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disc と disk の違いとは?

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先日「ディスク」の英語表記は disc と disk のどちらだったかな?と思い辞書を調べてみると、どちらの綴りも存在するということがわかりました。

disc

  1. a thin flat round object
  2. = CD
  3. (British English) a disk for a computer
  4. = record

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

disk

  1. = disc
  2. (also magnetik disk) (computing) a device for storing information on a computer, with a magnetic surface that records information received in electronic form

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

ただ disk の語義に disc が出てきたり、disc の語義に disk が出てきたり、これだけでは二つの違いがよくわかりません。

さらに調べてみると、アップルのホームページにわかりやすい解説がのっていました。

ここでは、

  • disc = CD・DVD などの光学式メディア
  • disk = ハードディスクなどの磁気メディア

という定義がなされています。

そう言われてみると、たしかに CD は disc っぽいし、ハードディスクは disk っぽいな、などと思えてくるから不思議なもの。

ただこの説明は「なぜ disc と disk という二つの綴りを使い分けなければいけないのか?」という疑問への答えにはなっていません。

推測するに、まずテキトーな人がついうっかり disc と disk という二つの綴りを使ってしまい、それから生真面目な人が二つの使い分けを上記のように定めるという過程があったのではないでしょうか。

言語の発展というのは、案外この「テキトーな人」と「生真面目な人」の追いかけっこによって推進されているのかもしれません。

 
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10万年前の人類と10万年後の人類

中学や高校の歴史の教科書というのは、たいてい原始時代から始まります。

学生の頃は、そのあたりの内容にはあまり興味がなく、早くもっと面白い時代に入らないかなと思っていたような気がします。

しかしこの前たまたま中学の歴史教科書をめくっていたら、冒頭の人類のはじまりという章が面白く、すっかり惹き付けられてしまいました。

それによると、人類の進化の過程が次のように描かれています。

400万年前〜100万年前 猿人 アウストラロピテクス
160万年前〜25万年前 原人 ペキン原人など
30万年前〜5万年前 旧人 ネアンデルタール人など
10万年前または5万年前〜 新人 クロマニョン人など

 

ここに出てくる100万年・10万年というスケールと、現在の私たちが意識している歴史のスケールの間にあまりにも大きなギャップがあることに驚きを禁じ得ません。

歴史教科書の大半はこの数千年に起こった出来事の記述に終始しますし、私たちが人の歴史を考えるときに10万年・100万年という単位で何かを考える機会というのはあまりありません。

最近で言えば、原子力発電の結果生み出される放射性廃棄物を安全に処理するためには10万年の歳月が必要という議論を聞いたときに、その現実味について考えたくらいでしょうか。

約60,000年前にアフリカを出て、世界の各地へと向かった私たちの祖先はいったい何を求めていたのでしょう?

私たちはどこから来てどこへ向かうのか?という問いを考えるときに、普段使っているものさしよりも一つ大きな単位のものさしを使ってみることも大切なのかもしれない、そんなことを考えました。

4月、4時、4階

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早いものでもう4月になりました。

。。。と言うときの4月を私たちは何の疑いもなく「しがつ」と読みます。

ただし改めて考えてみると、日本語の4の読み方というのはかなり複雑。

例えば4時は「よじ」、4階は「よんかい」と読みます。

つまり日本語の4には一般的に「し」「よ」「よん」という3種類の読み方があります。

そして多くの場合、正しい読み方はたった一つだけ。つまり4月を「よがつ」や「よんがつ」と読むのは間違いということになります。

よん
× ×
× ×
× ×

 

もちろん私たち日本語のネイティブスピーカーにとってこの使い分けは全く難しいものではありません。

ただもしあなたが日本語教師で、この使い分けを外国語として日本語を学んでいる人に教えなければならないとしたら、いったいどのように教えるでしょうか?

??

と、疑問に思ったので、何らかの法則性を探してみようとしたのですが、結局思い当たらず。

もちろん外国語なのだから間違えても通じればよいという考え方もあります。

でも「それじゃあ、しじに待ち合わせね!」なんて言われたら、4時ではなく7時に行ってしまいそうですし、きちんと使い分けられないと誤解を生じてしまうこともあるでしょう。

このあたり、日本語学習者の人がいったいどのように覚えているのか気になるところです。

いわゆる so-called について

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いわゆる

世間で普通に言っている。

「新明解国語辞典 第七版」

「彼はいわゆる優等生です」なんて言うときの「いわゆる」。その英訳としてよく使われるのが、so-called という表現。

しかしこの so-called には思わぬ含意があるので使い方には注意が必要です。

次の例文を見てみましょう。

His so-called friends betrayed him.

The so-called easy method seemed the hardest of all.

「Macmillan Dictionary」

この二つの so-called に共通しているのはたっぷりの皮肉が込められているということ。

友達(friends)は彼を裏切り、簡単な方法(easy method)は難しすぎるというのですから、文そのものが形容矛盾に陥っているとも言えるでしょう。

よって「彼はいわゆる優等生です」を褒め言葉として言いたいのであれば、

He is what is called an honor student.
He is what we call an honor student.
このように what is called / what we call を使った方が無難でしょう。

もちろん「彼はいわゆる優等生です」をたっぷりの皮肉を込めて言いたいのであれば、

He is a so-called honor student.
そのまま so-called を使って大丈夫です!

「絵に描いたもち」は英語で何と言う?

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新しい年度に入り「あれをやろう、これをやろう」と様々な計画を練っている人も多いかもしれません。

私も暖かくなってきたので運動を始めようか、などと考えているところ。

そんな風にあれこれ考えをめぐらせている時間は楽しいものですが、計画が「絵に描いたもち」にならないよう、しっかりと実際の行動につなげていきたいものです。

さて、この「絵に描いたもち」に類する英語表現はあるのだろうか?と思い、探してみるとこんな表現が見つかりました。

pie in the sky

(informal) an event that somebody talks about that seems very unlikely to happen

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

pie in the sky は「起こりそうにないこと」を表す英語のイディオム。

いかにもアメリカ的なパイと日本的なもちの対比はおもしろいですね。

こういう表現を見ると、他の言語はどうなっているのか気になってしまいます。

イタリア語はピザ? トルコ語はケバブ? それではフィンランド語は?

などなど、もしかしたらその他の言語においても、それぞれの文化を反映した独特の表現があるのかもしれません。

 
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泳法の英単語

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子どもの頃はそれなりに水泳が得意で「クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ」と一通りこなすことができたのですが、長いブランクを経て、大人になってからプールに行ったところ、平泳ぎ以外はすっかりできなくなっていました。

クロール → 息継ぎがうまくできない

背泳ぎ → 手を回すと沈む

バタフライ → そもそも形を忘れた

このように悲惨な状況だったのですが、どういうわけか平泳ぎだけは普通にこなすことができました。

そんな「平泳ぎ」は英語で breaststroke。

breast は「胸」の意味なので、胸を使って泳ぐ、そんな意味合いでしょうか。

その他の泳法についても、英語名を調べてみました。

backstroke 背泳ぎ
breaststroke 平泳ぎ
butterfly バタフライ
crawl クロール

 

こうして見ると「breaststroke → 平泳ぎ」以外は英語名の忠実な和訳になっていることがわかります。

この他、変わり種としては、

sidestroke 横泳ぎ

 

などがありますが、もう何十年も画期的な新泳法が編み出されたというようなニュースを聞くことはありません。

果たして、近い未来にこの分野での技術革新はあるのでしょうか?

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