guillotine(ギロチン)
guillotine
a machine, originally from France, for cutting people’s heads off. It has a heavy blade that slides down a wooden frame.
「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」
フランス革命の際、国王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットの処刑にも使われたギロチン。
残忍な処刑装置というイメージもありますが、実際には受刑者の苦痛を和らげるという人道的な目的のために採用されたのだそう。
たしかにあの巨大な刃で「しゅっ、ぷつん」とやってしまえば、苦痛を感じる時間もないのかもしれません。
(いや失礼)
さて、最近すっかりはまっているのが、このギロチンという名前のベルギービール。
ビアグラスには断頭台のイラスト。
脚の部分も血のような赤というのは、どこまでも徹底していますね。
一口飲んでみると、甘みと苦みがあいまった芳醇な味わい。
アルコール度数は9%とかなり高めなので、普段はビールよりワイン派という人にもおすすめできるしっかりとした味のビールです。
ややお高いので、そうしょっちゅう飲む訳にもいかないのですが、気分を変えたいときには自分へのご褒美としてついつい手を伸ばしてしまいます。
一度味わってしまうと、普通のビールにはなかなか戻れなくなる禁断の一本かもしれません。
もちろんビアバーなどでタップで飲むのがおすすめですが、輸入ビールを多く扱っているお店に行けば瓶のものを手に入れることもできます。
瓶の場合も目印になるのは断頭台のイラスト。
いつものビールを選ぶかわりに、したたる血の赤でちょっとした非日常を演出してみるのもおもしろいかもしれません。