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フィンランド語学習記 vol.349 − クリスマスの単語たち

フィンランド語で「クリスマス」は joulu(ヨウル)。

この joulu というのはもともと冬至のお祭りのこと。

北欧の国々のクリスマスを並べてみると、みな同じ起源の単語であることがわかります。

デンマーク語 jul
エストニア語 jõulud
フィンランド語 joulu
ノルウェー語 jul
スウェーデン語 jul

 

クリスマスと冬至の関係については、以前のエントリーにも書いたことがあります。

フィンランド語学習記 vol.129 − 冬至とクリスマス

今回はこの joulu を使った単語・表現を辞書の中から拾ってみました。

フィン
jouluaatto Christmas Eve クリスマス・イヴ
joulujuhla Christmas party クリスマスパーティー
joulukortti Christmas card クリスマスカード
joulukuu December 12月
joulukuusi
joulupuu
Christmas tree クリスマスツリー
joulupäivä Christmas Day クリスマスの日(12/25)
joululahja Christmas present クリスマスプレゼント
joulupukki Santa Claus サンタクロース

 

こうして並べてみると、何となくクリスマスの華やかな空気が伝わってくるような気がしませんか。

なお今年の日本のクリスマスは平日ですが、フィンランドでは12/24〜26の3日間は祝日になっています。
【追記】法定祝日は12/25, 26の2日間でした。Jussiさんにご指摘いただきました。ありがとうございます。

一年の中で、この季節をもっとも楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

そんなクリスマスもまもなく終わり、2015年もいよいよカウントダウン。

少しずつ新しい年を迎えるための心の準備をしたいと思います。

Christmas Wish

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「あなたにとってのクリスマスソングは何ですか?」というような質問をされたときに、いつも答えているのが、NRBQ(New Rhythm and Blues Quartet)の「Christmas Wish」という曲。

牧歌的な感じのイントロから、ゆるーく始まる歌い出しの雰囲気が好きです。

NRBQ は60年代の末から活動しているアメリカのロックバンド。

学生の頃からよく聴いているのですが、知っているという人にほとんど会ったことがありません!

同時代にキラ星のごとく活躍したさまざまなミュージシャンと比べれば、地味ではありますが、、、この「Christmas Wish」や「I Love Her, She Loves Me」「Me and the Boys」のような名曲を多く残しています。

という訳で、もうちょっと広まってもよいのではないか、という期待を込めて一曲紹介してみました。そのうち有名なミュージシャンがカバーして、一躍クリスマスのスタンダードに、、、なんていうことはないでしょうか。

ミルクホール

photo credit: Tea for One via photopin (license)

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小雨の降る祝日。家でのんびりしようかなとも思ったのですが、何となく外を歩きたくなり鎌倉駅方面へ。

鎌倉小町にある「ミルクホール」という喫茶店でブランチをいただいてきました。

いつも賑わっている小町通りから、脇道に入って、さらに奥まった一画にこの喫茶店はあります。

外観がちょっと独特な雰囲気のため、ドアをすっと空けて入るのをためらってしまったのですが、えいっと入ってみると中はお客さんで賑わっていました。

店内は大正時代を思わせるようなレトロな雰囲気が再現されていて、絵画やアンティークを楽しむことができます。

なお「ミルクホール」というのは、明治・大正時代にポピュラーだった飲食店の名称で、文字通りミルクなどの飲み物を中心に提供したお店のことなのだとか。

そのころはミルクというものを外でいただく時代だったんですね。

メニューはいろいろあって、目移りしてしまいますが、自家製パン・スモークチキン・サラダ・コーヒーのブランチセットを注文。

特に自家製のパンはとても香ばしくて絶品でした。食後は持参した本を開いて、のんびりと午後の時間を過ごします。

お店を出て普段は通らない裏道の方を歩いてみると、路地や周囲の建物に昔ながらの風情があって、観光地としての鎌倉とは違った一面を垣間見ることができました。

しばらく散歩の後、鎌倉駅西口の「たらば書房」さんで本を二冊買い込み帰宅。

最後まで細々と雨の降り続けるしっとりとした一日でした。

「私は昨晩12時に寝ました」は英語で何と言う?

photo credit: Geneva via photopin (license)

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「私は昨晩12時に寝ました」を英語で言うと、どのような文になるでしょう?

ぱっと思い当たるのはおそらく次のような表現。

I went to bed at 12 last night.
I slept at 12 last night.

しかし二つ目の文は残念ながら間違い。

sleep という動詞はあくまで「眠る」の意味であって「就寝する」の意味では使いません。

例えば次のように時間の幅のあるときには、sleep を使うことができます。

I slept for 6 hours last night.

この使い分けが案外やっかいなのは、日本語の「寝る」という動詞が go to bed と sleep の両方の意味を持っているからかもしれません。

私は昨晩12時に寝ました。→ I went to bed at 12 last night.
私は昨晩6時間寝ました。→ I slept for 6 hours last night.

それどころか日本語の「寝る」には lie の意味もあります。

私は床の上に寝ました。→ I lay down on the floor.

このように考えると、日本語の「寝る」というのはずいぶんと守備範囲の広い動詞であるということに気付かされます。

そんなことに気付くことができるというのも、外国語を学ぶ楽しみの一つなのかもしれません。

ノコノコとやって来る

photo credit: cyan fantasy via photopin (license)

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小学生のときに初めて買ってもらったファミコンのソフト『スーパーマリオブラザーズ』にノコノコというカメのキャラクターが出てきました。

甲羅を上からひゅっと踏みつけて、ぱかんと蹴っ飛ばし、溝に落としてやっつけます。

全然強い敵ではないのですが、どこか愛嬌があって、その後のシリーズにも必ず登場する名物キャラクターの一つでした。

その「ノコノコ」を辞書で引いてみると、次のような語義が出ています。

のこのこ

常識ある人間なら遠慮する状況なのに、当人は少しも気にするふうもなくその場に現われる様子。「今ごろになってーやって来るなんて」

「新明解国語辞典 第七版」

のこのこというのは、このようにかなり辛辣な意味の単語。恥知らずというニュアンスが込められています。

ノコノコの立場からすれば、マリオを倒すためにせっせと頑張っているというのに散々な言われよう。

なおスーパーマリオブラザーズのノコノコには甲羅が緑色のものと赤色のものの二種類があって、緑色のものは溝があってもそのまま突っ込んでしまう猛進型、赤色のものは溝があるとUターンする慎重型。

大半のノコノコは緑色なので、マリオに踏みつけられなくても溝にすとんと落ちてしまいます。

そんなノコノコの様子を思い浮かべていると、のこのこには「恥知らず」の他に「まぬけ」という意味もあるなということに思い至りました。広辞苑の語義はもう少しそちら寄りになっています。

のこのこ

危険な場所に不用意に出かけたり、出ては具合が悪い場面にのんきに現れたりするさま。

「広辞苑 第五版」

いずれにしてもノコノコというのは言い得て妙な名前。今でもマリオシリーズに出ているのかどうかはわかりませんが、末永く活躍してもらいたいと思います。

 
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こめかみの謎

スルメやビーフジャーキーをもりもり食べていると、あごだけではなく、こめかみのあたりが痛くなってくることがあります。

こめかみ【顳顬・蟀谷】

〔米顬(カミ)の意〕耳の上、髪の生えぎわの所。物を噛むとその部分が動く。

「新明解国語辞典 第七版」

この「こめかみ」という単語、考えて見るとなぜ「こめかみ」なのでしょう?

ごはんを食べているときに、こめかみの部分が動いたり、こめかみの部分を意識したりすることはあまりないように思います。

スルメやビーフジャーキーとは言わずとも、「もっと歯ごたえのあるもの+かみ」でもよかったのではないかと。

そんなことが気になったので調べてみたところ、昔の日本においては、米を生米の状態で食べており、そこからこめかみという言葉が生まれたのだそう。

たしかに生米をポリポリポリと食べることを想像すると、こめかみのあたりがじーんと痛くなってくることが想像できます。

現代に生きる私たちは、このこめかみという単語から、柔らかいごはんが食べられることに感謝すべきなのかもしれません。

 
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