cialis viagra online accutane

日本語

声がかれる

このところ長時間、人と話しているとすぐに声がかれるようになってしまい困っています。

声のスタミナがなくなったという感じでしょうか。

いっそボイストレーニングにでも行こうか、それともどこか悪いのだろうか。。。などと考えていたときに、ふと疑問に思ったのが、声がかれるというときの「かれる」って漢字でどのように書くのだろう?ということ。

枯れる?

いや違いますよね。おそらく。

さっそく辞書で調べてみると、そこには三つの「かれる」が出ていました。

かれる[枯れる](自下一)

①草木に水を吸いあげる力がなくなる。また、その結果、死ぬ。

②〔材木などの〕水気がなくなる。

③年をとって、からだのみずみずしさが失われ、しぼんだようになる。

④人格・技芸に気取りやむだがなくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

かれる[(×涸れる)](自下一)

水がなくなる。

「三省堂国語辞典 第七版」

かれる[(×嗄れる)](自下一)

〔声を使いすぎたり病気をしたりしたために〕声がひびかなくなったり、かすれたりする。

「三省堂国語辞典 第七版」

三国に出ていた「かれる」は「枯れる・涸れる・嗄れる」の三種類。

声がかれる場合は「嗄れる」と書くんですね。

あまり一般的な漢字ではないので、実際には「声がかれる」とひらがな表記にすることも多いのだと思います。

ただ「口+夏=嗄」というのはある意味、わかりやすい組み合わせ。

口の中が暑い夏の日のようにからからの状態になるとイメージすれば、記憶に定着できそうです。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

黒板をめぐって

黒板は緑なのに、なぜ「黒板」と言うのでしょう?

そんな疑問が浮かんだので、辞書を引いてみました。

こくばん[黒板](名)

チョークで文字が書けるように、黒または緑色に塗った板。塗板。

「三省堂国語辞典 第七版」

三国によると黒板の色は黒または緑色。

緑だけではなく、黒い黒板も存在するということなんですね。

。。。と書いていて、そもそも「黒い黒板」という日本語が成立すること自体が面白いことだということに気付きました。

黒い黒板は理屈の上では「白い白鳥」と同じような重言のはず。

じゅうげん[重言](名)

意味のかさなっていることばを続けて言う言い方。例、馬から落馬する。

「三省堂国語辞典 第七版」

ただ黒板=緑が主流の現代においては、黒い黒板が重言にならず、逆に「えっ?黒い黒板があるの?」と言われかねません。この逆転現象は面白いですね。

さらに調べてみると、日本語の「黒板」は英語の blackboard の直訳であるということがわかりました。

blackboard

(also chalkboard especially in North American English)

a large board with a smooth black or dark green surface that teachers write on with a piece of chalk

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

OALD でも blackboard の色は black or dark green と定義されています。

(ただ英語には chalkboard という表現もあります。)

英語の blackboard も日本語の黒板も、昔は黒が主流だったものの時代とともに緑が主流に変わった。しかし呼び名は blackboard/黒板のまま変わらなかったという経緯なのでしょう。

ことばというのは変わり身が早いようで案外保守的なところもあるんですね。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

彼はその名をつとに知られている。

この頃、本を読んでいるときに、何となくあいまいなまま理解していたことばがあればなるべく辞書を引くようにしています。

(読書のペースが落ちてしまうのが悩みのタネですが。)

この前、気になったのはこんな表現。

彼はその名をつとに知られている。

「つとに」ってどんな意味?と聞かれたらはっきり答えられないなということに気づいて、その場で辞書を引いてみました。

☆☆つとに[(×夙に)](副)

〔文〕

①朝早く。

②(ずっと)以前に。早くから。

「ー名高い」

③幼いときから。

「三省堂国語辞典 第七版」

「つとに」は「朝早く」という意味なんですね。おそらくそこから②③の意味が派生したということでしょうか。

これを見たときに思い出したのが枕草子の「冬はつとめて」という一節。

あの「つとめて」も早朝を意味する古語だったはずです。だとすると「つとに」と「つとめて」の間に何か関係はあるのでしょうか?

調べてみると、日国に次のような説明がありました。

つとめて 〘名〙

①前夜から引き続いた翌早朝。前夜に何か事があったその翌日の早朝。その翌早朝。…

②早朝。夜明けがた。…

*枕(10C終)一 「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず」

補注 早朝を表わす「つと(夙)」から派生した語。同根の「夙に」が漢文訓読調であるのに対して平安朝の和文に多く用いられている。

「精選版 日本国語大辞典」

補注に「つとめて」と「つとに」が同根であるとの記述があります。

「つとめて」はすでに現代日本語からは消えてしまっていますが、「つとに」の方はかろうじて生き残っているという感じでしょうか。

ただ若い人にとってもう馴染みのない表現になっているのだとすれば、こちらもやがては消えてしまう運命なのかもしれません。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

 
精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典
価格: ¥7,800(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

金とカネ

かたかな[片(仮名)](名)〔「カタカナ」とも書く〕

かなの一つ。大部分は漢字の画をはぶいてできたもの。もと漢文訓読の補助符号として考え出された。現在、主として外来語や擬声語、動植物の名前などの表記に用いる。(↔ひらがな)

「三省堂国語辞典 第七版」

日本語のカタカナは主として外来語や擬声語、動植物の名前などの表記に用いる。

その原則には同意しますが、現代日本語ではこれに収まらない用法がどんどん増えていることもまた事実。

例えばこんな単語はどうでしょう。

かね[金](名)

①金属。

②貨幣。

③現金・預金・小切手などの形をとる財産。

表記②③は、報道では「カネ」とも書く。→:お金。

「三省堂国語辞典 第七版」

目に付くのは、報道では「カネ」とも書くという但し書き。

なぜわざわざ「カネ」とカタカナ表記するのでしょう?

一つは「金」には「キン」という読み方もあるので、読み方を固定したいという考えがあるのかもしれません。

  • 金の亡者
  • カネの亡者

これらの表記を比べてみると「カネの亡者」の方がよりダイレクトに意味が伝わってくるような気がしませんか?

ただそれだけではなく「カネ」という表記には、ちょっと品のない印象や政治の世界で動くカネのように背後の権力を連想させるような何かがあります。

そういう意味では日本語の「金(かね)」と「カネ」には単なる文字表記の違いを超えた意味の違いがあるとも言えるでしょう。

この用法がより一般化すれば、将来、国語辞書の見出しに「かね」と「カネ」が並ぶようなこともあるのでしょうか?

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

魚へんに春夏秋冬の漢字

日本語には魚偏(うおへん、さかなへん)の漢字がたくさんあります。

子供の頃、魚偏の漢字がびっしり書いてある湯呑みを眺めながら、これは何という漢字なのだろう?と考えるのが好きでした。

今回は季節の変わり目ということで、魚偏に「春夏秋冬」を合わせたらどんな魚になるのかを調べてみました。

 

魚+春=鰆(さわら)

さわら[(×鰆)]サハラ(名)

〘動〙海にすむ中形のさかな。肉は白身で食用。

「三省堂国語辞典 第七版」

 

魚+夏=魚夏(わかし)

わかし(名)

〘動〙ブリの若いもの。大きさは約一五~二〇センチ。

→:出世魚。

「三省堂国語辞典 第七版」

 

魚+秋=鰍(かじか)

かじか[(×鰍)](名)

〘動〙

①川にすむハゼに似た小さなさかな。口が大きく、清流の砂の間にひそんでいる。ごり。

②北の海にすむさかな。口が大きく、ひれのとがったものが多い。

「三省堂国語辞典 第七版」

 

魚+冬=鮗(このしろ)

このしろ[(×鮗)・(×鰶)](名)

〘動〙海でとれる、イワシぐらいのさかな。背びれの一本だけが長い。食用。

→:こはだ。

「三省堂国語辞典 第七版」

まとめると次のようになります。

  • 魚+春=鰆(さわら)
  • 魚+夏=魚夏(わかし)
  • 魚+秋=鰍(かじか)
  • 魚+冬=鮗(このしろ)

文字幅からわかるように魚へんに夏という漢字は存在しないようです。

ただ魚夏と書いて「わかし」という魚の名前になるとのこと。

春秋冬があるのなら夏も作ればよいのにと思ってしまいますが、そこには深い理由があるのでしょう。

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

ひらがな、カタカナ、漢字の三種類がすべて使われている単語とは?

日本語にはひらがな、カタカナ、漢字という三種類の文字体系があります。

電車に乗った際に車内の広告などを眺めていると、どうしてこんな複雑な文字体系になってしまったのだろう?と思うこともよくあります。

ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けには明確な決まりがある訳ではなく、例えば、

  • おしゃれ
  • オシャレ
  • お洒落

のように三種類の表記ができる単語もあります。

また日本語では一つの単語の中に複数の文字体系が混在していることも珍しくありません。例えば、

「ドラえもん」にはカタカナとひらがな

「ドラム缶」にはカタカナと漢字

「どら息子」にはひらがなと漢字

が使われています。

それでは一つの単語の中にひらがな、カタカナ、漢字の三種類がすべて使われている単語はあるでしょうか?

もちろん「とんこつ味噌ラーメン」のような複合語は例外とします。

探索の結果、見つけたのがこちらの単語。

くのいち[くノ一](名)〔漢字「女」を三つの部分に分けて言った隠語〕

〔俗〕おんな(の忍者)。

「三省堂国語辞典 第七版」

わずか三文字の中にひらがな、カタカナ、漢字が一文字ずつ入っています。

これってかなり珍しい単語なのではないでしょうか?

 
三省堂国語辞典 第七版 三省堂国語辞典 第七版
価格: ¥1,700(記事公開時)
カテゴリ: 辞書/辞典/その他, 教育
App Storeで詳細を見る

cialis viagra online accutane