Freerice − 英単語の問題に答えて、お米を寄付できる学習サイト

Freericeというウェブサービスを知っていますか?

このサイトでは、学習者向けに英単語の意味を選ぶ4択問題を出題してくれます。

それだけならよくある学習サイトですが、このサイトのおもしろいところは、1問正解するごとに世界食糧計画(WFP)を通して発展途上国の人々へ米10粒が寄付されるというその仕組み。複数のスポンサーがこのサイトに出資しており、必要な寄付米をまかなってくれているのだそうです。

1問10粒なら、100問で1,000粒。世界中にユーザーがいることを考えれば、なかなかのものではないでしょうか。

つまりFreericeは学びながら、そして楽しみながら、寄付ができてしまうという素晴らしいサービスなのです。

Freerice

Level 1[expensive]の意味を選ぶ問題。

 

Freerice2

正解するごとにお米がたまっていきます。

 

レベルは60段階に分かれており、レベル1はかなりやさしいですが、60となるとチンプンカンプン。それもそのはず、これは英単語といっても、英語ネイティブを想定した英単語テストなので、ノンネイティブにはかなり難易度の高い語彙が多いのです。

しかし(特に低レベルのものは)十分にノンネイティブの英語学習に役立つレベルですので、ぜひ試してみてください。

レベル1からスタートすると一定の問題数を正解すれば自動的に上のレベルに上がります。またいきなりレベル60からスタートすることもできますが、その場合は不正解の度にどんどんレベルが下がって行きます。

つまり自分のレベルに合わせてソフトが難易度を自動調整してくれるため、自分に合った難易度で学習をすすめることができます。

また英単語以外に、英語以外の外国語や美術・文学・算数・化学・地理などのテーマを選択することもできます。

Freericeはブラウザベースのサービスなので、何かの空き時間にちょっとやってみるという使い方に向いているかもしれません。

なお画面の上の方に「Ranking」という項目があったのでクリックしてみると、トップの人はなんと約48,000,000粒(!)も寄付しているようです。1問正解するごとに10粒なので、4,800,000問も正解したのでしょうか? いやはや、すごいですね。