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クリスピーポテトチップス

photo credit: magnusfranklin Market potatoes via photopin (license)

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近所のイトーヨーカドーでお菓子の棚を眺めていたら、カルビーの「ポテトチップス クリスプ」が置いてあったので、試しに買ってみました。

チップスターやプリングルズと同じ筒型の容器に入ったいわゆる成型ポテトチップスです。

味の印象はまあフツーにおいしいという感じ。

それはそれとして、ちょっと気になったのはパッケージに書かれた次の文章。

パリッと
心地よい食感で、
ポテトがおいしい
クリスピー
ポテトチップスです。

「クリスピーポテトチップスです」と言われて「なるほど!クリスピーなのですね!」とすぐに意味がわかる人はいったいどのくらいいるのでしょう?

ここはひとつ辞書を引いておきたいと思います。

crisp

(of food) (also crispy) pleasantly hard and dry

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

crisp(crispy)は「パリパリ、カリカリ」の食感を意味する英単語。基本的には褒め言葉として使われます。

クリスプなものと言えば、焼きたてのパン、ベーコン、クッキー、リンゴ、レタス。

パリッパリのパン、カリッカリのベーコン、さくさくのクッキー、しゃきしゃきのリンゴ・レタスをイメージしてもらえれば、クリスピーポテトチップスの魅力もより一層わかっていただけるのではないでしょうか。

 
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しとしと、ぱらぱら、ざあざあ

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日本語には「しとしと」「ぱらぱら」「ざあざあ」など、雨の降り方を表す様々なオノマトペがあります。

このようなニュアンスを英語で伝えたい!と思ったときには、いったいどのようにしたらよいのでしょう?

そんなときにできる方法の一つは rain 以外の動詞を使うこと。

いくつかの例を見てみましょう。

drizzle

when it is drizzling, it is raining lightly

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

drizzle は「しとしと降る」の意味。

日本語の「霧雨」に近い表現です。

 

sprinkle

if it sprinkles, it rains lightly

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

sprinkle は「ぱらぱら降る」の意味。

雨の降り始めに使える表現です。

 

pour

when rain pours down or when it’s pouring (with) rain, rain is falling heavily

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

pour は「ざあざあ降る」の意味。

日本語の「どしゃぶり」に近い表現です。

 

bucket down

(British English, informal) to rain heavily

「Oxford Advanced Learner’s Dictionary」

bucket down は「バケツをひっくり返したように降る」の意味。

日本語でも同じような表現をすることがありますが、起源は英語なのでしょうか?

 

以上、今回は「雨が降る」を意味する rain 以外の動詞をいくつか紹介してみました。

日本語ネイティブの私たちは、雨の降り方を表現するときに「rain+副詞」という発想をしてしまいがち。動詞を使い分けるというのは案外盲点になっているような気もします。

時にはこういった動詞を使って表現の幅を広げてみたいものですね。

 
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人生とは

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秋の夜長に人生について考える、

という訳で人生に関する格言をいくつか集めてみました。

Life is what happens while you are busy making other plans.

(人生とは何かの計画を一生懸命立てているときに偶然起こる別のこと。)

− John Lennon

どんなときでも偶然のしっぽを捕まえられるだけの心の余裕は持っていたいもの。

 

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.

(人生とはクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇である。)

− Charlie Chaplin

涙と笑いは表裏一体の関係。一つの出来事が物悲しく同時に滑稽なことってありますよね。

 

Life is but a joke.

(人生はほんのジョークにすぎない。)

− Bob Dylan「All Along the Watchtower」

ノーベル賞もほんのジョークにすぎない、、、ということで。

 

Life is something to do when you can’t get to sleep.

(人生とは眠れないときにする何かのこと。)

− Fran Lebowitz

大好きです、このセンス。今晩もベッドの上で人生にしばしのお別れを。

世界史の教科書の中の北欧

photo credit: Miguel Virkkunen Carvalho Winter Scene via photopin (license)

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今、枕元に置いてあるのが山川出版社の『詳説世界史B』の教科書。

これを毎晩少しずつ読み進めるのが、最近のちょっとした楽しみになっています。

それにしても「世界史」と言うからには、北欧の歴史なども少しくらい扱っているものなのでしょうか?

索引から調べてみると、「第11章 欧米における近代国民国家の発展」の中にこんな記術がありました。

北ヨーロッパ諸国の動向

スウェーデンは北方戦争に敗れてバルト海の制海権を失い、北ドイツの領土もプロイセンに奪われた。しかし19世紀初めには憲法が制定され、やがて責任内閣制が成立した。ノルウェーはウィーン会議の結果、スウェーデン領となったが、独自の憲法をもち、1905年に国民投票により平和的に独立した。デンマークは、1864年にシュレスヴィヒ・ホルシュタインを失ったが、以後、農業・牧畜を主とする国づくりにつとめた。これら北欧3国はいずれも立憲君主制で議会の力が強く、政治・経済が安定し、外交面では列強主導の国際政治に関与しない自主的な平和路線をとり、国内の改革に力をそそいだ。

『詳説世界史B』P.271

教科書全体で北欧が登場するのはたったのこれだけ。3分の1ページ。

しかも気付いた人は気付いたと思いますが、スウェーデン・ノルウェー・デンマークの名前はあるのに、フィンランドについては言及なし。

どこかにフィンランドの「フ」の字くらいはないのだろうかと探していると、さきほどのページの一番下、注釈の部分にこんな一行を発見!

フィンランドも長くスウェーデン領であったが、1809年にロシアに割譲された。

That’s all.

もちろん教科書というのはスペースが限定されているのでやむを得ない面はありますが、「たったこれだけかーい」と寂しい気持ちになってしまいました。

この教科書を読み終わったら、いずれ北欧の歴史に関する本なども読んでみたいですね。

とてもふしぎな三つの言葉

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沼野充義さんの『世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義』という本を読みました。

その中で紹介されていたポーランドの詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカ(Wisława Szymborska)の「とてもふしぎな三つの言葉」という詩がとても印象に残ったので紹介してみたいと思います。

TRZY SŁOWA NAJDZIWNIEJSZE

Kiedy wymawiam słowo Przyszłość,

Pierwsza sylaba odchodzi już do przeszłości.

Kiedy wymawiam słowo Cisza,

Niszczę ją.

Kiedy wymawiam słowo Nic,

Stwarzam coś, co nie mieści się w żadnym niebycie.

 

とてもふしぎな三つの言葉

「未来」と言おうとすると「み」はもう過去のものになっている

「静けさ」と言うと静けさをだいなしにしてしまう

「何もない」と 言うと何もない中に収まらない何かが生まれる

ポーランド語で「言葉」は słowo(スウォヴォ)。この詩の中に3回出てきます。

またタイトルになっている「三つの言葉」というのは przyszłość(future)、cisza(silence)、nic(nothing)の三つ。

この3語のアンサンブルが、独特の空気感を生み出しているように思います。

単なる言葉遊びではなく、その奥に深い含蓄があるように思うのですが、どのように感じられますか?

 

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へつぽつ

photo credit: Pai Shih Sailing on the Golden Lake via photopin (license)

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昔から乗り物酔いをしやすい体質なので、船に乗るときはいつもひやひや。

日本語には、あの左右に揺れるいやーな感じを表した次のような表現があるようです。

へつぽつ【丿乀】

船などが左右に揺れるさま。

大辞林 第三版

二文字合わせて漢数字の「八」のようにも見える「丿乀」はれっきとした漢字。

せっかくなので拡大して見てみましょう。

丿乀

よーく見ると「丿」と「乀」のバランスが微妙にずれているのがおもしろいところ。

「丿」の方が少しだけ急な角度になっています。また、

これはカタカナの「ノ」なのでは?

と言う人のために、カタカナの「ノ」と漢字の「丿」を比較してみましょう。

ノ丿

左がカタカナの「ノ」、右が漢字の「丿」です。

「紛らわしい!」と言いたい気持ちはわかりますが、考えてみるとカタカナに似た漢字というのは他にもたくさんあります。

例えば、工(こう)、力(ちから)、夕(ゆう)、卜(ぼく)、 二(に)、口(くち)などなど。

ですから、カタカナの「ノ」に似ている漢字があるからと言って、特に目くじらをたてる必要はないのです、たぶん。

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