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フィンランド語学習記 vol.733 − 話し言葉で数を数えてみる(序数編)

昨日に続いて話し言葉における数字の数え方について。

フィンランド語学習記 vol.732 − 話し言葉で数を数えてみる

今回は「○番目」を意味する序数を見ていきます。

 

1〜10

序数
書き言葉
序数
話し言葉
1 ensimmäinen eka
2 toinen toka
3 kolmas kolmas
4 neljäs neljäs
5 viides viies
6 kuudes kuues
7 seitsemäs seittemäs
8 kahdeksas kaheksas
9 yhdeksäs yheksäs
10 kymmenes kymmenes

 

前々から長いなあと思っていた ensimmäinen は話し言葉では eka。短すぎて逆に聞き逃してしまいそうです。

eka、toka はリズムがよくて覚えやすい感じ。他は、

viides → viies、kuudes → kuues、kahdeksas → kaheksas、yhdeksäs → yheksäs

のように[d]が落ちるというのが共通のルールになっているようです。

 

11〜50

序数
書き言葉
序数
話し言葉
11 yhdestoista yhestoist
12 kahdestoista kahestoist
13 kolmastoista kolmastoist
20 kahdeskymmenes kaheskymmenes
21 kahdeskymmenesyhdes kaheskymmeneseka
30 kolmaskymmenes kolmaskymmenes
40 neljäskymmenes neljäskymmenes
50 viideskymmenes viieskymmenes

 

[-toista]の[-a]が落ちるのは昨日扱った基数と同じ。

基数の[-kymmentä]は[-kyt]に変化していたのに、序数の[-kymmenes]は縮まらないというのは面白いところです。

 

まとめ

そんなに大きな音の変化が起こっているわけではありませんが、1(ensimmäinen → eka)、2(toinen → toka)だけは話し言葉特有の形をしっかり覚えておく必要がありそうです。

フィンランド語学習記 vol.732 − 話し言葉で数を数えてみる(基数編)

フィンランド語教室のテキスト『suomen mestari 3』にフィンランド語の話し言葉における数の数え方が出ていました。

一部ちょっと発音しづらい印象もあるフィンランド語の数字。話し言葉ではどのように変化するのでしょう?

 

1〜10

書き言葉 話し言葉
1 yksi yks
2 kaksi kaks
3 kolme kolme
4 neljä neljä
5 viisi viis
6 kuusi kuus
7 seitsemän seittemän
8 kahdeksan kaheksan
9 yhdeksän yheksän
10 kymmenen kymmenen

 

yksi → yks、kaksi → kaks

のように語尾の[i]が落ちたり、

seitsemän → seittemän

のように発音しやすくなったり、

kahdeksan → kaheksan、yhdeksän → yheksän

のように[d]が落ちたりしています。

 

11〜19

書き言葉 話し言葉
11 yksitoista ykstoist
12 kaksitoista kakstoist
13 kolmetoista kolmetoist
14 neljätoista neljätoist
15 viisitoista viistoist
16 kuusitoista kuustoist
17 seitsemäntoista seittemäntoist
18 kahdeksantoista kaheksantoist
19 yhdeksäntoista yheksäntoist

 

[-toista]は語尾の[-a]が落ちて[-toist]に変化。後続の単語がある場合にはこの方が滑らかに発音できる気がします。

 

20〜90

書き言葉 話し言葉
20 kaksikymmentä kakskyt
21 kaksikymmentäyksi kakskytyks
22 kaksikymmentäkaksi kakskytkaks
23 kaksikymmentäkolme kakskytkolme
24 kaksikymmentäneljä kakskytneljä
25 kaksikymmentäviisi kakskytviis
26 kaksikymmentäkuusi kakskytkuus
27 kaksikymmentäseitsemän kakskytseittemän
28 kaksikymmentäkahdeksan kakskytkaheksan
29 kaksikymmentäyhdeksän kakskytyheksän
30 kolmekymmentä kolkyt
31 kolmekymmentäyksi kolkytyks
40 neljäkymmentä nelkyt
50 viisikymmentä viiskyt
60 kuusikymmentä kuuskyt
70 seitsemänkymmentä seiskyt
80 kahdeksankymmentä kaheksankyt
90 yhdeksänkymmentä yheksänkyt

 

[-kymmentä]は[-kyt]に変化。

文字数削減率は50%以上。[-kyt]で通じるなら、すべて[-kyt]でもよいのではないかと思ったりします。

 

まとめ

今回はフィンランド語教室のテキスト『suomen mestari 3』より、フィンランド語の話し言葉における数の数え方を見てきました。

リスニングをしていて話し言葉の数字が出てくるときは、いつもびゅんびゅん進んでいく印象。例えば30(kolmekymmentä → kolkyt)なんて書き言葉と話し言葉では全く長さが違うわけですから、そのことを頭に入れておかないとついていけなくなってしまいます。

How do you spell マイク?

マイクは英語で microphone。

ということは「マイク」というのは和製英語なのでしょうか?

しかし調べてみると mic という英語も存在するようです。

mic

NOUN

informal

A microphone.

Oxford Dictionaries

mic は /mʌɪk/ と発音します。ただ mic という綴りからは、どうしても /mɪk/ という発音を連想してしまいます。

/mʌɪk/ と読ませたいなら mike と綴るべきなのでは?と思って調べてみると mike という形も存在することがわかりました。

mike

NOUN

informal

A microphone.

Oxford Dictionaries

つまりマイクには microphone という正式形に加えて mic と mike という省略形があるということ。

どれが一番しっくりくるかといえば、、、なかなか難しいところです。

QRコードのQRは何の略?

日常使っているアクロニム(頭字語)の中には、何の略なのか知らずに使っているものも数多くあります。

この前、仕事でQRコードを作成していたときに、QRというのは何の略なんだろう?という疑問が浮かびました。

すぐに調べずに q で始まる単語をいくつか思い浮かべてみたのですが、どれもしっくりきません。

question?

quiz?

。。。いやまさか。

辞書を引くと、この疑問はあっさり解決しました。

QR code

[quick response]

C(商標)QRコード(2次元バーコードの一種で, 携帯電話によるURL読み取りなどに用いられる)

「ウィズダム英和辞典 第4版」

これによるとQRというのは quick response の略。

カメラ付き携帯電話で「高速読み取り」ができるということなんですね。

言われてみれば納得ですが、自分で考えているときには全く思いつきませんでした。

それでも身の回りにあるアクロニムがどんな単語の略なのか想像してみるのはよい頭の体操になります。また別の例で正解に挑戦してみたいと思います。

フィンランド語学習記 vol.731 − loppu hyvin, kaikki hyvin

フィンランド語学習者のためのやさしいフィンランド語によるニュースサイト「Yle Uutiset selkosuomeksi」では政治・国際関連のニュースから、ちょっとほっこりするような日常のエピソードまでさまざまなトピックを扱っています。

今回は冬が終わり春を迎えつつあるフィンランドで起こったこんな珍事件が掲載されていました。

Heikot jäät

Monet järvet ovat vielä jäässä, mutta jää on jo heikkoa.

Kuopiossa sattui lauantaina epätavallinen onnettomuus. Koira putosi oman kodin rannassa jään läpi järveen. Koiran naisomistaja lähti pelastamaan koiraa ja putosi itse jäihin.

Seuraavaksi naisen mies lähti pelastamaan vaimoa. Myös mies putosi jäihin.

Mies sai kuitenkin koiran, vaimon ja lopuksi itsensä ylös järvestä. Loppu hyvin, kaikki hyvin.

薄い氷

多くの湖がまだ氷に覆われているが、氷はもう薄い。

クオピオで土曜日にめずらしい事故が起こった。犬が自宅の岸辺で氷が割れて湖に落ちた。犬の飼い主の女性は犬を助けようとして、自分が湖に落ちてしまった。

続いて女性の夫が妻を助けようとして、自分も湖に落ちてしまった。

しかし男性は犬と妻を助け、最後に自分も湖から脱出した。終わり良ければすべて良し。

Yle Uutiset selkosuomeksi | Yle Uutiset | yle.fi

フィン
heikko weak 弱い
sattua happen 起こる
epätavallinen unusual 普通でない
onnettomuus accident 不幸、事故
pudota drop 落ちる
läpi through 〜を通って
omistaja owner 持ち主
pelastaa save 助ける、救う
lopuksi finally ついに、最後に

 

loppu hyvin, kaikki hyvin

この記事を読んで、なぜか子どもの頃に読んだ絵本の「おおきなかぶ」を思い出しました。

もちろん一歩間違えれば重大事故だったのでしょうが、無事全員が助かったので、loppu hyvin, kaikki hyvin(終わり良ければすべて良し)ということになっています。

英語にも all’s well that ends well という表現があり、これはもともとシェークスピアの戯曲のタイトル。フィンランド語や日本語の表現もおそらくはここから派生したのでしょうか。

オーストラリアの新しい50セント硬貨

オーストラリアの新しい50セント硬貨に先住民族の14言語で「硬貨」を意味する単語があしらわれたとのニュースがありました。

Australia has issued a new 50 cent coin celebrating some of the country’s indigenous languages, many of which are at risk of extinction.

The new design incorporates 14 translations of the word “coin” from languages native to the Australian continent, developed in collaboration by the Royal Australian Mint and the Australian Institute of Aboriginal and Torres Strait Islander Studies (AIATSIS).

New Australian 50 cent coin features 14 indigenous languages – CNN Style

そのコインがこちら。

硬貨に刻まれている単語は次のとおり。

  • nambal
  • wumara
  • tjimari
  • ngkweltye
  • mulu
  • walang
  • barnda
  • bakir
  • awarnda
  • boya
  • dhinggarr
  • gudaru
  • wangarri
  • pirrki

この中でお気に入りを一つ選ぶとしたら下から4番目の dhinggarr。

何と発音するのか皆目見当がつきませんが、ディンガー(ガー強め)という感じでしょうか。

オーストラリア大陸には先住民族アボリジニの豊かな言語があり、その多くはイギリスによるオーストラリアの植民地化を契機として絶滅の危機にさらされています。

もちろん失われていく言語へのノスタルジーだけで時計の針を戻すことはできません。それでも今、私たちが目撃できるカラフルな言語の一端を2019年の硬貨に反映させるというのは素敵な試みだと思います。

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