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はじめてのポーランド語(6)

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ポーランドの古都クラクフ(Kraków)にて。

Kraków はポーランド語でどのように発音するのだろう?と思い、文字と発音のルールを確認してみると、

[ó]は /u/ の音になる。
[w]は語尾に来ると /f/ の音になる。

ということがわかりました。

よって Kraków の読み方は /krakuf/。日本語読みのクラクフに近いですね。

ワルシャワからクラクフまではインターシティと呼ばれる特急列車で約2時間半。列車はクラクフ中央駅に到着します。

駅前広場から見たクラクフ中央駅(Kraków Główny)

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中央駅の隣に立つのはショッピングモールのガレリア・クラコフスカ(Galeria Krakowska)。

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この建物を見ていて浮かんだ疑問。それは、

Galeria Krakowska の[-ska]というのはいったい何なのだろう?

ということ。

格変化? あるいは接尾辞?

しかしそんなことを調べ出してしまうと、観光の時間がなくなってしまうので泣く泣く断念。

ただその後も旧市街を歩いていると、あちこちの看板で Krakowie や Krakowski のような変化形を目撃。

何らかの語尾が付くと Kraków の[ó]の点は消えてしまうようです。

こんな風に文字を見ているだけでも楽しめてしまうというのは良いことなのか、悪いことなのか。結局クラクフでは建物を見るのと同じくらいの時間、看板を見て過ごしたような気がします。

まあ、おもしろければ良しということで。

はじめてのポーランド語(5)

photo credit: Strawberries via photopin (license)

photo credit: Strawberries via photopin (license)

初めての国に来たときの楽しみの一つは、スーパーマーケットに行くこと。

旅行中だと買うのは飲み物やお菓子くらいですが、知らない言語のパッケージを見ながら商品を選ぶのはちょっとした冒険のようでもあります。

なお今回の旅行中にスーパーで買ったものの中で、当たり!と思ったのはこちら。

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日本風に言えば飲むヨーグルト。

パッケージには jogurt の表記があります。英語は yogurt なので[j]と[y]が違うだけですね。

クラクフのカルフールで、400ml入りのパックが1.99złでした(=52円くらい)。

セールだったようですが、それでも安い!

全部で5種類の味があるのですが、今回飲んだのはさきほどの写真に写っている3種類。

パッケージのポーランド語・英語表記をそのまま書き写してみると、、、

ポーランド語 英語
truskawkowy strawberry
morelowy apricot
wiśniowy cherry

 

ポーランド語を見ると、どれも[-owy]という語尾で終わっています。

調べてみると[-owy]というのは名詞から形容詞を作るときの接尾辞なのだそう。

つまり名詞としての strawberry, apricot, cherry という単語は別にあるようです。調べてみると次のようになっていました。

ポーランド語 英語
形容詞 名詞
truskawkowy truskawka strawberry
morelowy morela apricot
wiśniowy wiśnia cherry

 

ちなみに全5種類のうち、今回飲めなかったのは次の2種類。

ポーランド語 英語
żurawina cranberry
czerwona pomarańcza red orange

 

偶然ながらこの2つは語尾に[-owy]が付いていません。もともと[-owy]という形はないのか、他の理由によってそうなっていないのか、詳細は不明。

いずれにせよ今回飲んだ3種類のヨーグルトは大変絶品でした。(一押しは truskawkowy)

それにしてもポーランドのヨーグルトはものすごく種類が多いので、選ぶのはかなり大変。全部試そうと思ったら、1か月くらいは滞在する必要があるかもしれません。

はじめてのポーランド語(4)

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今回は多くの海外旅行者を悩ませているであろう(?)炭酸水について。

海外のスーパーマーケットやコンビニで水のボトルを買って飲んだら炭酸入りだった!という経験のある人は多いのではないでしょうか。

どういうわけか、向こうの人は炭酸水が好きですよね。

炭酸水のやっかいなところは、何といっても表面上は普通の水と見分けがつかないということでしょう。

以前、ある国のスーパーでボトルの中の水をじーっと観察して「これは絶対に炭酸水のはずがないっ!」と確信して買ったのに、見事に炭酸水を引かされたこともありました。

水そのものをどんなに観察しても、肉眼で炭酸の有無を見極めるのは所詮不可能。やはりラベルの記述を解読するしかありません。

それではポーランドの水はどうなっているのでしょう?

スーパーの水のコーナーへ行ってみると、海外ブランドは少なめ。大半は国内ブランドのようです。

そんな訳でラベルのポーランド語をあきらめ半分に見ていたら、どのボトルにも必ず次のような表記があることに気が付きました。

gazowana
niegazowana

これはおそらく、、、

gazowana → 炭酸入り
niegazowana  → 炭酸なし

ではないでしょうか?

gazo は gas っぽいですし、nie は否定っぽいですよね。

ということで、一か八か niegazowana のボトルを購入。飲んでみたら正解でした!

ただフードコートなどで買うときには、ラベルを見て選ぶことができないので no gas と伝えた方が無難でしょう。気の利いた店員さんなら向こうから no gas? と聞いてくれることもあります。

冷えていればまだしも、ぬるい炭酸水はキツいなあと思うのですが、みなさんの意見はどうでしょうか?

はじめてのポーランド語(3)

ワルシャワで2泊したアパートメントをチェックアウトするときのこと。

(ホテルではないので)こちらの出発する時間に管理人さんが部屋まで鍵を受け取りに来てくれると言うではありませんか。

よい機会なのでポーランド語で「ありがとう」と言ってみよう!と思い、手持ちのガイドブックでポーランド語の「ありがとう」は何と言うのか調べてみました。

すると、

Dziękuję.

[e]に謎のしっぽが。。。

ガイドブックにはいちおう「ヂェンクゥイエン」というカタカナ表記が付いています。

「ヂェンクゥイエン、ヂェンクゥイエン、ヂェンクゥイエン」と何度も口に出してみたものの、何だかピンと来ないので、鍵を受け取りに来た管理人さんに How do you pronounce this? と聞いてみました。

大変親切な管理人さん。

Dziękuję!

Dziękuję!

Dziękuję!

と何度も発音を教えてくれました。

たしかにカタカナ表記をすれば「ヂェンクゥイエン」なのかもしれませんが、それだけだと伝わり切らないような気もします。

ポーランド語というのはカタカナ表記が難しい言語なのかもしれません。(本当はどの言語だって難しいのだと思いますが。)

*dziękuję の実際の発音が聞いてみたい方はこちらから。

ちなみに[e+しっぽ]の[ę]は「エン」に近い音なのだそう。それで dziękuję が「ヂェンクゥイエン」になるんですね。

せっかく管理人さんに何度も教えてもらったので、お礼を伝えるときには Thank you. ではなく、

Dziękuję.

と言ってみようと思います。通じなくてもめげずに!

はじめてのポーランド語(2)

きのうに続いて、ポーランド旅行中に見たり聞いたりしたポーランド語の話を書いていきます。

正直なところ、今回ポーランドへ来る前のポーランド語の知識はゼロでした。

「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」などの挨拶表現すらわかりません。

ただそれでも一つだけ知っている単語がありました。その単語というのは、

świat

「世界」を意味するポーランド語です。

去年の末にポーランドの詩人チェスワフ・ミウォシュの『世界 ポエマ・ナイヴネ』(原題=Świat poema naiwne)という詩集を読んでいたので、この単語だけは知っていました。

そしてなんと!

このたった一語の知識が今日のワルシャワ街歩きで役に立ちました。

本日の最初の目的地であるワルシャワ旧市街へ向かうのに「まずは大通りを東へ! 新世界通りに突き当たったら左へ曲がる!」というおおまかなルートのみ頭に入れて宿を出発。

大通りをどんどん進み、そろそろ新世界通りかな?と思ったところで、Nowy Świat という名前の通りに突き当たりました。

Świat は「世界」だし、Nowy はなんとなく「新」っぽい。

よってこれが「新世界通り」だろうと思って、左へ曲がったら幸いにも正解。

まさかたった一語の知識が役に立つとは思わなかったのでびっくりしたというお話でした。

 

おまけ

Nowy Świat の発音は「ノヴィ シヴィアット」という感じになるようです。

なお Ś の発音記号は /ɕ/ で、日本語の「し」と同じ音なのだそう。*し= /ɕi/

それならば日本人にとっては簡単な音ということになりますね。

 

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はじめてのポーランド語(1)

久しぶりの海外旅行。中央ヨーロッパのポーランドへやってきました。

旅行記は帰ってからまとめて更新するとして、まずはポーランド訪問前と訪問後のポーランド語の印象を思い付くままに書いてみたいと思います。

 

ポーランドへ来る前のポーランド語の印象

飾りの付いた文字が多い。

ポーランド語は多くのヨーロッパ言語と同じラテン文字を使います。ただ他の言語に比べて飾りの付いた文字(=ダイアクリティカルマーク)が多いという印象がありました。

実際にポーランド語のアルファベットを並べてみると、

A Ą B C Ć D E Ę F G H I J K L Ł M N Ń O Ó P R S Ś T U W Y Z Ź Ż
a ą b c ć d e ę f g h i j k l ł m n ń o ó p r s ś t u w y z ź ż

やはり飾りの付いた文字が多い!

ドイツ語のウムラウトやフィンランド語の点々は母音にしか付かないので、[Ł ł]や[Ś ś]のように子音に飾りが付くというのは新鮮な感じです。

 

ポーランドへ来た後のポーランド語の印象

文字を見ても発音がわからない。

例えば、ワルシャワ・ショパン空港から電車に乗って町の中心部へ向かい、降りた駅の名前は、

warszawa śródmieście

読めない。。。

まあ śródmieście の部分はさておき、ワルシャワを Warszawa と綴るのも今回初めて知りました。

英語の綴りは Warsaw なので二文字増えています。

英語 W a r s a w
ポーランド語 W a r s z a w a

 

Warsaw はカタカナ表記をすれば「ウォーソー」のような発音。

一方、Warszawa はアナウンスなどを聞いている限り「ヴァルシャヴァ」のような発音でしょうか。

w は /v/ の音になるということなのでしょう。

また5文字目の z は何のためにあるのだろう?というのも何だか気になるところ。

明日もポーランド語の世界を探検してきます。

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