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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.126 − 乳製品の名前

milk glasses

フィンランド語で「牛乳」は maito(マイト)。

牛乳は英語・ドイツ語などのゲルマン語派では[m-]で始まり、フランス語・スペイン語などのロマンス諸語では[l-]で始まります。

英語 milk
ドイツ語 Milch
フランス語 lait
スペイン語 leche


フィン・ウゴル語派に属するフィンランド語は、牛乳に関しては[m-]のグループに入っています。

牛乳を始め、 このごろフィンランド語のテキストに乳製品の名前が多く出てくるので、今回はそのあたりの単語をまとめておきたいと思います。

フィン
1 jogurtti yogult ヨーグルト
2 juusto cheese チーズ
3 kerma cream クリーム
4 maito milk 牛乳
5 muna egg
6 piimä sour milk 発酵乳
7 soijamaito soy milk 豆乳
8 voi butter バター


6)発酵乳というのは日本ではあまり馴染みがないですが、フィンランド語教室の先生曰くフィンランドでは1リットルパックなどに入って売られているそうです。

なおフィンランド語に近いエストニア語では牛乳のことを piim と呼ぶとのこと。これは piimä とは違う味なのでしょうか?

7)voi は、フィンランド語の動詞 voida(できる)の三人称単数現在形と同じ形。

voida を最初に習っていたので、テキストに次の例文が出てきたときには、一瞬「できるは黄色い???」と思ってしまいました。

Voi on keltaista.(バターは黄色い。)

以上、今回はフィンランド語の乳製品の名前をまとめてみました。

このあたりの単語はフィンランドのスーパーマーケットに行ったときに役に立ちそうですね。

フィンランド語学習記 vol.125 − 目的語の格変化②/さまざまな複数形

Files on bookshelves

フィンランド語教室49週目のレポート。

今回は目的語の格変化について復習しました。

[参考]フィンランド語学習記 vol.112 − 目的語の格変化 | Fragments

フィンランド語の目的語は、その意味するところによってさまざまな形に変化します。

例えば複数の本を読んだと言いたいとき、英語なら本はいつも books のまま。

しかしフィンランド語の場合は一筋縄ではいきません。

ここでは3つの形を順番に紹介してみたいと思います。

 

単数分格

Luin 2 kirjaa.(本を2冊読んだ。)
*lukea(読む)、kirja(本)

フィンランド語では、2以上の数詞の後に来る名詞は単数分格の形になります。

「なぜ分格になるのか?」は気になりますが、はっきりとした答えはわかりません。ここはとにかく覚えてしまいましょう。

英語で言えば、I read two books. に当たる表現です。

 

複数分格

Luin kirjoja.(本を何冊か読んだ。)

2冊・3冊などはっきりとした数がわからないときには、複数分格の形になります。

英語で言えば、I read(some)books. に当たる表現です。

 

複数対格

Luin kirjat.(本をすべて読んだ。)

前述の分格が「部分」を表すのに対して、対格は「全体」を表します。

ただし本をすべて読んだというのは、あらゆる本を読んだということではなく、そこにあった本をすべて読んだとか、この前話題になっていた本をすべて読んだということなのでしょう。

英語で言えば、I read the books. に当たる表現です。

 

まとめ

以上、フィンランド語の目的語で複数を表すケースを3つまとめてみました。

[単数分格]Luin 2 kirjaa.(本を2冊読んだ。)
[複数分格]Luin kirjoja.(本を何冊か読んだ。)
[複数対格]Luin kirjat.(本をすべて読んだ。)

「分格=部分」「対格=全体」と考えれば、複数分格と複数体格の使い分けについてはよくわかります。

しかし単数分格と複数分格の使い分けについては、理屈では割り切れないように感じるのですが、この先視界が開けることもあるのでしょうか?

また、改めて kirja の格変化表を眺めてみれば、今回の内容は格変化の森のほんの一部。焦らずじっくりと学んでいきましょう。

単数 複数
主格 kirja kirjat
属格 kirjan kirjojen
kirjain
分格 kirjaa kirjoja
対格 kirja
kirjan
kirjat
内格 kirjassa kirjoissa
出格 kirjasta kirjoista
入格 kirjaan kirjoihin
接格 kirjalla kirjoilla
奪格 kirjalta kirjoilta
向格 kirjalle kirjoille
様格 kirjana kirjoina
変格 kirjaksi kirjoiksi
具格 kirjoin
欠格 kirjatta kirjoitta
共格 kirjoineen

フィンランド語学習記 vol.124 − 不規則動詞に関する覚書

Woman with Wreath of Flowers in Her Hands

少なくともこれまでに習ったところでは、フィンランド語の動詞の語形変化は非常に規則的。

ほとんどの動詞の語形変化は6つあるパターンのいずれかに集約されます。

そんな中、これまでに習った不規則動詞3つをまとめておきます。

 

olla

olla は、英語の be に当たる動詞。

Minä olen onnellinen.(I am happy.)
*例文は『Wiktionary』より

人称ごとの語形変化(現在形)は次のとおり。

単数 複数
一人称 olen olemme
二人称 olet olette
三人称 on ovat


もし規則的に変化すれば、三人称単数は olee、複数は olevat となるはずですが、短く on, ovat という形になっています。

 

tehdä

tehdä は、英語の do, make などに当たる動詞。

Mitä sinä teet?(What are you doing?)
Tein äidilleni kakun.(I made a cake for my mom.)
*例文は『Wiktionary』より

人称ごとの語形変化(現在形)は次のとおり。

単数 複数
一人称 teen teemme
二人称 teet teette
三人称 tekee tekevät


辞書形 tehdä と活用形の関係は不規則ですが、もし tekeä という原形を想定するなら、それぞれの活用形は規則的になります。

よって厳密な意味では、不規則動詞とは呼べないのかもしれません。

 

nähdä

nähdä は英語の see に当たる動詞。

Näin hänet eilen.(I saw him yesterday.)
*例文は『MOT Finnish-English』より

人称ごとの語形変化(現在形)は次のとおり。

単数 複数
一人称 näen näemme
二人称 näet näette
三人称 näkee näkevät


さきほどの tehdä と同じく、辞書形 nähdä と活用形の関係は不規則ですが、もし näkeä という原形を想定するなら、それぞれの活用形は規則的になります。

 

英語との比較

今回取り上げたフィンランド語の動詞 olla, tehdä, nähdä は、それぞれ英語の be, do/make, see に当たります。

これらの英語はすべて不規則動詞。

原形 過去形 過去分詞形
be was/were been
do did done
make made made
see saw seen


そもそも英語ではよく使われる動詞ほど不規則な変化をするケースが多いですし、不規則動詞の数は数えられないくらい多いです。

日本語の場合は、来る(カ行変格活用)、する(サ行変格活用)くらいでしょうか。

フィンランド語の場合も、真の不規則動詞は olla くらいで、他の動詞は規則的に活用するようです。

それでは活用のルールが簡単で不規則動詞が多い言語(英語など)と、活用のルールが複雑で不規則動詞が少ない言語(フィンランド語など)では、どちらの方が覚えやすいのでしょうか?

初心者からすると、前者の方がとっつきやすいのかもしれませんが、一度きちんと習得してしまえば後者の方が楽。。。と信じて頑張ることにしたいと思います。

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フィンランド語学習記 vol.123 − 今日は何日?

photo credit: marianna-on Strike via photopin cc

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フィンランド語で「今日は何日?」は、Monesko päivä tänään on?(モネスコ パイヴァ タナーン オン)。

日付を尋ねるときの表現です。

Tänään on yhdeksäs päivä joulukuuta.(今日は12月9日です。)
*tänään(今日)、päivä(日)

yhdeksäs は、数字の9を意味する yhdeksän の序数。英語の ninth に当たります。

序数については、きのうのエントリーにまとめました。

[参考]フィンランド語学習記 vol.122 − 序数の名前② | Fragments

文末の joulukuuta は、12月を意味する joulukuu の分格の形。

なぜ分格を使うのか?はわかりませんが、とにかくこの形で覚えてしまいましょう。

つまり1から31までの序数詞と月名の分格の形を覚えれば、今日の日付が言えるということになります。

序数はきのう扱ったので、今日は月の名前を分格付きで復習しておきましょう。

主格 分格
1月 tammikuu tammikuuta
2月 helmikuu helmikuuta
3月 maaliskuu maaliskuuta
4月 huhtikuu huhtikuuta
5月 toukokuu toukokuuta
6月 kesäkuu kesäkuuta
7月 heinäkuu heinäkuuta
8月 elokuu elokuuta
9月 syyskuu syyskuuta
10月 lokakuu lokakuuta
11月 marraskuu marraskuuta
12月 joulukuu joulukuuta


分格といっても、実際には月の名前に[-ta]を付けるだけ。

[参考]フィンランド語学習記 vol.55 − 分格のつくり方 | Fragments

(分格のつくり方はいろいろありますが、月名は語末が[-kuu]で揃っているので、全て同じパターンになります。)

よって月の名前を覚えてしまえば、すぐに分格も作ることができます。

以上の単語と冒頭の定型表現を使って、日付の言い方を覚えてしまいましょう。

Monesko päivä tänään on?(今日は何日ですか?)
Tänään on ___DD___ päivä ___MM___.(今日は_MM_月_DD_日です。)

こんな感じで使えるフレーズを増やしていきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.122 − 序数の名前②

photo credit: fitzsean via photopin cc

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以前のエントリーで、フィンランド語の序数について取り上げました。序数というのは「○○番目」を意味する数詞で、英語で言えば first, second, third に当たります。

[参考]フィンランド語学習記 vol.68 − 序数の名前 | Fragments

このときは1から10の序数を扱いました。

しかし最近習った単元で「12月31日」などの日付を表すのに、31までの序数が必要になったため、改めて覚えなければなりません。

千里の道も一歩からということで、まずは1-10の復習から。

基数 序数
1 yksi ensimmäinen
2 kaksi toinen
3 kolme kolmas
4 neljä neljäs
5 viisi viides
6 kuusi kuudes
7 seitsemän seitsemäs
8 kahdeksan kahdeksas
9 yhdeksän yhdeksäs
10 kymmenen kymmenes


1と2は、基数と序数で語形が全く異なります。3以降は語末が少し変化しただけなので覚えやすいですね。

1の ensimmäinen には「最初の」、2の toinen には「別の」という意味もあります。

この二つは、もともとは序数ではなかったものが、古くからある序数に取って代わったのだとか。

続いて11-20。

基数 序数
11 yksitoista yhdestoista
12 kaksitoista kahdestoista
13 kolmetoista kolmastoista
14 neljätoista neljästoista
15 viisitoista viidestoista
16 kuusitoista kuudestoista
17 seitsemäntoista seitsemästoista
18 kahdeksantoista kahdeksastoista
19 yhdeksäntoista yhdeksästoista
20 kaksikymmentä kahdeskymmenes


11から19の序数は、1から9の序数に[-toista]を付けるだけ。

ただし11と12は、さきほどの ensimmäinen, toinen を使わず、yhdes, kahdes という形を使っています。

こちらは基数の yksi, kaksi とのつながりが感じられる形です。

1と11、2と12の形を比べてみてください。

基数 序数
1 yksi ensimmäinen
11 yksitoista yhdestoista
2 kaksi toinen
12 kaksitoista kahdestoista


続いて21-31。

基数 序数
21 kaksikymmentäyksi kahdeskymmenesyhdes
22 kaksikymmentäkaksi kahdeskymmeneskahdes
23 kaksikymmentäkolme kahdeskymmeneskolmas
24 kaksikymmentäneljä kahdeskymmenesneljäs
25 kaksikymmentäviisi kahdeskymmenesviides
26 kaksikymmentäkuusi kahdeskymmeneskuudes
27 kaksikymmentäseitsemän kahdeskymmenesseitsemäs
28 kaksikymmentäkahdeksan kahdeskymmeneskahdeksas
29 kaksikymmentäyhdeksän kahdeskymmenesyhdeksäs
30 kolmekymmentä kolmaskymmenes
31 kolmekymmentäyksi kolmaskymmenesyhdes


基数の21は kaksikymmentäyksi、序数の21は kahdeskymmenesyhdes。

よく構造を見てみると、序数の21は各パーツがいちいち序数の形に変化しているのがわかります。

[基数]kaksi/kymmentä/yksi
[序数]kahdes/kymmenes/yhdes

語末の部分だけが変化する英語と比べると、頭の切り替え作業が大変。

[基数]twenty/one
[序数]twenty/first

という訳で、いくぶん手間のかかるフィンランド語の序数詞。それでも何とか頑張って31まで言えるようになりました!

しかし困ったことに、今度は8という数字を見ても、基数の kahdeksan がなかなか出て来ません。(すべて序数になってしまう。)

三歩進んで二歩下がるような状況ですが、あきらめずコツコツやっていきたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.121 − ハハッター、ヒヒッター

photo credit: Neal. via photopin cc

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フィンランド語で「笑う」は nauraa(ナウラー)。

笑うというとき、日本語では「くすくす笑う」「にやにや笑う」など、動詞と合わせて使えるオノマトペが発達しています。

フィンランド語教室の先生曰く、このようなオノマトペのニュアンスを日本語を知らない人に伝えるのはすごく難しいとのこと。

たしかに外国の人に「くすくす」「にやにや」の感覚を伝えるのは大変そうですね。

しかし例えば英語なら、

  • giggle(くすくす笑う)
  • grin(にやにや笑う)

など、動詞自体によって、日本語のニュアンスを伝えることはできます。

フィンランド語でも、笑いの種類を伝える動詞はたくさんあるそうです。

フィン
hahattaa guffaw ばか笑いする
hihittää snicker 忍び笑いする
hohottaa guffaw ばか笑いする


上からハハッター、ヒヒッター、ホホッター。

「ばか笑いする」「忍び笑いする」という訳語は、フィンランド語の「意味」を伝えています。

しかしオノマトペ風に hahattaa を「ハハハと笑う」、hihittää を「ヒヒヒと笑う」と訳しても、それなりに感覚は伝わりそうですね。

(「ホホホと笑う」は、ばか笑いにしては上品すぎるかもしれませんが。)

英語にも笑いを表す ha-ha という擬音語がありますし、このあたりの音は万国共通なのでしょうか。

あとはフフッター(huhuttaa)、ヘヘッター(hehettää)がないのか気になるところです。

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