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フィンランド語学習記 vol.137 − ゆかいな動詞たち

The Modern Chinese Dance in Quick Motion

先日、動詞を157語暗記するプロジェクト(?)を始めました。

フィンランド語学習記 vol.135 − 動詞を157語暗記する | Fragments

練習していて思ったのは、フィンランド語の動詞にはおもしろい響きを持ったものが多いということ。

それがきっかけで思わず覚えてしまうこともあるので、いくつか紹介してみたいと思います。

ajaa[アヤー] 〜を運転する

運転に失敗! あや〜。

alkaa[アルカー] 始まる

もう始まるかー?

jättää[ヤッター] 〜を置いておく

やったー! でもこの喜びは置いておく。

jäädä[ヤーダ] 〜にとどまる

A:早く行こう!

B:やーだ。ここにとどまる。

maata[マータ] 横たわる

まーた、横たわってる! しゃきっと!

odottaa[オドッター] 〜を待つ

A:待ちくたびれて踊ったー。

B:おとなしく待ってて!

。。。

以上おそまつさまでした。

でもバカバカしいと思うほど覚えてしまったりするので、あなどれません!

フィンランド語学習記 vol.136 − 自動詞と他動詞の形

photo credit: Patty Maher via photopin cc

photo credit: Patty Maher via photopin cc

きのうのエントリーの続きです。

[きのうのエントリー]フィンランド語学習記 vol.135 − 動詞を157語暗記する | Fragments

どうも157語の動詞リストを見ているうちに、自動詞と他動詞の形に法則性のようなものが見えてきました。

そこでその仮説を検証するため、上記のリストを中心に自動詞と他動詞のペアをたくさん集めてみました。

*○印は今回暗記した動詞リストに入っているもの。(自分用に記しています。)

フィン
herätä 起きる
herättää 起こす
huomata 気付く
huomauttaa 気付かせる
kyllästyä うんざりする
kyllästyttää うんざりさせる
kääntyä 変わる、曲がる
kääntää 変える
laskeutua 降りる
laskettaa 降ろす、落とす
loppua 終わる
lopettaa やめる
löytyä 見つかる
löytää 見つける
muuttua 変わる
muuttaa 変える、移動する
nukkua 寝る
nukuttaa 寝かせる
pudota 落ちる
pudottaa 落とす
päättyä 終わる
päättää 終える、決める
sulaa 溶ける
sulattaa 溶かす
suuttua 怒る
suututtaa 怒らせる
syntyä 生まれる
synnyttää 生む
syttyä 火がつく
sytyttää 火をつける
työntyä 突き出る
työntää 押す
täyttyä 一杯になる
täyttää 一杯にする

 
いかがでしょう?

これだけの動詞を並べてみると、以下のような法則性を見つけることができます。すなわち共通の意味を持つ自動詞と他動詞のペアに関して。。。

1)他動詞は、語尾が[-taa/-tää]で終わる。

*[-ttaa/-ttää]で終わるものが多いですが、違うものもあります。

2)muuttua と muuttaa、päättyä と päättää のように、おしまいから二文字目が[u]と[a/ä]、[y]と[a/ä]の交替になっているペアが多い。

*ただしこれは例外も多い。

いずれにしても、これらを頭の片隅に置いておくと、次のようなメリットがあるのではないかと思います。

動詞の語尾を見たときに、自動詞/他動詞の区分がイメージできる。
自動詞または他動詞を見たときに、ペアになる他動詞/自動詞の形がイメージできる。

実際には一つの動詞が自動詞と他動詞の両方になるケースもあるので、万能ではありませんが、未知語の森を歩くときの道しるべになるのではないでしょうか。

もっと語彙が増えたら新しい側面が見えてくるのかもしれませんが、とりあえず今回気付いたことを備忘録として残しておきます。

フィンランド語学習記 vol.135 − 動詞を157語暗記する

photo credit: sparkieblues via photopin cc

photo credit: sparkieblues via photopin cc

正月休みも本日でおしまい。

この休み中にやろうと思っていたことの一つがフィンランド語の動詞の暗記。

フィンランド教室でもらった動詞の一覧プリントがあり、先生からそれをぜひ休講期間中に覚えてくるようにとのお話があったのでした。

数えてみると、これが全部で157語。

まあ何とかなるだろうと思っていたのですが、実際に初めてみるとこれがかなり大変。

そこでなぜ大変なのか?を自分なりに考えてみました。(そんなことを考えるひまがあったら、一つでも動詞を覚えたら?という突っ込みはナシで。)

 

1)基本語なのに綴りが長い単語がある

英語の感覚だと、よく使う単語(基本語)は綴りがシンプルというイメージがあります。

中学1年の最初に習う動詞と言えば、like, play, come, walk, have, want, speak など短いものばかり。

しかしフィンランド語の場合、基本語なのに長い単語があるのです!

フィン
käyttää use 使う
kirjoittaa write 書く
työskennellä work 働く

 
どうでしょう? ずいぶん文字数を費やしてるなあという感じがしませんか。

käyttää など、点々も合わせるとかなりの画数になります。

 

2)似た綴りの単語が多い

これは正直、自分がまだフィンランド語に慣れていないだけという要素も大きいです。

日本語にも「掛ける・欠ける・賭ける」のようにまぎらわしい単語は存在します。(この場合は、似ているのではなく、同じなのでさらに始末が悪いですね。。。)

それでも敢えて言わせてもらうと、今回の動詞リストの中には似たような綴りの単語が多い!

一例を紹介してみましょう。

フィン
osata can できる
ostaa buy 買う
muuttaa move, change 移動する、変える
muuttua change 変わる

 
157語の中には、このように綴りが微妙に違うペアが結構あります。

これはもうコツコツと覚えるしかないのでしょう!

。。。

ということで、コツコツと覚えていたら、ちょっと面白いことに気が付きました。

上の表にある muuttaa と muuttua は、最初「移動する」と「変わる」の意味で覚えようとしていたのですが、調べてみると muuttaa には「変える」の意味もあることを発見。

そうだとすると「muuttaa=変える=他動詞」「muuttua=変わる=自動詞」という理解でよいのでしょうか?

いずれにせよ、この二つは他人のそら似ではなく、親戚だったんですね。

他にも似たような語尾を持つ単語が多いので、このあたりに法則性を見いだすことができれば暗記が楽になりそうです。

もう少し研究した上で、続きを明日のエントリーに書いてみたいと思います。

to be continued…

英語で「3個以上」は more than two?

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二か国語を話せる人のことを、英語で次のように表現することがあります。

She speaks more than one language.(彼女は複数の言語を話す。)

この例文からわかる通り、英語の more than 〜 は「〜より多い」という意味を表します。

つい「more than=以上」と覚えてしまいがちですが、以上だとその数自体も含んでしまうので要注意。

例えば、次の文の下線部にはどんな数字を入れたらよいでしょうか?

The Japanese team will win more than              medals in Sochi.(日本はソチオリンピックで3個以上のメダルを獲得するだろう)

ここでは three ではなく、two を入れるのが正解になります。

文法書の説明も見てみましょう。

英語の more than [over、above] ten 「10以上」は10を含まず、10より上の数(10.01でもよい)を表す。10を含む場合は ten or more, from ten up などという。同様に10を含む日本語の「10以下」も厳密には ten or less とすればよく、「10未満」は10を含まないから less than [under] ten とする。

『ロイヤル英文法』

上記を踏まえて、日本語と英語の対応関係をわかりやすくまとめると次のようになります。

以上 〜 or more, from 〜 up
超過 more than 〜
未満 less than 〜
以下 〜 or less


おそらく more than と「以上」を混同してしまう原因の一つは、上記の「超過」に当たる日本語表現が普及していないことにあるのではないでしょうか。

「以上」「以下」「未満」はよく使うのに、「〜より多い」を表す日常語が日本語にはないんですよね。

これはなぜなのでしょう? 何だか気になる問題です。

旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を iPhone/Mac で入力する方法

photo credit: vaneea via photopin cc

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歴史的仮名遣いの文章で用いられる「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」。

現在ではそれぞれ「い・え・イ・エ」を用いますが、この旧仮名を iPhone で入力したいと思ったことはありませんか?

ない?

。。。

たしかに現代ではほとんど使うことのないこの旧仮名たち。しかし固有名詞にこれらの文字を使うことはあるようです。例えば、

  • ヰセキ
  • ニッカウヰスキー
  • ヱヴァンゲリヲン新劇場版
  • ヱビスビール
  • よゐこ

などなど。

このような名称をきちんと入力したいときには、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を iPhone で入力する方法

ずばり、日本語キーボードで「きゅうかな」と入力します。すると、このような変換候補がずらっと。

14010302

こんな方法があるんですね。

ところでよく見ると変換候補の中に「ヸ、ヹ」という文字も存在します。これはいったい何と読むのでしょう?

初見のイメージは「ヸ」は「イ」と「ギ」の中間、「ヹ」は「エ」と「ゲ」の中間といったところ。

しかし調べてみると、これは現在の「ヴィ」「ヴェ」に当たる音なのだとか。

普及はしなかったものの、かつては「v+母音」を一文字のかなで表そうとしたんですね。

 

旧仮名の「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を Mac で入力する方法

Mac では、「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」を次のように入力します。

  • [w y i]⇒[ゐ、ヰ]
  • [w y e]⇒[ゑ、ヱ]

「ゐ・ゑ・ヰ・ヱ」というのは、もともとはワ行の音[wi, we]。


そのためキーボード入力にも[w]を用いるようです。

 

まとめ

こんな知識を覚えておくと、何かのときに役に立つ!という人は、全人口の0.01%くらいでしょうか??

もし一人でもどなたかのお役に立てば幸いです。

傘とシンデレラ(umbrella and Cinderella)

photo credit: anna_t via photopin cc

photo credit: anna_t via photopin cc

英語の umbrella(傘)と Cinderella(シンデレラ)は語感が似ていると思いませんか?

これは偶然の一致なのでしょうか。

気になったので、それぞれの語源を調べてみることにしました。

 

umbrella の語源とは?

umbrella は、陰(shade)、影(shadow)を意味するラテン語 umbra に由来しているとのこと。

umbrella (n.)

c.1600, first attested in Donne’s letters, from Italian ombrello, from Late Latin umbrella, altered (by influence of umbra) from Latin umbella “sunshade, parasol,” diminutive of umbra “shade, shadow” (see umbrage).

『Online Etymology Dictionary』

『Online Etymology Dictionary』の記述をもとに、語形の移り変わりを時系列に並べると次のようになります。

ラテン語 umbra
ラテン語 umbella(diminutive of umbra)
後期ラテン語 umbrella
イタリア語 ombrello
英語 umbrella


二行目の diminutive(縮小辞)というのは、主に「小さい」という意味を表す接辞のこと。日本語で言えば「小石」などの「小」に当たります。

英語の縮小辞の例をいくつか見てみましょう。

縮小辞 縮小形
[-ella] novel(小説) novella(中編小説)
[-ette] cigar(葉巻) cigarette(煙草)
[-let] book(本) booklet(小冊子)
[-n] cat(猫) kitten(子猫)


umbrella の[-ella]はこの縮小辞なんですね。それを踏まえて次の Cinderella を見てみましょう。

 

Cinderella の語源とは?

photo credit: SpreadTheMagic via photopin cc

photo credit: SpreadTheMagic via photopin cc

Cinderella の名前のもとになった cinder は石炭などの燃えかすや灰のこと。

cinder

a small piece of ash or partly burnt coal, wood, etc. that is no longer burning but may still be hot

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

シンデレラには「灰かぶり姫」という和訳もあります。

cinder はもともとゲルマン系の単語ですが、フランス語(cendre)の影響を受けて綴りと意味がフランス語寄りに変化したとのこと。

cinder (n.)

Old English sinder “dross of iron, slag,” from Proto-Germanic *sendra- “slag”…

Initial s- changed to c- under influence of unrelated French cendre “ashes,”…

『Online Etymology Dictionary』

シンデレラの物語は、世界のさまざまな地域に伝わっているそうです。

そんな中、グリムの「灰かぶり姫」とともに有名なのはフランス人のシャルル・ペローが残した「サンドリヨン」。

Cinderella というのは、このサンドリヨン(Cendrillon)の英名と言うこともできます。

Cinderella (n.)

pseudo-translation of French Cendrillon, from cendre “ashes” (see cinder)…

『Online Etymology Dictionary』

Cendrillon という単語は cendre の縮小辞。よって英語でも Cinderella と縮小辞の付加された形になりました。

cinder Cinderella
cendre Cendrillon


かわいらしさ、いじらしさのようなイメージを主人公に付加する役割があるのでしょう。

だとすると、umbrella という名前も英語ネイティヴの人にとってはどこかかわいらしい響きがあるのでしょうか? さて。

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