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吊り橋の問題 − from TED-Ed

突然ですが、あなたが今の会社に入るときに受けた試験の内容がどのようなものだったか覚えているでしょうか?

よくある一般教養や時事問題。。。それだけではなく、中には「よくそんな問題を思いつくなあ」と感心してしまうような問題を出題する会社もあるようです。

そんな問題の一つ、Google の入社試験に出たという「吊り橋の問題」が TED-Ed の動画になっていたので紹介してみたいと思います。

この問題のポイントをまとめておきますと、

  • 4人の人間(A, B, C, D)が渓谷にかかった吊り橋を17分以内に渡らなければならない。
  • 吊り橋を渡るのに、Aは1分、Bは2分、Cは5分、Dは10分かかる。
  • 一度に吊り橋を渡れるのは2人まで。
  • 吊り橋を渡るには1つしかないランタンが必要。(つまり、まず最初の二人がランタンを持って吊り橋を渡ったら、そのうち一人はそのランタンを持って戻って来なければならない。)

片道10分もかかるDがいる以上、どう考えても17分は無理!というのが最初の印象ですが、この問題にはもちろん正解があります。

正解を見て「なるほど!」と思う前にぜひじっくり考えてみてください。

〔ママ〕は英語で何と言う?

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例えば、誰かの発言や文章を引用しようとして、その中に間違いを見つけてしまったとき、

あるいは間違いではないとしても、注釈なしで引用すると読者に不自然な印象を与えてしまいそうなとき、

日本語では〔ママ〕あるいは〔原文ママ〕のように表記することがあります。

あけましておでめとうございます!〔ママ〕

英語にはこれに該当するような表記はあるのだろうか?と思って調べてみると、次のような単語があることがわかりました。

sic

written after a word that you have copied from somewhere, to show that you know that the word is wrongly spelled or wrong in some other way

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

sic はもともと「このように」を意味するラテン語。

現代の英語では、日本語の〔ママ〕と同じように [sic] (sic) のように用います。

Happy new ear! [sic]

たった一語で「ミスをしたのは引用した自分じゃなくて、この文を書いた人なんですよ!」と示すことができるのはある意味とても便利な表現。

ただ一方では、他人のちょっとした間違いを指摘・再公開しているということにもなるので、使い方には注意が必要かもしれません。

もし論文などで自分の文章が引用されているのを見つけたら、最初は「おおっ!」と思うでしょうが、そこに [sic] が付いていたら「あちゃー」と思ってがっくりしてしまいそうですね。

 
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「腰痛」は英語で何と言う?

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これまで首や肩が痛くなることはあっても腰痛とは無縁の生活を送ってきたのですが、ついに!軽い腰痛がやってきました。

今のところそんなに深刻な状態ではありませんが、おそらく長い付き合いになりそうなので、仲良くやっていきたいと思います。

そんな「腰痛」はいったい英語で何と言うのでしょう?

腰といえば、まず waist という単語を思い浮かべる人も多いかもしれません。

その waist の語義は OALD では次のようになっています。

waist

the area around the middle of the body between the ribs and the hips, often narrower than the areas above and below

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

narrower というところがポイントで、英語の waist というのは腰のくびれた部分、すなわち「ウエスト」のこと。

だとすると「腰が痛いなあ」などというときの腰とは微妙に場所が異なるように思います。

ではいったい「腰痛」はどのように表現するのか?

一般的には、

I have a back pain.

あるいはもう少しきちんと場所を示したければ、

I have a low (lower) back pain.

と表現するのがよいようです。

これはつまり日本語の「腰」にぴったり重なるような一般的な英単語は存在しないということ。

あるいは英語圏の人というのは、日本人ほど腰というものを意識することなく生活しているのかもしれません。

言葉がなければ痛みもない、なんていうことがあったらよいのですが、、、そういう訳にはいかないでしょうか。

 
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「円すい」は英語で何と言う? − 立体の名前

ハウス食品の「とんがりコーン」というお菓子があります。

個人的には塩味よりも、焼とうもろこし味がお気に入り。

子どもの頃には、円すい形のコーンを五本の指にはめてから食べるというのをよくやっていました。

(そういう人って案外たくさんいたんじゃないかと思うのですが。。。)

そんなとんがりコーンの「コーン」というのは、もちろんトウモロコシの corn のこと。しかしよく考えてみると、円すいを意味する cone とのダブルミーニングになっているのかもしれません。

(ただしパッケージの表記はあくまで corn です。)

それにしても円すいなどというと、ちょっと難しい英語表現を想像してしまうのですが、意外にもシンプルな単語(cone)に「へえー」と思ってしまいます。

そういうケースは他にもたくさんあるのかな?と思い、今回は立体の英語名を集めてみました。

cone 円すい
cylinder 円柱
cube 立方体
cuboid 直方体
pyramid 四角すい
sphere

 

こうしてみると、やはり立体の名前には、案外馴染みのある単語が使われていることがわかります。

「円柱」の cylinder や「立方体」の cube は一般的な名詞としても使われていますし、「四角すい」の pyramid ももちろん広く知られた単語です。

「球」の sphere は「北半球」の Northern Hemisphere、「南半球」の Northern Hemisphere のような表現で馴染みのある人もいるかもしれません。

*hemisphere は「半球」を意味する単語

一方「直方体」の cuboid というのは、あまり聞いたことがありません。

[-oid]というのは「〜のようなもの」という意味の接尾辞ですので、cuboid は「立方体のようなもの、立方体もどき」という意味になります。

まるで立方体になりたかったのになれなかったような、そこはかとない悲哀の伝わってくる表現ですね。

call me a taxi の意味を考える

photo credit: Taxi! via photopin (license)

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その昔、ある有名な人が ‘Please call me a taxi.’(私をタクシーと呼んで)と言ったというような笑い話があります。

これは call のあいまいな語法を利用した一種のユーモア。

さきほどの文を SVOC(第5文型)と解釈すれば、「私をタクシーと呼んで」という意味になりますが、SVOO(第4文型)と解釈すれば、普通に「(私に)タクシーを呼んで」という意味になります。

S V O C
call me = a taxi.

 

S V O O
call me ≠ a taxi.

 
SVOC(第5文型)の文では、O=C という関係になりますので、call A B(AをBと呼ぶ)と解釈され、「私をタクシーと呼んで」という意味になります。

一方、SVOO(第4文型)の文では、O≠O という関係になりますので、call A B(AにBを呼ぶ)と解釈され、「(私に)タクシーを呼んで」という意味になります。

一見ややこしいようではありますが、言葉にはもちろん「文脈」というものがありますので、実際に意味を取り違えるということはないはずです。
(そもそも「私をタクシーと呼んで」と言うような場面があるのかどうかわかりませんが。。。)

「丼」をめぐって

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どんぶり【丼】

  1. 深い厚手の陶製の鉢。どんぶりばち。

「広辞苑 第五版」

「丼」が常用漢字になったのは、わずか5年前の2010年のこと。

今では中学校で習うようですが、少し前までは学校で教わることのない漢字だったんですね。

なおこの「丼」という漢字は一字で「どんぶり」と読むので、「丼ぶり」と書く必要はありません。ただし「牛丼」「天丼」「親子丼」「海鮮丼」など「○丼」と書くときには「丼」の読みは「どん」になります。

このダブルスタンダードはよく考えてみると不思議なこと。

実際、手持ちの漢和辞典を見ると「どん」という読みは示されていませんでした。

つまり「丼」を「どん」と読むのは、あくまでも「○丼」のように丼の種類を表すときだけの特例なんですね。

従って「丼物」を「どんもの」と読むのも厳密には間違いということに。

どんぶりもの【丼物】

丼に飯を盛って具をのせた料理。天丼(てんどん)・親子丼など。

「広辞苑 第五版」

なかなか深遠な「丼」の世界です。

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