテキストを読みながら、以前に習った内部格と外部格のつくり方をおさらいしていきます。

フィンランド語学習記 vol.184 − 内部格と外部格 | Fragments

例えば、こんな文を作ってみたり。

Kuinka paljon maksaa matka (     1     ) (     2     )?
(トゥルクからタンペレへの旅はいくらくらいしますか?)

Kuinka paljon maksaa matka (     3     ) (     4     )?
(タンペレからトゥルクへの旅はいくらくらいしますか?)

*kuinka paljon(いくら)、maksaa(支払う)、matka(旅)

1〜4の空欄に Turku(トゥルク)と Tampere(タンペレ)の変化形を入れるのですが、これがなかなか難しい。

「トゥルクから」「トゥルクへ」という形は内部格を使ってつくります。

出格 -stA トゥルクから Turusta
内格 -ssA トゥルクで Turussa
入格 トゥルクへ Turkuun

 

Turku の[-k-]が出格と内格では消えているのに、入格ではそのまま残っています。このあたりはややこしいところ。

一方「タンペレから」「タンペレへ」という形は外部格を使ってつくります。

離格 -ltA タンペレから Tampereelta
接格 -llA タンペレで Tampereella
向格 -lle タンペレへ Tampereelle

 

Tampere の語尾は[-ee]と伸ばしてから、格語尾を付けるので要注意。

そもそもなぜトゥルクには内部格を使い、タンペレには外部格を使うのか?というところが最大の疑問な訳ですが、これについては単一の理由で説明するのは難しいよう。

ただし内部格を使う街の方が圧倒的に多いようなので、原則としては内部格を用いるということにしておく。その上で、外部格を使う街を覚えておくというのが学習者にとっての現実的な対応策のようです。

☆外部格を使う街(地名)の一例

  • Riihimäki(リーヒマキ)
  • Rovaniemi(ロヴァニエミ)
  • Seinäjoki(セイナヨキ)
  • Tampere(タンペレ)
  • Ahvenanmaa(オーランド諸島)

長くなりましたが、冒頭の文に戻って穴埋めをしてみましょう。

Kuinka paljon maksaa matka ( Turusta ) ( Tampereelle )?
(トゥルクからタンペレへの旅はいくらくらいしますか?)

Kuinka paljon maksaa matka ( Tampereelta  ) ( Turkuun )?
(タンペレからトゥルクへの旅はいくらくらいしますか?)

英語なら「from, to」、日本語なら「から、へ」で済むところですが、フィンランド語はかなり頭を使いますね。

すらっと出てくるようにするためには練習あるのみでしょう。

疑問詞の幽霊部員

14052401

文法の問題集によくあるような穴埋め問題です。

問: 次の二つの文が同じ意味になるように(  )に単語を入れよ。

Where do you come from?
(          ) do you come?

??

??

??

正解はこちら。

Where do you come from?
( Whence ) do you come?

whence は「どこから」を意味する疑問詞。

古い単語ですが、たいていの辞書には意味がのっています。

whence

[疑問副詞]どこから、いずこから(from where)

『ウィズダム英和辞典 第3版』

せっかくなので、もう一問お付き合いください。

問:次の二つの文が同じ意味になるように(  )に単語を入れよ。

Where are you going?
(          ) goest thou?
*goest(go の古い形)、thou(you の古い形)

??

??

??

正解はこちら

Where are you going?
( Whither ) goest thou?

whither は「どこへ」を意味する疑問詞。

こちらも古い単語ですが、たいていの辞書には意味がのっています。

whither

[疑問詞]どこへ[に](where)

『ウィズダム英和辞典 第3版』

ところで現代の where は一語で「どこから」の意味を表すことはできませんが、「どこへ」の意味を表すことはできます。

× Where do you come?
◯ Where are you going?

この非対称はちょっと不思議ですね。

あまり姿は見せませんが、wh-疑問詞のグループにはこんな単語も存在しています。

もしひょっこり姿を現したら「久しぶり。元気だった?」と声をかけてあげましょう。

ゾンビ名詞に気をつけろ − from TED.Ed

photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

nominalize

(文法)…を名詞化する

『ウィズダム英和辞典 第3版』

nominalize というのは、既存の形容詞や動詞をもとに名詞をつくること。

英語の場合は次のように接尾辞を付けるケースが多いです。

happy → happiness
move → movement
nominalize → nominalization

今回はこの nominalization(名詞化)をテーマにした TED.Ed の動画「Beware of nominalizations(AKA zombie nouns)」を紹介します。

「名詞化(またの名はゾンビ名詞)に気をつけろ」というタイトルはなかなか刺激的。

ゾンビ名詞というのは、いったい何を指しているのでしょう?

一例として、動画の中に次のような文が出てきます。

The proliferation of nominalizations in a discursive formation may be an indication of a tendency towards pomposity and abstraction.

(言説編成における nominalizations の増殖は尊大さと抽象化への傾向の兆候であるのかもしれない。)

なんだかさっぱりわかりません。。。

上記引用の太字部分がいわゆる nominalization に当たります。

この nominalization をぐっと減らしてみると、次のように。

Writers who overload their sentences with nominalizations tend to sound pompous and abstract.

(文章を nominalizations でいっぱいにする作家は、尊大で抽象的な感じがする。)

すっきりしました!

また nominalization を減らした結果、文の「主体」が明確になっています。そう、これは writers についての言及なのでした。

動画では、文の生命力を奪うこのような nominalization をゾンビ名詞と呼んでいます。

よい文章って何だろう?ということを改めて考えさせてくれる5分間のエンターテインメント。ぜひご覧になってみてください。

tomfool(とんまのトム)

14052201

思い返すと、英語との付き合いもずいぶん長くなりました。

それでも英語の原書を読んでいると、しばしば「これは初めて見た!」という単語に出会います。

実際には過去に会ったことを忘れているだけかもしれないのですが、先日も「これは!」というおもしろい単語に出会いました。

tomfoolery

(やや古)ばかげた行為[こと]、愚行

『ウィズダム英和辞典 第3版』

語感がちょっとユニークだと思いませんか。

調べたら、人を表すこんな単語もありました。

tomfool

(やや古)大ばか者

『ウィズダム英和辞典 第3版』

tomfool

大ばか者、とんま(absolute fool)

『ジーニアス英和大辞典』

fool が「ばか者」だとすると、tomfool は「大ばか者」なんですね。

それにしても、なぜ Tom がばか者の代名詞になってしまったのでしょう?

語源を少し調べてみたのですが、はっきりとした由来はわかりませんでした。

単に一般的な名前の代表として Tom が使われているということのよう。

なお Tomfool を使ったこんなことわざも存在するようです。

More people know Tom Fool than Tom Fool knows.

(とんまのトムが知っている人より多くの人がとんまのトムを知っている。)

英語ことわざ教訓辞典

なかなか意味をつかむのが難しいことわざだと思います。

上記のリンク先に解釈がのっていますが、そちらを見る前に自分なりの解釈を考えてみるのもおもしろいかもしれません。

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