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cook−cooker−cookest

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本日は cook−cooker−cookest の比較変化について。

 

cook

cook

■ verb

to prepare food by heating it, for example by boiling, baking or frying it

■ noun

a person who cooks food or whose job is cooking

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

英語の cook には「料理する」と「料理人」という二つの意味があります。

こんな単語は他にあるのかな?と考えてみたのですが、どうも思い付かず。

わかりやすいような、わかりにくいような不思議な単語ですね。

 

cooker

cooker

a large piece of equipment for cooking food, containing an oven and gas or electric rings on tops

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

「料理をする人」と英語で言いたいとき、つい cooker と言ってしまうことはありませんか?

英語の cooker は「調理器具」の意味なので要注意。

落ち着いて考えれば cook であることはわかるのですが、他の動詞からの類推で条件反射的に[-er]を付けてしまうことがあります。

例えば、ある女性をほめるとき、

She’s a good singer!(彼女は歌が上手いんだ!)
She’s a good teacher!(彼女は教えるのが上手いんだ!)
She’s a good cooker!(彼女はすばらしい調理器具なんだ!)

なんて言わないように気を付けましょう。

 

cookest

cookest

(archaic) second-person singular simple present form of cook

『Wiktionary』

「料理する」を意味する動詞 cook はその昔、こんな風に活用したのだとか。

Thou cookest curry.(汝はカレーを料理する。)

中英語(Middle English)の動詞は主に次のような活用語尾を付けて作ります。

単数 複数
一人称 -(e) -eþ
-en
二人称 -(e)st
三人称 -eþ

*þ は[th]の音

今では三人称単数にのみ痕跡をとどめる動詞の語形変化。昔はさまざまな形があったんですね。

 

ひとこと

本日は cook−cooker−cookest のニセ比較変化に沿った三題噺を書いてみました。

そんな変化ホントにあるの?と思って読まれた方がいたら、ごめんなさい。

貸し借りを表す lend/borrow/rent の使い分け

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「貸す」「借りる」という日本語を英語に直すとき、迷ってしまうことはありませんか?

おそらくその最大の要因は日本語の「貸す」「借りる」それぞれに対応する英単語が複数存在すること。

今回のエントリーでは、そのあたりの状況を改めて整理してみたいと思います。

 

貸す(lend vs rent)

貸す

あとで返してもらう約束で一時的に他人に金品や場所を渡したり、使わせたりする。

『広辞苑』

「貸す」を意味する一般的な単語は lend。

lend

to give sth to sb or allow them to use sth that belongs to you, which they have to return to you later

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

OALDと広辞苑の定義はよく似ていますね。

しかしあなたが不動産屋さんなら要注意。部屋を lend してしまうと、家賃を得ることはできません。家賃を得たい場合は rent を用いましょう。

rent

〜 sth(to sb)

to allow sb to use sth that you own such as a house or some land in exchange for regular payments.

I lent him a room.(私は彼に部屋を貸した。)
I rented him a room.(私は彼に部屋を貸した。)

日本語にすると、どちらも「貸した」になってしまいますが、お金をもらえるのは下の文。

lend の過去形 lent と rent の違いが[l/r]のみというのも混乱のモトですね。

 

借りる(borrow vs rent)

借りる

他人のものを、あとで返す約束で使う。借用する。

『広辞苑』

「借りる」を意味する一般的な単語は borrow。

borrow

to take and use sth that belongs to sb else, and return it to them at a later time

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

こちらもOALDと広辞苑の定義はよく似ています。

しかしあなたがDVDを借りたいとき、図書館で借りるなら borrow でよいのですが、レンタルショップで借りるなら rent を用いましょう。

rent

(especially AmE)to pay money to sb so that you can use sth for a short period of time

I borrowed a DVD from the library.(私は図書館でDVDを借りた。)
I rented a DVD from Blockbuster.(私はブロックバスターでDVDを借りた。)

日本語にすると、どちらも「借りた」になってしまいますが、お金を払うのは下の文。

さきほどの lend/rent に比べれば、覚えやすいのではないでしょうか。

 

あいまいな rent

こうして見ると rent というのは、日本語の感覚からするとやや不思議な単語。「賃貸しする」「賃借りする」という逆の意味を両方持っています。

そのため文章構造や文脈から意味を見極めなければなりません。

rent sb sth I rented him a room. 私は彼に部屋を貸した。
rent sth to sb I rented a room to him. 私は彼に部屋を貸した。
rent sth from sb I rented a room from him. 私は彼から部屋を借りた。

 
なお、お金を払って貸し借りするときには rent を用いますが、お金そのものを貸し借りするときには lend, borrow を用いるので要注意。

I lent him some money.(私か彼にいくらかお金を貸した。)
I borrowed some money from him.(私は彼からいくらかお金を借りた。)

 

まとめ

以上、今回は「貸す」「借りる」を表す lend/borrow/rent の意味をまとめてみました。

お金を払わず お金を払って お金そのものを
貸す lend rent lend
借りる borrow rent borrow

 
こうして表にしてみるとわかりやすいのですが、自分で使うときにはどうしてもこんがらがってしまいます。今度こそは!

フィンランド語学習記 vol.153 − 出格の使い方まとめ

photo credit: fusky via photopin cc

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今回はフィンランド語の格変化の一つ「出格」の使い方について、まとめてみたいと思います。

出格というのは、名詞や形容詞の語尾に[-sta/-stä]が付いた形。以下に使い方を見ていきましょう。

 

1)〜から

Liisa on Suomesta.(リーサはフィンランドから来ています。)
*Suomi(フィンランド)

フィンランド語の出格は「〜から」という意味を表します。

[単数主格]Suomi(フィンランド)
[単数出格]Suomesta(フィンランドから)

「出格」を「出発点を表す格」と解釈すれば、わかりやすいと思います。

 

2)〜について

Kaikki puhuvat Liisasta.(誰もがリーサについて話します。)
*kaikki(全て)、puhua(話す)

フィンランド語の出格は「〜について」という意味も表します。

[単数主格]Liisa(リーサ)
[単数出格]Liisasta(リーサについて)

「出格」という用語からはややイメージしづらい用法かもしれません。

リーサにまつわる話は、すべてリーサを出発点としているというイメージで捉えてはどうかと思います。

 

「〜から」と「〜について」

Hän on Suomesta.(彼はフィンランドから来ています。)
Me puhumme Suomesta.(私たちはフィンランドについて話します。)

同じ Suomesta でも、上の文は「フィンランドから」、下の文は「フィンランドについて」と訳し分けないとおかしなことになってしまいます。

またフィンランド語では、大文字の Suomi は「フィンランド」、小文字の suomi は「フィンランド語」を意味するので、次のような意味の違いも生じてきます。

Me puhumme Suomesta. 私たちはフィンランドについて話します。
× Me puhumme Suomea. 私たちはフィンランドを話します。
Me puhumme suomesta. 私たちはフィンランド語について話します。
Me puhumme suomea. 私たちはフィンランド語を話します。

 
二番目の文以外はすべてあり得る形。

フィンランド語について話す人は、フィンランドについて話す人よりずっと少ないとは思いますが、世の中には物好きな人(?)もいます。

ここはきちんと押さえておきましょう。

 

3)好きの目的語

Tykkään elokuvasta.(私は映画が好きです。)
Liisa pitää Japanista.(リーサは日本が好きです。)
*tykätä(〜が好き)、elokuva(映画)、pitää(〜が好き)

「好き」を意味する動詞 tykätä, pitää は目的語が「出格」の形になります。

「tykätä+出格」「pitää+出格」と覚えておきましょう。

なおこの他にも「出格」と組み合わせて使う動詞というのが、フィンランド語にはいくつかあるとのこと。それらは都度覚えていけばよいでしょう。

 

まとめ

最後に今回登場した格変化の意味をもう一度まとめておきます。

フィンランド フィンランド語
単数主格 〜は Suomi suomi
単数分格 〜を Suomea suomea
単数出格 〜から
〜について
好き+
Suomesta suomesta

 
こうしてみると、かなりさまざまな意味の文を作れるようになってきました。この先が楽しみです!

フィンランド語学習記 vol.152 − 進行形/部分目的語

Clover, South Carolina, USA --- Flashing Lights and Sign on School Bus --- Image by © Royalty-Free/Corbis

フィンランド語教室55週目のレポート。

この日は新しい内容をたくさん習いました。

その中の一つが進行形。

ただし進行形とは言っても、英語とはずいぶん作り方が異なります。例えば、こんな文。

Maija odottaa bussia.(マイヤはバスを待っています。)

ここでは動詞 odottaa は三人称単数の形そのまま。

単数 複数
一人称 odotan odotamme
二人称 odotat odotatte
三人称 odottaa odottavat

 
それではどこで進行形(〜している)の意味を表しているのかと言えば、目的語の部分。

[単数主格]bussi(バスは)
[単数対格]bussin(バスの全体を)
[単数分格]bussia(バスの一部分を)←進行形を表す

これまで分格というのは「全体」に対する「部分」を表しているという風に理解していたのですが、ここでは分格を用いることによって動作が進行中(未完了)であることを表すのだとか。

すなわち「バスを待つ」という行為の全体が完了していないので、全体を表す対格(bussin)ではなく、一部分を表す分格(bussia)を使うのだそうです。

何だか不思議な仕組み。

なお英語の場合は、まっさらな現在形を使うと「普段は〜する」という習慣の意味になります。

[進行形]Maija is waiting for the bus.(マイヤはバスを待っている。)
[現在形]Maija waits for the bus.(マイヤは[普段は]バスを待つ。)

下の文を使うとしたら「マイヤは普段はバスを待つんだけどね。。。今日は待たずに行っちゃったね。」というような場合でしょうか。(あまりないか)

フィンランド語ではこのあたりをどう表すのか、やや気になります。

例えば「犬というのは一般的に飼い主の帰りを待つものだ。」みたいな文を書くときも「飼い主」は分格でよいのでしょうか?

とはいえ「待つ」を使う文の大半は、今まさに待っているということだと思うので、とりあえずは「odottaa+分格」の形を覚えておきたいと思います。

「うるう年」は英語で何と言う?

photo credit: slack12 via photopin cc

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先日、職場で勤務シフトを作成していて、もしかして今年の2月は29日まであったかな?と思ったので、念のため確認したところ、28日まででした。

どうもうるう年の数え方があいまいなので、この機会に改めて調べてみました。

ルール1)4で割り切れる年はうるう年。

前のうるう年は2012年。次のうるう年は2016年。オリンピックイヤーということですね。

ルール2)ただし100で割り切れる年はうるう年ではない。

すなわち、2100年はうるう年ではありません。2月29日生まれの人は、4年に1度の誕生日を祝えません!

ルール3)400で割り切れる年はやっぱりうるう年。

シドニーオリンピックがあった2000年はうるう年でした。2400年もうるう年ですね。

以上がちょっと複雑なうるう年のルール。前置きが長くなりましたが、ここからが本題。

 

「うるう年」は英語で何と言う?

「うるう年」は英語で leap year。

leap は「跳ぶ、はねる」を意味する英単語。

なぜ leap がうるう年になるのでしょう?

これには諸説あるようですが、有力と言われているのはこちらの説。

The name “leap” year comes from the fact that while a fixed date in the Gregorian calendar normally advances one day of the week from one year to the next, in a leap year the day of the week will advance two days (from March onwards) due to the year’s extra day inserted at the end of February.

(”leap” year という名前は、グレゴリオ暦において、ある日付の曜日が翌年には一つ進むのに対して、うるう年には二つ進むという事実に由来する。)

Wikipedia「Leap year」より

例えば、ここ数年のクリスマスの曜日を見てみましょう。

LY 日付 曜日
2013/12/25 水曜
2014/12/25 木曜
2015/12/25 金曜
2016/12/25 日曜

 
クリスマスの曜日は「水→木→金」と毎年一つずつ進んでいきますが、うるう年の2016年には二つ進んで日曜になります。

土曜が跳ばされてしまったので leap year という訳なんですね。

なお、跳ばされてしまった土曜のクリスマスは2021年に戻ってきます。二度と出会えないということはないので安心を。

群れる

photo credit: wanderlasss via photopin cc

photo credit: wanderlasss via photopin cc

学校を意味する英単語 school には、もう一つ「魚の群れ」という意味もあります。

school

WHERE CHILDREN LEARN

a place where children go to be educated

OF FISH

a large number of fish or other sea animals, swimming together

a school of dolphins

『Oxford Advanced Learner’s Dictionary』

「イルカの群れ」は英語で school of dolphins なんですね。「めだかの学校」ならぬ「イルカの学校」ではありませんので要注意。

英語にはこの他にも「群れ」を表す単語がたくさんあります。

crowd 人の群れ
flock 羊・鳥の群れ
herd 獣の群れ
pack 猟犬・オオカミの群れ
pride ライオンの群れ
school 魚の群れ
swarm 虫の群れ

*『ウィズダム英和辞典』より

ずいぶん細かく分かれていますが、日本語にすると「群れ」としか言いようのないものばかり。試しに Google翻訳で「英→日」変換をすると、次のようになりました。

crowd 群衆
flock 群れ
herd 群れ
pack パック
pride プライド
school 学校
swarm 群れ

 
人を表す crowd は「群衆」となりました。たしかに群衆というのは人にしか使えない単語ですね。

pack, pride, school は他の意味が優先されて「群れ」になっていませんが、次のように入力したらきちんと変換されました。Google翻訳はすごい!

pack of wolves オオカミの群れ
pride of lions ライオンの群れ
school of fish 魚群

 
それにしても英語の「群れ」を表す単語はなぜこれほど多様なのでしょう??

あるいは日本語の助数詞(一人、一頭、一羽など)と同じような感覚なのかもしれませんが、理由はよくわからず。なかなか深遠な世界です。

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