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フィンランド語

フィンランド語学習記 vol.819 − Oletteko te sisarukset?

映画『オンネリとアンネリのおうち』の1コマ。

バラの木夫人(Rouva Ruusupuu)がオンネリとアンネリに「あなたたちは姉妹なの?」と尋ねます。

sisaruksia は「兄弟姉妹」を意味する単語 sisarus の複数分格の形。

単数 複数
主格 sisarus sisarukset
分格 sisarusta sisaruksia

 

自分だったら Oletteko te sisarukset? と言ってしまいそうなところ。

Oletteko te sisaruksia? と分格になる理由がいまいちよくわかりません。

念のため辞書を確認してみると次のように出ていました。

sisarus[シサルス]

⦅ふつう複で⦆兄弟姉妹(同士):

He ovat sisarukset/sisaruksia.
彼らは兄弟姉妹だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ここには sisarukset と sisaruksia の両方の形が示されています。

ということは実際の会話ではどちらも使われるということなのでしょう。

それにしても「あなたたちは姉妹なの?」というシンプルなフレーズ一つのために、文法について頭を悩ませなければならないフィンランド語というのはやはり一筋縄ではいかない言語だと思います。

 

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フィンランド語学習記 vol.818 − ystävä, kaveri, toveri

「友達」を意味する一般的なフィンランド語は ystävä(ユスタヴァ)。

ystävä[ユスタヴァ]

①友人:

Hän on paras ystäväni.
彼は私の最良の友人だ。

②愛好者:

Olen oopperan ystävä.
私はオペラの愛好者だ。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ただこの他に kaveri, toveri という単語を耳にすることもあります。

kaveri[カヴェリ]

友人、仲間、やつ:

koulukaveri
学校の友人
kumma kaveri
変なやつ

「パスポート初級フィンランド語辞典」

toveri[トヴェリ]

仲間、友人、同志:

työtoveri
同僚

=kaveri

「パスポート初級フィンランド語辞典」

ystävä, kaveri, toveri の違いとは何なのでしょう?

改めて辞書の訳を比較してみると次のようになります。

  • ystävä = 友人、愛好者
  • kaveri = 友人、仲間、やつ
  • toveri = 仲間、友人、同志

kaveri の訳が「友人→仲間」の順番になっているのに対して、toveri の訳が逆の「仲間→友人」の順番になっていることに意味はあるのだろうか?などと考えてみましたが結論には至らず。

何となく toveri より kaveri の方が気さくな間柄を表す単語なのかなという気もしますが、実際はどのようなニュアンスの違いがあるのでしょう?

 

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フィンランド語学習記 vol.817 − tavattavissa

以前使っていたフィンランド語教室のテキスト『suomea suomeksi』を久しぶりに読み返していたら次の文が目にとまりました。

Onkohan Heli Nieminen tavattavissa?

ヘリ・ニエミネンさんはお手すきですか?

「suomea suomeksi」P.99

このときは tavattavissa という単語を「会うことができる」という意味で習った記憶がありますが、今の目で眺めてみるとこれは動詞 tavata の受動現在分詞 tavattava の複数内格であることがわかります。

動詞 tavata を分詞ボックスに入れてみるとこんな感じに。

タイプ4 tavata(会う)

能動 受動
現在分詞 tapaava tavattava
過去分詞 tavannut tavattu

 

参考:フィンランド語学習記 vol.779 − 分詞ボックス

この tavattavissa はよく使われる表現ということで、そのまま辞書の見出し語にもなっていました。

tavattavissa[タヴァッタヴィッサ]

会うことができる、電話に出ることができる:

Onko Emma tavattavissa?
エンマはいらっしゃいますか?

「パスポート初級フィンランド語辞典」

それにしてもなぜこの形で「〜できる」という意味になるのでしょう?

文法書をめくってみると、次のような説明を見つけました。

受動現在分詞 tehtävä の複数内格 tehtävissä は動詞 olla と結びついて「〜できる」といった可能性を表すことができます。

Tietokone on helposti korjattavissa.
コンピュータは簡単に(helposti)修理できる。

tavata「会う」からできた tavattavissa はしばしば使われます。

Onko hän tavattavissa?
彼女に会うことはできますか。

「フィンランド語文法ハンドブック」P.282

なるほど。tavattavissa だけではなく korjattavissa のように他の動詞でもこの形を使うことがあるんですね。

ただコンピュータは一台なのに複数形を使うというのはちょっと不思議なところ。このあたりは慣用表現として覚えてしまった方が良いのでしょう。

フィンランド語学習記 vol.816 − vartalo

フィンランド語の理解に欠かせないのが名詞や形容詞の「語幹」という概念です。

フィンランド語の特徴である豊かな格変化の大半はまず語幹を求めるところからスタートし、その語幹に様々な語尾をくっつけます。

そんな「語幹」はフィンランド語では何と言うのでしょう? 辞書をパラパラとめくっていたら偶然に見つけました。

vartalo[ヴァルタロ]

①胴体、体:

Hänellä on lihaksikas vartalo.
彼女は筋肉隆々とした体をしている。

②⦅文法⦆語幹:

Sanan vartaloon liittyy päätteitä.
語の語幹に語尾が結びつく。

「パスポート初級フィンランド語辞典」

フィンランド語で「語幹」は vartalo。上記のとおり、もとは「胴体」を意味する単語です。

植物のアナロジーである日本語に対して、動物のアナロジーであるフィンランド語。

言葉が違えば表現も変わる、そのちょっとした違いが面白いです。

 

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フィンランド語学習記 vol.815 − e 型の名詞の作り方

昨日のエントリーで扱ったフィンランド語の動詞から名詞を作る手順の続きです。

toivoa(望む) toive(望み)
lyhentää(短くする、短縮する) lyhenne(略語)
katsoa(見る) katse(視線、目つき)

 

テキストには動詞から名詞を求める次のような式が紹介されていました。

verbi e substantiivi
toiv- e toive
toivon

 

これによると動詞から名詞を作る手順は、

  1. 動詞の一人称単数形を求める。
  2. 語尾の[-Vn]を外す。
  3. 語尾に[-e]を付ける。

以上の3ステップ。

昨日取り上げた u/y 型の名詞では動詞の三人称複数形がベースでしたが、e 型の名詞では一人称単数形がベースになっています。

派生語の作り方にもさまざまなパターンがあるんですね。

フィンランド語学習記 vol.814 − u/y 型の名詞の作り方

以前のエントリーでフィンランド語の動詞から名詞を作る方法を紹介しました。

フィンランド語学習記 vol.791 − us/ys 型の名詞の作り方
フィンランド語学習記 vol.792 − mus/mys 型の名詞の作り方

フィンランド語教室のテキスト『suomen mestari 4』を読み進めていくと、また別のパターンが出ていたので紹介してみます。今回出ていたのはこんなパターン。

palvella(サービスする) palvelu(サービス)
käsitellä(扱う) käsittely(扱うこと、処理)
kylpeä(入浴する) kylpy(入浴)

 

テキストには動詞から名詞を求める次のような式が紹介されていました。

verbi u/y substantiivi
palvel- u palvelu
palvelevat

 

これによると動詞から名詞を作る手順は、

  1. 動詞の三人称複数形を求める。
  2. 語尾の[-evAt]を外す。
  3. 語尾に[-u/-y]を付ける。

以上の3ステップ。

ただし palvelu(サービス)と kylpy(入浴)の場合は動詞より名詞を先に覚えたので、palvella(サービスする)と kylpeä(入浴する)という動詞を見たときには「なるほどこんな動詞もあったのか!」という印象でした。

明日はまたもう一つ別のパターンを紹介してみます。

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