はじめてのポーランド語(6)
ポーランドの古都クラクフ(Kraków)にて。
Kraków はポーランド語でどのように発音するのだろう?と思い、文字と発音のルールを確認してみると、
[w]は語尾に来ると /f/ の音になる。
ということがわかりました。
よって Kraków の読み方は /krakuf/。日本語読みのクラクフに近いですね。
ワルシャワからクラクフまではインターシティと呼ばれる特急列車で約2時間半。列車はクラクフ中央駅に到着します。
駅前広場から見たクラクフ中央駅(Kraków Główny)
中央駅の隣に立つのはショッピングモールのガレリア・クラコフスカ(Galeria Krakowska)。
この建物を見ていて浮かんだ疑問。それは、
Galeria Krakowska の[-ska]というのはいったい何なのだろう?
ということ。
格変化? あるいは接尾辞?
しかしそんなことを調べ出してしまうと、観光の時間がなくなってしまうので泣く泣く断念。
ただその後も旧市街を歩いていると、あちこちの看板で Krakowie や Krakowski のような変化形を目撃。
何らかの語尾が付くと Kraków の[ó]の点は消えてしまうようです。
こんな風に文字を見ているだけでも楽しめてしまうというのは良いことなのか、悪いことなのか。結局クラクフでは建物を見るのと同じくらいの時間、看板を見て過ごしたような気がします。
まあ、おもしろければ良しということで。