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英語

アメリカで最も人気のある男の子の名前とは − from jezebel.com

先日、1960年から2012年まで全米各州で最も人気のあった女の子の名前を紹介している米サイトを紹介しました。

アメリカで最も人気のある女の子の名前とは − from jezebel.com | Fragments

その後、男の子版もアップされていたので、そちらも合わせて紹介してみたいと思います。


Map: Six Decades of the Most Popular Names for Boys, State-by-State

各年の一番人気は次のとおり。

  • David(1960)
  • Michael(1961-1998)
  • Jacob(1999-2012)

女の子の名前は1960年から2012年までの間に10種類の名前(Mary, Lisa, Jennifer, Jessica, Ashley, Jessica, Emily, Emma, Isabella, Sophia)が一番人気になったのに対して、男の子の名前はわずかに3種類のみ。

この理由について、引用元の記事は次のように説明しています。

This is in part because people seem to favor more traditional names for boys. David, Michael, and Jacob are Biblical names, as are James, Jason, Joshua, Ethan, Matthew, and John, all of which appear on the maps at least 30 times.

(これには、人々が男の子にはより伝統的な名前を付けたがるという理由もあるだろう。David, Michael, Jacob は聖書に由来する名前なのだ。James, Jason, Joshua, Ethan, Matthew, John も同様で、地図上に30回は登場している。)

Michael は実に38年連続首位という、とてつもない記録を作っています。日本ではちょっと考えられない話ではないでしょうか。

確かにハリウッド・スターなど有名人の名前を思い浮かべてみると、Michael さんはずいぶんたくさんいるような気がします。

一方、Jacob という名前の有名人をあまり思い浮かべることができないのは私だけでしょうか。しばらく考えてみたのですが、Bob Dylan の息子で The Wallflowers のボーカル Jacob Dylan くらいしか思い付きませんでした。

ただしこれは1999年以降に首位になった名前ですので、これから有名な Jacob さんがたくさん出てくるのかもしれません。

またこれは男性に限りませんが、英語圏の名前の種類というのは、日本と比較するとかなり少ない印象があります。

時にキラキラネームなどが話題になることもある日本の命名事情と比べると、英語圏の命名というのはかなり保守的なのかもしれませんね。

Portmanteau − ことばをブレンドする

photo credit: krystian_o via photopin cc

朝昼兼用の食事を表す brunch という英単語があります。

これは breakfastlunch を組み合わせた混成語。

英語の語彙にはこのような混成語がたくさん存在しています。スタンダードなものから、最近の造語まで、いくつか例を挙げてみましょう。

Amtrak(America+track)
blog(web+log)
emoticon(emotion+icon)
Eurasia(Europe+Asia)
globish(global+English)
motel(motor+hotel)
smog(smoke+fog)
spork(spoon+fork)

こうして見ると、どれも上手に作ったなあという印象がありますね。

さて、英語でこのような混成語を指して、portmanteau と呼ぶことがあります。これは普通の英語辞書にものっている単語なので、まずは語義を見てみましょう。

portmanteau

a large suitcase consisting of two parts that fold together

『Macmillan dictionary』

portmanteau というのは旅行などに使う両開きのかばんのこと。イメージが浮かばないという方はこちらをご覧ください。

つまり二つの言葉を組み合わせることを、かばんに例えたということなんですね。

なおこの例えは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』に由来するのだとか。

The word “portmanteau” was first used in this context by Lewis Carroll in the book Through the Looking-Glass (1871), in which Humpty Dumpty explains to Alice the coinage of the unusual words in Jabberwocky, where “slithy” means “lithe and slimy” and “mimsy” is “flimsy and miserable”. Humpty Dumpty explains the practice of combining words in various ways by telling Alice,

‘You see it’s like a portmanteau—there are two meanings packed up into one word.’

(”portmanteau” という単語が最初に使われたのは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス(1871)』における次のような文脈であった。ハンプティ・ダンプティがアリスに「ジャバウォックの詩」の中の珍しい単語の作り方を説明しており、その詩の中では slithy が lithe and slimy(しなやかで、ネバネバした)、mimsy が flimsy and miserable(脆く、みすぼらしい)を意味している。ハンプティ・ダンプティはさまざまな方法で単語を作ることをアリスに次のように説明している。

それは両開きのかばん(portmanteau)のようなもの。二つの意味を一つの単語に詰め込むのさ。)

Wikipedia「Portmanteau」より

キャロル自身が作った portmanteau をたくさん含む「ジャバウォックの詩」の全文はこちらのページで読むことができます。

また英文ページの方には朗読の音声ファイルもアップされていました。いわゆるナンセンス詩の傑作、興味のある方はぜひ聞いてみてください。

アメリカで最も人気のある女の子の名前とは − from jezebel.com

米ウェブサイトの Jezebel が、1960年から2012年まで全米各州で最も人気のあった女の子の名前を紹介しています。

Map: Six Decades of the Most Popular Names for Girls, State-by-State

上記のリンクから引用元のサイトに行くと、アメリカの地図上に示された女の子の名前が、年ごとに移り変わっていくのをアニメーションで見ることができます。

各年の一番人気は次のとおり。

  • Mary(1960-1961)
  • Lisa(1962-1969)
  • Jennifer(1970-1984)
  • Jessica(1985-1990)
  • Ashley(1991-1992)
  • Jessica(1993-1995)
  • Emily(1996-2007)
  • Emma(2008)
  • Isabella(2009-2010)
  • Sophia(2011-2012)

連続年数の一位は Jennifer(1970-1984)の15年、続く二位は Emily(1996-2007)の12年となっています。特に Jennifer は1973年から1978年まで、全州を完全制覇しており、いかに当時人気のあった名前かということがわかります。

近年は Emma, Isabella, Sophia など入れ替わりが激しくなっているようですね。

私たちは日本語の人名を聞いたとき、何だか古風な名前だなあとか、逆に今風な名前だなあとか思うことがあります。

しかしこれが英語圏の人名となるとどうでしょう? 少なくとも日本語ほどには、そういった感覚はないのではないでしょうか。

今回紹介したサイトをじっくり見ていたら、そのあたりの感覚が少しだけわかったような気がしました。今度は男の子版も見てみたいですね。

Map: Six Decades of the Most Popular Names for Girls, State-by-State

「I play a piano.」は文法的に間違っているか?

中学1年の英語の授業で play という動詞を習ったとき、こんな例文が出てきたのを覚えています。

I play tennis.
I play the piano.

スポーツの前は無冠詞、楽器の前には the を付けるという風に習いました。

あのころは何の疑いもなく受け入れていましたが、改めて考えてみるとなぜ楽器の前には the を付けるのでしょう。

「I play a piano.」「I play piano.」は文法的に間違っているのでしょうか?

Google でそれぞれのコロケーションを検索してみたところ、以下のヒット数となりました。

  • 「play the piano」78,400,000件
  • 「play a piano」3,900,000件
  • 「play piano」3,320,000件

「play the piano」が圧倒的に多いものの、「play a piano」「play piano」も無視できる数ではありません。

この違いに関して『ロイヤル英文法』は次のように説明しています。

Q&A 30 「ピアノを弾く」という場合には必ず the がつくか? 

つけるのがふつう。play ~ の形は「スポーツ・ゲームをする」の意味では無冠詞で play baseball、play chess などのようにいうが、「(楽器を)演奏する」の意味では play the piano、play the violin のようにいうのがふつうである。これは総称単数の用法とも特定の楽器をさす用法とも考えられる。play a piano も可能だが,不定冠詞を用いるのは、play an old-fashioned piano(旧式のピアノを弾く)のように修飾語句がつくときが多い。また、無冠詞の例はプロの奏者や、バンドの中でピアノのパートを受け持っている場合などに見られる。なお、piano が「ピアノを弾くこと」の意味のときは無冠詞になる。

She taught piano for more than 30 years.
(彼女は30年以上ピアノを教えた)

やはり文脈によっては「play a piano」という言い方もあるんですね。

ただし何の文脈もなく「I play a piano.」と言ってしまうと、「私はこの世界の中のある一台のピアノを弾く」というニュアンスになってしまうのだと思います。実際にはピアノを弾く以上さまざまなピアノを弾く可能性がある訳ですから、a を付けてしまうとやや不自然な表現になるのかと。

「無冠詞の例はプロの奏者に見られる」とあるのは、その楽器を弾くことがすっかり習慣化してしまい、楽器そのものよりも、演奏という行為に焦点が移っているのかもしれません。

おそらく「go to school」の school に冠詞を付けないのと同じ理由なのだと思います。

また『ウィズダム英和辞典』の play の項では、楽器の前に the 以外が来る例がいくつか紹介されていました。

play の後に続く楽器の前に置かれる the は時に省略されるが、その傾向は(主に米)、特に演奏者やその関係者に強く見られる。また、文脈によって a, one’s, this などが用いられることもある。

Well, I’d love to play the piano. I love music, and I do play piano.

(今の職業以外になりたい職業を聞かれて)そうねえ、ピアノが弾きたいわ、音楽が好きなの、私ピアノを弾くのよ

Someone’s playing a piano.

誰かがピアノを弾いている(「(どんなピアノだかわからないが)ある(種の)ピアノ」の意)

Daddy would play my piano and sing before he died.

父は生前よく私のピアノを弾いて歌ったものだ。

こうして改めて見ると、実に複雑な冠詞の世界。

英語ネイティブの人なら、おそらく子供でも簡単に使い分けるのでしょうが、アタマで覚えようとすると難しいですね。

もし英語を習っている子どもに「この文では、なぜ the を使わないの?」と聞かれたら、「これは例外!」と言って済ませるほかなさそうです。

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smile − 微笑みの英単語

You’ll find that life is still worthwhile, if you just smile.

− Charles Chaplin −

笑顔が魅力的な人に出会うと、その日一日は幸せな気分でいられるような気がします。

それなら自分もなるべく笑顔でいたいと思うのですが、それがそう簡単ではありません。

たった一日の中でも、さまざまな気持ちの浮き沈みがあるのが、人間というもの。それを乗り越えて、少しでも穏やかな気持ちでいられる時間を増やしたいものです。

さて「微笑み」や「笑顔」という日本語を Google 翻訳に入れると smile と変換されます。しかし英語にはこの smile の類義語がずいぶんたくさんあることをご存知でしょうか。

今回はそんな smile の仲間たちをいくつか紹介してみたいと思います。

 

beam

a wide and happy smile

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

beam は「光線」の意味。そこから派生して「笑顔」という意味にもなります。

happiness を周囲にお裾分けしているイメージでしょうか。

 

grin

a wide smile

grin は「歯が見えるような笑顔」の意味。こんな慣用句もあります。

grin like a Cheshire cat(わけもなくにやにや笑う)

Cheshire cat(チェシャ猫)は、「不思議の国のアリス」にも出てくる架空の猫の名前。いつもにやにやと笑っているのだとか。

 

dimple

a small hollow place in the skin, especially in the cheek or chin

dimple は「えくぼ」の意味。動詞として使えば「笑って、えくぼができる」という意味になります。

 

twinkle

an expression in your eyes that shows you are happy or amused about sth

twinkle は星などの「きらめき」の意味。そこから派生して目の「輝き」の意味にもなります。

 

simper

to smile in a silly and annoying way

simper は「にやにや笑い、作り笑い」の意味。相手にあまり良い印象は与えません。

 

smirk

to smile in a silly or unpleasant way that shows that you are pleased with yourself, know sth that other people do not know

smirk も「にやにや笑い、作り笑い」の意味。

オンライン英語辞書の「Wordnik」に、先述の simper との違いが解説されていました。

Simper and Smirk both express smiling; the primary idea of the first is silliness or simplicity; that of the second is affectation or conceit.

(Simper と Smirk は両方「微笑み」を表す。前者は主に愚かさや単純さ、後者は主に気取りやうぬぼれを意味している。)

smirk の方には、相手に対して得意げに微笑むというニュアンスがあるんですね。

 

以上、smile のさまざまなバリエーションを取り上げてみました。

一口に smile といっても、実にさまざまな smile があります。

今日あなたが受け取った smile は、果たしてどんな種類の smile だったでしょうか?

ノンネイティブスピーカーのための英語

BACHELOR OF EDUCATION DEGREE GUIDE」という教育系学位紹介のためのウェブサイトが TESL(Teaching English as a Second Language)に関するインフォグラフィックを公開しています。

縦にずいぶん長いので、まずはざっと見てみてください。

Teaching English As a Second Language
Image source: www.bachelor-of-education.org

このインフォグラフィックによると、現在の世界の英語話者は7億6500万人以上。

そのうちネイティブスピーカーは3億3500万人、ノンネイティブスピーカーは4億3000万人。

すなわち現在の世界ではノンネイティブの人口がネイティブの人口を上回っているということになります。このことはいったい何を意味しているのでしょう?

インフォグラフィックの中程には次のような一文もあります。

Worldwide, English is the language spoken by the largest number of non-native speakers.

(世界中で、英語はノンネイティブスピーカーの数が最も多い言語である。)

英語を使って海外の人とコミュニケーションをとるときに、その相手が英語のネイティブスピーカーであるよりも、ノンネイティブである可能性の方が高い、そんな世界に私たちは生きているのです。

だから完璧な英語を話す必要はないとか、それでもきちんとした英語を話さないと真に対等な関係を築くことはできないとか、あるべきリンガ・フランカ(共通語)の姿についてはさまざまな意見があることと思います。

しかしもう少しミクロな視点で見たときに、一人一人の英語学習者が「英語というのはノンネイティブのための言語でもある」ということを知っておくのは大切なことではないでしょうか?

そんなことをつらつらと考えてしまいました。

さきほどのインフォグラフィックには、それ以外にも第二言語としての英語に関する多彩な情報がのっていますので、じっくり見てみると何か新しい発見があるかもしれません。

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