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英語

soupçon

Lexico.com(former Oxford Dictionaries)の「Word of The Day」にこんな単語が取り上げられていました。

soupçon

NOUN

A very small quantity of something.

‘a soupçon of mustard’

soupçon | Definition of soupçon in English by Lexico Dictionaries

soupçon は「ほんの少量」を意味する英単語。

何となくフランス語っぽいなとわかるのは ç の下にひょろっと飾りが付いているから。

ç

この飾りはセディーユと呼ばれる記号で、フランス語の場合は c の文字を[k]ではなく[s]と読ませるための印になっています。

さきほどの soupçon は英語でもフランス語でも「スープソン」に近い発音ですが、これがもし soupcon と書いてあったら少なくともフランス語の場合は「スープコン」になってしまいます。
(英語でもこの単語を知らなければ「スープコン」と読んでしまいそうです。)

英語の基本的なアルファベットはもちろん a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z の26文字。

ただ時々外国語に由来するこのような文字が単語の中に入ってくることがあります。文字フェチの人間にとってはどきっとしてしまう瞬間です。

QWERTY phenomenon

現在普及しているキーボードのキー配列は左上に[QWERTY]の文字が並んでいることから QWERTY 配列と呼ばれています。

この配列は100年以上前のタイプライターですでに使われていました。そこには何らかの技術的な理由があったのだろうと推察されています。

現在のキーボードにおいて QWERTY 配列を維持する合理的な理由はないものの、慣習的にこの並びが採用されています。英語にはこの事象を皮肉ったこんな表現もあります。

QWERTY phenomenon

An aversion to using more modern technology or advances with superior features in favor of the original

「Wiktionary」

QWERTY phenomenon は「オリジナルにこだわって、新技術を使わないこと」の意味。

最先端の技術を活用すれば、おそらく QWERTY より効率的なキー配列を考案することは可能でしょう。

ただ各メーカーがそれぞれ独自のキー配列を採用して効率性を競い始めたりしたら、ユーザーはついていくのが大変ですし、そもそもタイピングのように一定の訓練によって蓄積されたスキルをリセットして一から作り直すというのはハードルの高いこと。

それを超えて新しい世界に踏み出すのか、慣れ親しんだ世界にとどまるのか。革新と慣習のせめぎあいというのは人間にとって永遠のテーマなのだろうと思います。

allegator

現代のテキストエディタにおけるスペルチェッカーは大変優秀。

うっかり綴り間違いをしても、自動的に正しい綴りに変換してくれます。

先日もある記事を書くのに allegator と入力したら、すぐに alligator と変換されました。

そうかアリゲーターは alligator だったか、、、と反省はしたものの、何となく allegator を辞書で調べてみると allegator という単語も存在することがわかりました。

allegator

NOUN

A person who alleges something, or who makes an allegation.

Oxford Dictionaries

allegator は「主張する人」の意味。

allege(主張する)や allegation(主張)の派生語です。

最初はワニの alligator に似せて作ったユーモア語なのかな?と思ったのですが、そういう訳でもないようです。

この二つの単語は一文字違いというだけでなく、発音まで全く同じ。

「ワニ」と「主張する人」というのはイメージ的にも重なり合いますし、偶然の一致にしては出来すぎているなと感じました。本当にお互い関係はないのでしょうか?

astronomy と astrology の違いとは?

英語で紛らわしい単語の組み合わせに astronomy と astrology があります。

両者の違いがすぱっと言える人はどれくらいいるでしょう?

astronomy

NOUN

The branch of science which deals with celestial objects, space, and the physical universe as a whole.

Oxford Dictionaries

astrology

NOUN

The study of the movements and relative positions of celestial bodies interpreted as having an influence on human affairs and the natural world.

Oxford Dictionaries

astronomy は「天文学」、astrology は「占星術」。

星について学ぶのが天文学で、その星から人の運勢などを判断するのが占星術。

日本語で書くと全く違うものになってしまいますが、英語ではたったの二文字違いです。

a s t r o n o m y
a s t r o l o g y

 

両者の扱っている対象が近いものであるということがよくわかります。

こんな風にことばの表現方法によって物事の関係性の認識が変わってくるというのは外国語を学んで初めて見えてくることの一つです。

levant

「逃げる」を意味する英単語には escape, run away などがあります。

逃げる理由は人それぞれだと思いますが、もし借金から逃げるのならこんな動詞を使うこともできるようです。

levant

VERB

archaic 

Run away, typically leaving unpaid debts.

‘the clerk had levanted before his employer returned from America’

Oxford Dictionaries

levant は「借金を払わず逃げる」の意味。

一語にそんな意味まで含んだ動詞があるというのはびっくり。

こんな動詞が必要になるほど昔のイギリスでは借金から逃げていた人が多かったのだろうか?などとあれこれ想像してしまいます。

考えてみると、こんな風に一つの単語の中に多くの情報を含めることができるというのはことばの面白い点の一つ。

例えば、給料日前に家に押しかけてきた借金取りにあと1日待ってください!と頼む人が多数存在する社会ならば「家に押しかけてきた借金取りにあと1日待ってください!と頼む」という動詞を作ってしまった方が効率的です。

一つの単語にどの程度の情報を含めるかが恣意的な問題に過ぎないのだとすれば、単語の種類が多く文が短い言語と、単語の種類が少なく文が長い単語ではどちらの方が学びやすいのだろう?と考えてみたくなります。みなさんの好みはどちらでしょうか?

most northerly

Oxford Dictionaries の「TRENDING WORDS」にこんな単語が挙がっていました。

Hokkaido

PROPER NOUN

The most northerly of the four main islands of Japan, constituting an administrative region; population 5,570,000 (est. 2007); capital, Sapporo.

Oxford Dictionaries

ここで目を引いたのは Hokkaido… ではなく most northerly という表現。

「最北」という意味を表すのにこういう表現があるんですね。

northerly に類する東西南北の単語を調べてみると、次のようになっていました。

northerly 北の
southerly 南の
westerly 西の
easterly 東の

 

よく使う northern, southern, western, eastern のおしまいの[-n]を外して[-ly]を付けた形になっています。

それにしても northern と northerly の違いとはいったい何なのでしょう?

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