ブログ1周年。ありがとうございます!
本日でこのブログを開設してから、ちょうど1年になりました。
雨の日も風の日もコツコツと書き続けてこられたのは、読んでくださるみなさまのおかげです。どうもありがとうございます!
区切りの日ということもあり、昔の記事をつらつらと読んでいたら、ああこんなことを書いていたなあと様々なことを思い出しました。
本日はそんな過去記事の中から、3つを選んで再度スポットを当ててみたいと思います。
フィンランド語学習記 vol.6 − 語彙力増強作戦
フィンランド語学習記 vol.6 − 語彙力増強作戦 | Fragments
こちらは2012年11月5日の記事。iPhoneアプリ『i暗記』を使った単語学習法を紹介しています。
このアプリは、1年近く経った今でも単語学習の主力ツールとして使い続けています。
外国語の学習において、語彙の習得には retrieval の回数を増やすことが欠かせません。
retrieval というのは単語の形式(e.g., zephyr)と単語の意味(a soft gentle wind)を結びつける作業のこと。
つまり単語を見て意味を思い浮かべたり、意味を見て単語を思い浮かべたりする回数を増やさなくては、単語帳を何回読んでも、単語をノートに何回書いても、語彙力は望み通りに向上しません。
その意味でこのアプリは、短時間で大量の retrieval を生み出すのに適した素晴らしいツールだと思います。(もちろんアナログの単語カードだってありですよ!)
i暗記+
価格: 無料(記事公開時)
カテゴリ: 教育, 教育, ゲーム, 単語
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Waltzing Matilda − the unofficial national anthem of Australia
Waltzing Matilda − the unofficial national anthem of Australia | Fragments
こちらは2013年1月3日の記事。オーストラリアの国民歌「ワルツィング・マチルダ」を紹介しています。
久しぶりに聞いてみると、オーストラリアという国のさまざまなイメージがこの一曲にぎゅっと凝縮されているように感じられました。
この歌の主人公はオーストラリア開拓時代の放浪者(swagman)であり、ワルツというのはいわゆる三拍子のワルツのことではありません。
waltzing
derived from the German term auf der Walz, which means to travel while working as a craftsman and learn new techniques from other masters before returning home after three years and one day, a custom which is still in use today among carpenters.
(ドイツ語の「auf der Walz」に由来する。それは、3年と1日の間、職人として働きながら旅をし、他の熟練工から新しい技術を学ぶという、今日でも行われている伝統のことである。)
Matilda
a romantic term for a swagman’s bundle.
(放浪者の荷物を意味するロマンティックな用語。)
Waltzing Matilda
from the above terms, “to waltz Matilda” is to travel with a swag, that is, with all one’s belongings on one’s back wrapped in a blanket or cloth.
(上記の用語より、マチルダとワルツを踊るというのは、”swag” すなわち “毛布や布切れにくるんで背負った荷物” を持って旅に出るという意味になる。)
Wikipedia「Waltzing Matilda」より
歌詞にオーストラリアのスラングもたくさん登場する「ワルツィング・マチルダ」。ぜひ一度、聞いてみてください。
動物園にシロクマを − レイキャビクの市長のはなし
動物園にシロクマを − レイキャビクの市長のはなし | Fragments
こちらは、2013年5月25日の記事。アイスランド、レイキャビクのジョン・ナール市長と、彼の政党ベスト党のプロモーションビデオを紹介しています。
ナール市長は、パンクロッカー&コメディアン出身という異色の経歴。女装をしてゲイ・パレードに参加したりと、ユニークな行動でも注目を集めています。
最近の動向として、9/22付の『News of Iceland』にはこんな記事がのっていました。
The Best Party, led by mayor of Reykjavik Jón Gnarr, has increased its support and new Gallup poll shows they have 35% support in the city, the same percentage as on election day 2010.
(レイキャビク市長のジョン・ナール氏が率いるベスト党は支持を回復し、新しいギャラップの世論調査によると同市で35%の支持を獲得している。これは2010年の選挙日時点と同じ数字である。)
まだまだ頑張っていますね!
以上、過去記事の中から3つを選んで紹介してみました。よかったら青字のリンクから元の記事もご覧になってみてください。
そして新しい記事もまだまだ書き続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!