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フィンランド語学習記 vol.402 − 受動条件法現在形の作り方(1)

photo credit: Viikki Manor via photopin (license)

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先日のフィンランド語教室では「受動条件法現在形」の作り方を扱いました。

何だかものものしい名前ではありますが、要は受動態の条件法ということです。

ふつうの文 Pekka puhuu suomea.
(ペッカはフィンランド語を話す。)
受動態 Suomessa puhutaan suomea.
(フィンランドではフィンランド語を話す。)
条件法 Jos Pekka puhuisi japania,
(もしペッカが日本語を話すなら、)
受動条件法 Jos Suomessa puhuttaisiin japania,
(もしフィンランドで日本語を話すなら、)

 

意味はつかみやすいものの、動詞の部分が puhuttaisiin とずいぶん長い形になっています。

今回はこの受動条件法現在形の作り方を見ていきたいと思います。

 

受動条件法現在形の作り方

フィンランド語の受動条件法現在形の作り方は次のとおり。

  1. 動詞の受動過去形を作る
  2. 語尾の[-iin]を[-Aisiin]に変える

たったこれだけ。

よって受動過去形さえ作ることができれば、そこから簡単に受動条件法現在形を作ることができます。

辞書形 puhua
受動現在形 puhutaan
受動過去形 puhuttiin
受動条件法現在形 puhuttaisiin

 

よって受動過去形の作り方をしっかり覚えている人は、以上おしまい。

作り方を忘れてしまった!という場合は、もう一度以下のステップを踏んでいきましょう。

  1. 動詞の受動現在形を作る
  2. 動詞の受動過去形を作る
  3. 語尾の[-iin]を[-Aisiin]に変える

明日のエントリーでは、いくつかの動詞を取り上げて受動現在形・受動過去形・受動条件法現在形の3つを作る手順を改めて確認していきたいと思います。

うやむや

16080601

例えば、あなたがある政党のリーダーだとします。

ある地方の首長選挙において、あなたの政党に所属する議員が、党の公認を得ることのないままに立候補をしました。

一方、あなたの政党は別の候補者を立ててその選挙を戦ったのですが、結局勝ったのは党の公認なしで最初に立候補した候補者でした。

そんなとき「その候補者を処分するべきだ!」と主張する人もいるでしょうし、今後のことを考えればここは大人の対応でうやむやにしておこうと考える人もいるでしょう。

と、このように、リアリストにとってはさまざまな場面で欠かせない「うやむや」。突然ですが、漢字で書くことはできますか?

??

??

正解はこちら。

有耶無耶(うやむや)

物事が有るのか無いのかはっきりせず、曖昧であること。「耶」は疑問の意味を表す。

「四字熟語の辞典」

四字熟語の辞典によると有耶無耶の「耶」は疑問の意味。

すると有耶無耶というのは「あるの?ないの?」というような意味なんですね。

まるで子供の問いかけのような、面白い成り立ちの言葉ではないでしょうか?

また話は逸れますが、この「耶」という漢字は見るたびにとてもスタイルのよい漢字だなあと思ってしまいます。立ち姿が美しいというか、、、そんなイメージはありませんか?

 
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フィンランド語学習記 vol.401 − Köyhä laulaja

昨日のエントリーでカウリスマキ監督の『愛しのタチアナ』について書きました。

フィンランド語学習記 vol.400 − カウリスマキ監督のお仕事

そのエンドクレジットで流れていた曲が、何だかいい感じ。

クレジットの中に劇中の使用曲も出ているので、注意して見ていると「Köyhä laulaja」という曲のようです。

köyhä は「貧しい」、laulaja は「歌手」の意味。

もちろん歌詞の内容まではわからないのですが、タイトルにぴったりの哀愁漂う曲。昔の日本の歌謡曲の雰囲気に似ていなくもありません。

歌っているのは Henry Theel さんという1940年代〜50年代にフィンランドで人気のあった歌手。名前が全然フィンランドっぽくないですね。

Theel さんの他の曲も聞いてみましたが、いかにもカウリスマキの映画で流れていそうな感じの曲調。

こういった曲がフィンランドの人にとっての good old music なのでしょうか?

フィンランド語学習記 vol.400 − カウリスマキ監督のお仕事

16080401

ブルーレイでアキ・カウリスマキ監督の『愛しのタチアナ』というフィンランド映画を観ました。

昔一度観ているはずなのですが、細かいところはすっかり忘れていて、新作のように楽しむことができました。

映画が終わり、一息つきながらエンドクレジットを眺めていたら、次のような表記が。

16080402

アキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki)監督は ohjaus, leikkaus, tuotanto, käsikirjoitus という4つの項目で名前がクレジットされています。

気になったので、これらの単語の意味を調べてみました。

フィン
ohjaus direction 監督
leikkaus editing 編集
tuotanto production 製作
käsikirjoitus scenario 脚本

 

なるほど。カウリスマキ監督は監督・編集・製作・脚本の4役を兼ねているんですね。

脚本を兼ねる監督というのは多いと思いますが、編集まで兼ねる監督というのはあまりいないのではないでしょうか。本作でも随所に監督の細かいこだわりが発揮されているのでしょう。

それはそれとして、本作『愛しのタチアナ』はオフビートな恋愛映画の傑作。

物語はシンプルで、フィンランド人の男二人がレストランで偶然出会ったロシア人とエストニア人の女の子を車で港まで送っていくというそれだけのお話。

マッティ・ペロンパー演じる主人公の一人レイノは、もう一人の主人公ヴァルトと二人の時にはおしゃべりが止まらないのに、女の子が同乗するとすっかり無口に。

このあたりの描き方がいかにもカウリスマキという感じで、くすりと笑ってしまいます。

16080403

ある意味ではステレオタイプなのかもしれませんが、こういった映画のキャラクターたちが、自分の中のフィンランド人のイメージを作ってきたんだなということに改めて思い当たりました。久しぶりに他の作品も見返してみようと思います。

 

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espresso, expresso

8月も今日で3日目。毎日暑いので、アイスコーヒーばかり飲んでいます。

しかし、たまにコーヒー屋さんに行ったときに飲みたくなるのが酸味の利いたエスプレッソ。

そんなエスプレッソはイタリア語ですが、英語の辞書にも出ています。

espresso

A type of strong black coffee made by forcing steam through ground coffee beans

The spelling expresso is not used in the original Italian and is strictly incorrect, although it is common.

Oxford Dictionaries

この説明によると、英語圏では espresso の代わりに expresso という綴りも使われているとのこと。この場合は発音もエクスプレッソとなるようです。

英和辞書にも次のように出ていました。

espresso, (まれ)expresso

エスプレッソ(espresso coffee)(イタリア式のとても濃いコーヒー)

「ウィズダム英和辞典 第3版」

「まれ」というのは、使われるのがまれということなのか、正しい用法と認められるのがまれということなのか。おそらくは後者なのかなと推察します。

認めるか認めないかはさておき、英語圏の人は express からの連想でついつい expresso と言ってしまうのかもしれません。

いずれにしても expresso という表現からは「すぐに飲みたい!」という気持ちが伝わってくるような気がします。

 
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NG は何の略?

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「いやあ、その言い方はさすがに NG でしょ」なんて普段の会話にも出てくる NG という単語。

この NG というのはいったい何の略なのでしょう?

そう思って、手持ちの英語辞書を引いてみたものの、どこにも見当たりません。

もしやと思い、国語辞書を引いてみると、こちらにはしっかり出ていました。

エヌジー【NG】

〔no good=不良〕

  1. 〔映画で〕撮影の失敗で出来た、役に立たないフィルム。
  2. 〔放送などで〕失敗して、もう一度やり直すこと。やりそこない。「ーを出す」

「新明解国語辞典 第七版」

なるほど。NG というのは no good の略なんですね。

それにしても、なぜ国語辞書にはのっているのに、英語辞書にはのっていないのでしょう?

そう思って調べてみると、この NG は何と和製英語であることが判明。

英語のネイティブスピーカーが NG と聞いても、何のことかわからないのだそうです。それならば英語辞書にのっていないのも当然。

ただ面白いのは Wikipedia の NG の項には、NG というのはもともと GHQ が使用した用語であるという記述があります。もしそのとおりなら、NG というのは「アメリカ人が作った和製英語」という珍しいカテゴリーの単語ということになります。

今ではすっかり市民権を得た単語の意外な成り立ちを発見しました。

 
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