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スペルミスの一つや二つ

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まずは問題を一つ。次の中でスペリングが正しいものはどれでしょう?

  1. acomodate
  2. accomodate
  3. acommodate
  4. accommodate

??

??

正解は(4)の accommodate。

accommodate

[transitive] accommodate somebody to provide somebody with a room or place to sleep, live or sit

The hotel can accommodate up to 500 guests.

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

英文を書いていると、スペルミスの一つや二つはどうしても避けられません。

ただ私たち英語学習者は、このスペルミスというものをノンネイティブ特有の問題として捉えてしまいがちですが、ネイティブスピーカーであってもメール作成など日常のライティングにおいてスペルミスをすることは多々あるはず。

現代においては、ワープロソフトのスペルチェッカー機能があるため、大抵の間違いは修正してくれる訳ですが、その際には同時にスペルミスの起きやすい単語についての統計が取られていることもあるようです。

ある調査によると、英語のネイティブスピーカーが最も綴りを間違いやすい単語は、

accommodate

なのだとか。

特に真ん中の[-mm-]を[-m-]にしてしまう人が多いようです。

みなさんはきちんと書けるでしょうか?

 
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Sleigh Ride(そりすべり)

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冬も終わりに近づいているので、何か冬の話題を書きたいなと思ったときに、ふと頭に浮かんだのがこのメロディー。

アメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソン(Leroy Anderson)の「そりすべり(Sleigh Ride)」という曲です。

曲名は知らなくても、このメロディーを聴いたことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか。

毎年クリスマスシーズンになると、あちこちで流れていますよね。

ただ sleigh という単語はあまり聞いたことがなかったので、改めて辞書を引いてみました。

sleigh

a sledge (= a vehicle that slides over snow), especially one pulled by horses

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

sleigh というのは馬などが引っ張る大型のそりのこと。

一方、子供が乗るような小型のそりは sled, sledge などと呼ばれます。

新潟で育った自分にとって、そりは馴染みのある乗り物ですが、都会育ちの人にはあまりイメージが湧かないかもしれません。

今の子供たちはそり遊びを楽しんだりするのでしょうか?

 
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2+11=1+12

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Bill Bryson の『Mother Tongue』という本にのっていた小話を一つご紹介。

2+11=1+12

どこにでもあるようなこの数式。

日本語なら、

に たす じゅういち は いち たす じゅうに

英語なら、

two plus eleven equals one plus twelve

と読むところ。

このとき two plus eleven と one plus twelve は和が同じというだけでなく、お互いにアナグラムの関係になっています。つまり、どちらも全く同じアルファベットで構成されているということ。

(よーく、文字列を見てみてください。)

!!

もちろん「それがどうした」と言われると困ってしまうのですが、こういうどうでもよいことを最初に見つける人というのをついつい尊敬してしまうのです。

『Mother Tongue』にはこんなアナグラムも紹介されていました。

funeral = real fun
mother-in-law = woman Hitler
William Shakespeare = I am a weakish speller

単に使われている文字が同じというだけではなくて、意味を考えたときにくすっと笑ってしまうようなもの。そんなアナグラムを考えるのは、とても知的な作業なんだろうと思います。

 

The Mother Tongue: English and How it Got that Way
William Morrow Paperbacks (2015-06-02)

ちんちくりん、つんつるてん

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辞書をめくっていると、自分では決して使わないけれども、親が使っていた(使っている)単語に出会うことがあります。

そんなときには懐かしさとともに、思いがけない拾い物を見つけたような気持ちになります。

先日もそんな単語を見つけました。

ちんちくりん

  1. 背たけの低いことをあざけっていうことば。
  2. 背たけに比べて着物が短いこと。つんつるてん。

「角川必携国語辞典」

つんつるてん

着物のたけが短くて、手足が長く出てしまうようす。「ーのズボン」

「角川必携国語辞典」

ウチの家では「ちんちくりん」というのは聞いたことがなく、「つんつるてん」がよく使われていました。

もしかしたらこの日本は「ちんちくりん」の地域と「つんつるてん」の地域に分かれているのかもしれません。

あなたの地域では、どちらが使われていましたか?

どちらも聞いたことがない? 。。。残念ながらそういう若い人も多いのかもしれません。

捨て去るには惜しい日本語なので、できることなら次の世代に受け渡していきたいものです。

「日差し」と「陽射し」の違いとは?

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「今日はひざしが強いなあ」などと言う時の「ひざし」という単語を漢字に変換しようとすると「日差し・陽射し」という二つの候補があることがわかります。

この二つの違いはいったい何でしょう?

気になったので調べてみましたが、このような使い分けというのは国語辞典にも漢和辞典にものっていません。。。よって自由に想像してみることにしました。

まず一つ目は季節の違い。「日差し」には夏の太陽、「陽射し」には冬の太陽のようなイメージがあります。

二つ目は光の範囲の違い。「日差し」にはカーテンの隙間から入ってくるような、「陽射し」には燦々と降り注ぐようなイメージがあります。

いずれにしても個人的には「日差し」よりも「陽射し」の方がありがたいように感じるのですが、みなさんはどのように感じられるでしょうか?

あるいは真夏のうだるような日に考えたら、全く違ったイメージが湧いてくるのかもしれません。

なお二つの表記を Google 翻訳で英訳してみると、次のような違いが。

日差し → sunlight
陽射し → sunshine

この違いはさきほど考えた使い分けともつながるところがあって、「そう言われてみれば、そうかもしれない」と納得させられてしまいました。なかなかやりますね、Google 翻訳。

歩きながら考える

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読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ。

− ショーペンハウアー『読書について』より

久しぶりに予定のない休日。鎌倉の書店に行って、棚を眺めていると『歩きながら考える』という名前のリトルプレスが目にとまりました。

『歩きながら考える』ってタイトルが良いなあと思い、手に取ってパラパラとめくっていると、内容も面白そうだったのでそのまま購入。近くのコーヒー屋さんでパプアニューギニアを飲みながら読んでみました。

購入した号(step 7)の特集は「準備が我らを自由にする」というもので、各界で活躍する人たちの「日々の備え」についてインタビューをしています。また中程の「国会図書館探訪記」も興味深く読みました。

結局、最初から最後まで1ページも漏らさずに完読。そんな風に読める雑誌が今の時代にどれくらいあるでしょう?

正方形の製本にも味わいがあって、形のある本の良さを久しぶりに実感。

編集後記を見ていたら、10年も続いているリトルプレスなのだそうで、例え一年に一冊でもそれだけの間、作り続けるというのはすごいことだと思います。

次号の「step 8」を楽しみに待ちたいと思います。

 
歩きながら考える

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